アガト (ローマ教皇)とは? わかりやすく解説

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アガト (ローマ教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 16:58 UTC 版)

アガト
第79代 ローマ教皇
教皇就任 678年6月27日
教皇離任 681年1月10日
先代 ドヌス
次代 レオ2世
個人情報
出生 577年
死去 681年1月10日
東ローマ帝国ローマ
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アガト(Agatho、577年 - 681年1月10日)は、第79代ローマ教皇(在位:678年6月27日 - 681年1月10日)。

シチリア修道士から、教皇に選ばれる。東ローマ皇帝コンスタンティノス4世によって召集された第3コンスタンティノポリス公会議を支援し、キリスト単意論を攻撃。「単意」という用語を創始した第70代教皇ホノリウス1世を正式に異端宣告した。

これに先立ち、ミラノイングランドローマなどで教会会議を開催し、西方教会の強化を図り、3人の代表を派遣した。コンスタンティノス4世の東西教会一致政策を支持し、東西教会の信仰一致を主張し、公会議に書簡を送り、キリスト両性説を積極的に展開した。

また、イングランドにおけるローマ教会儀式の執行を強化した。681年1月10日、103歳の長寿をもって死去した。歴代のローマ教皇の中で最も長寿の人物と言われているが、現在ではこの記録の信憑性は低いとされている。

聖人に列せられており、祝日は1月10日




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