りゅうてい‐たねひこ〔リウテイ‐〕【柳亭種彦】
柳亭種彦(初代)
柳亭 種彦 (りゅうてい たねひこ)
1783〜1842 (天明3年〜天保13年) |
【戯作者】 浮世絵師国貞と組んだ『偐紫田舎源氏』が大人気に。 |
戯作者。旗本で本名は高屋彦四郎知久といった。浮世絵師歌川国貞と提携し、草双紙の一種合巻の第一人者となった。代表作の『偐紫田舎源氏』は、歌舞伎、浄瑠璃の当時人気の芝居を脚色し、演じる役者、舞台そのままの挿絵をつけたもの。舞台を見る機会の少ない家庭の婦女子の間で大評判となった。しかし、天保の改革で風俗をあやまつものとして版木没収となり、失意のうちに間もなく病死した。 |
年(和暦) |
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●1783年 (天明3年) | ■浅間山噴火 | 0才 |
●1789年 (寛政元年) | ■棄捐令 | 6才 |
●1790年 (寛政2年) | ■石川島に人足寄場を設置 | 7才 |
●1791年 (寛政3年) | ■江戸市中銭湯の男女混浴を禁止 | 8才 |
●1797年 (寛政9年) | ■湯島聖堂を昌平坂学問所と改称 | 14才 |
●1803年 (享和3年) | ■江戸開府200年 | 20才 |
●1806年 (文化3年) | ■芝の大火 | 23才 |
●1808年 (文化5年) | ■フェートン号事件 | 25才 |
●1825年 (文政8年) | ■異国船打払令 | 42才 |
●1828年 (文政11年) | ■シーボルト事件 | 45才 |
●1829年 (文政12年) | ■江戸大火 | 46才 |
●1830年 (天保元年) | ■伊勢御蔭参り大流行 | 47才 |
●1837年 (天保8年) | ■大塩平八郎の乱 | 54才 |
●1839年 (天保10年) | ■蛮社の獄 | 56才 |
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