つけ‐あわせ〔‐あはせ〕【付(け)合(わ)せ】
付け合せ、付け合わせ
付け合せ、付け合わせ
かな表記:つけあはせ
サ行下二段活用の動詞「付け合す」「付け合わす」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「付け合す」「付け合わす」の口語形としては、サ行下一段活用の動詞「付け合せる」「付け合わせる」が対応する。
付け合わせ
(つけあわせ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 03:18 UTC 版)


付け合わせ(つけあわせ、英語: garnish)は、料理や飲み物に対して飾りとして添える食材や物体のこと。日本では主に、料理の味を引き立たせるために添える食材を指す[1]。多くの場合、付け合わせは料理の味わいや彩りを良くするために加えられる[2]。付け合わせとして使用される食材はフランス語で付け合わせを意味する「ガルニ(garni、garniture - ガルニチュールの略[3])」と呼ばれた。
概要
付け合わせの多くは食べることを意図して添えられたものではないが、食べることを意図して添えられる付け合わせも存在する。パセリは伝統的な付け合わせの例である。パセリは葉の形状や茎が固いことを利用して、付け合わせとして利用されてきた。

付け合わせは料理や飲物の印象をよりよいものにする働きを持つ[4]。例として、パプリカをサーモンサラダに散らすことで料理の配色を良くすることができる。チャイブをジャガイモの周りに散らすことで色のコントラストを作ることが可能になるし、カクテル傘をカクテルの上部に飾る、マイタイにトロピカルフルーツを上部に飾ることでカクテルの見た目をより美しいものにすることができる。寿司にプラスチック製のバランやシソを添えることで色彩のコントラストを作ることが可能になる。時に、付け合わせや薬味は料理の外見を完成させるために使用されることがある。例として、フランス料理のアントレではソースをかけパセリの小房を上に付け合わせとして飾る。
また、特定の付け合わせなしでは料理が完成したとみなされないような特殊な料理も存在する。例としては、バナナスプリットサンデーの上にチェリーを飾る、バッファローウィングにセロリスティックを添えてブルーチーズドレッシングをかけるといったものがある。
この他、弁当において肉料理や揚げ物の下にスパゲッティを付け合わせとして敷くことがあり、上述のガルニチュールから「ガロニ」と呼ばれる。これは料理の熱が弁当の容器に伝わらないようにすることで、料理の変質やプラスチック容器の溶解を防ぐほか、料理の余分な油分やソースを吸い取ることでベタベタになるのを防ぎ、これらを吸ったスパゲッティ自体もおかずとして食べられるようにする、また持ち帰る際に料理を動かないよう安定させる役目を持つ[5][6]。
関連項目
脚注
- ^ “付け合わせ - 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説”. コトバンク. 2013年12月13日閲覧。
- ^ “Garnish”. Food Encyclopedia. Food Network. 2013年12月13日閲覧。
- ^ “ガルニ - デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2013年12月13日閲覧。
- ^ “How To Garnish The Easy Way!”. VegetableFruitCarving.com. 2013年12月13日閲覧。
- ^ 「ガロニ」とはどんなもの?作り方は?由来や種類、おすすめレシピをご紹介,macaroni,2024年2月27日
- ^ お弁当のハンバーグの下に入っている「ガロニ」とは? 美味しく食べるだけでなくて知識も身につけよう!,ガジェット通信 GetNews,2020年3月18日
外部リンク
つけあわせ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 06:01 UTC 版)
皿に盛るときにたいてい、多めの油で片面焼きした目玉焼き、クルプック(エビ味などの揚げせんべい)、生のキュウリとトマトが添えられる。また別の小皿もしくは同じ皿に、好みで味を調整するための少量のサンバルが用意される。ただし現地の露店(ワルンなど)の場合目玉焼きなどは付かず、これらが付いたものは「nasi goreng istimewa」や「nasi goreng special」(特別ナシゴレン)として区別されることが多い。逆にホテルのレストランなどでは、サテまで付いてくることがある。
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