その後の施設の動向とは? わかりやすく解説

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その後の施設の動向

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:56 UTC 版)

夕張リゾート」の記事における「その後の施設の動向」の解説

返上された市側には運営余力はなかったため三施設とも直ち閉鎖となった2009年4月1日から三施設について貸与譲渡希望する民間事業者募集が行われ、「夕張鹿鳴館」については同月末に小樽市廃棄物処理業者「テクノ」に無償譲渡されることが決まった同年6月から補修工事行い2011年5月27日宿泊施設レストランなど備えた新施設として再開業。2011年10月には国の登録有形文化財となった1983年開館した知られざる世界動物館」については、市が大分市高崎山世界鳥獣館「フォーナランド」(大分市営。1982年閉館)に展示されいたものや、市に寄贈した元の所蔵者が各地からい集たらしい哺乳類・鳥類両生類剥製多数あったが、その多く高額のものでも1体数千程度価値しかなかった(市は開館時にこれらを大分市などから総額9600万円購入した)。一方希少種のアジアゾウ・クロサイ・クロヒョウ・ベンガルトラ・ホッキョクグマなど「種の保存法」により一般へ売買譲渡禁止されており値段自体付かない動物剥製も約70体あったため、民間事業者との取引不可となっていた。市は対応に苦慮交流のある東京都相談していたが、学術研究機関として法令でそれら剥製譲渡認められている国立科学博物館夕張市側の苦境知り受け入れ申し出たため、剥製641体については同館に無償譲渡された。これらは同館の剥製標本コレクション一部となり、展示研究・教育用の資料として活用されている。2013年には特別展グレートジャーニー人類の旅」にてホッキョクグマワモンアザラシ剥製などが公開された。その後もたびたび展示されており、2019年特別展「大哺乳類展2-みんなの生き残り作戦」でもホッキョクグマ剥製など多数公開されている。「知られざる世界動物館」には夕張周辺生息しているものを中心とした昆虫標本多数あったが、これについては1万円超える値段付いたものもあり、ネットオークションかけられ売却された。「知られざる世界動物館」の建物夕張市武徳殿として建てられたものを改造したもので、炭鉱全盛時代建築物一つであったが、「知られざる世界動物館」閉館後廃墟同然の状態となり、屋根等の傷み激しかったことから、2013年6月解体された。 開館当初娯楽観光施設扱いであったSL館」については、閉館はなったものの鉄道遺産保存活動団体三菱大夕張鉄道保存会」の運営により、2009年以降数度わたって特別無料公開されるなどしており、廃墟化は免れている。保存されている夕張鉄道三菱大夕張鉄道蒸気機関車客車、その他鉄道関連史料について郷土史における学術的価値認められることから、2013年に「郷土文化施設」となり、観光施設から文化施設行政上の扱い変更夕張市石炭博物館付属施設として存続させる方向となった博物館扱いとなり国からの補助金得られる見通しとなり、市が改修し再開館する方針とされていたが、その後再開行われておらず一般公開三菱大夕張鉄道保存会毎年2月に行う「雪下ろしツアー参加者のみに限られる

※この「その後の施設の動向」の解説は、「夕張リゾート」の解説の一部です。
「その後の施設の動向」を含む「夕張リゾート」の記事については、「夕張リゾート」の概要を参照ください。

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