SL館
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石炭輸送や市民の足となり活躍した夕張鉄道14号機・客車ナハニフ151、三菱大夕張鉄道4号機の他、国鉄夕張線や北炭真谷地専用鉄道の関連資料も含め、保線車両、車両部品、駅備品、模型、映像などにより展示している。 2008年(平成20年)10月末に夕張リゾートにより指定管理が返上され、一部資料は石炭博物館への移設・展示が検討されているものの、保存車両の扱いは未定である(日本経済新聞北海道地方版・2008年11月11日付)。 2009年(平成21年)9月5・6日の両日、JR北海道の臨時列車「SL夕張応援号」運行に伴う歓迎行事の一環として同市内で鉄道遺産の保存活動を進める三菱大夕張鉄道保存会の管理により特別に無料公開された他、同会主催のバスツアー等で特別に公開されている。 2013年(平成25年)に「郷土文化施設」となって観光施設から文化施設に行政上の扱いが転換されたことに伴い、SL館も国の補助金も活用した改修を行って存続する方向とされたが、その後再開には至っておらず公開は主に毎年2月に行われる三菱大夕張鉄道保存会による「SL館雪おろしバスツアー」時のみに限られる。この他2018年には8月と9月に各1日ずつ、特別公開が実施された。 保存車両・展示品夕張鉄道14号機+客車ナハニフ151 三菱大夕張鉄道4号機 ギースル・エジェクタ(誘導通風装置) その他、軌道自転車・保線車両。駅備品、駅名標、開業案内・路線図、乗車券、鉄道模型等
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