その他の実業関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:17 UTC 版)
五代友厚(ごだい ともあつ) (五代才助 → 五代友厚) 演:ディーン・フジオカ 元薩摩藩士。通称は才助(さいすけ)。 薩英戦争で捕虜となるも釈放され、逃亡中に立ち寄った熊谷宿で栄一とすれ違う。長崎遊学の経験から世界情勢に通じており、イギリスに留学する。留学中にパリ万博の情報をいち早く得て、フランス人伯爵・モンブランに接近。薩摩藩としての万博参加を実現し、幕府の威信を落とす。 維新後は新政府入りするも下野して実業家に転じ、大阪経済の指導者となる。栄一からは当初、幕府の信用を失墜させた仇敵として苦々しく思われていたが、栄一が大阪造幣局へ出張した際に意気投合し、日本の魂を商業で作り変えるという志を共有する盟友となる。以降、実業界の先達として栄一に多くの示唆を与える。 栄一が岩崎弥太郎の三菱に対抗して共同運輸を設立した時には、三菱との競争激化が多大な損失を生んでいることを危惧。刺し違えても勝負をつけると主張する栄一にもっと大きな目で日本を見るよう厳しく言い放った。競争の最中だった明治18年(1885年)2月に弥太郎が亡くなり、弥太郎の弟・弥之助が三菱の社長となった後、再び共同と三菱を説得し、2年半の争いに終止符が打たれて合併が実現する。この時、彼の身体は病で死期が近くなっており、栄一に「商いで日本が変わるところをこの目で見たかった」「日本を頼む」と告げて別れ、その年の秋に死去。 大黒屋六兵衛(だいこくや ろくべえ) 演:隈部洋平 横浜の貿易商。 清水喜助(しみず きすけ) 演:潟山セイキ 清水屋2代目棟梁。 三井組ハウス(後の第一国立銀行)を竣工させる。 土居通夫(どい みちお) 演:石橋徹郎 大阪の実業家。渡米実業団の一員。 高梨孝子(たかなし たかこ) 演:土居志央梨 兼子の姪。渡米実業団の隨行員。 西野恵之助(にしの けいのすけ) 演:岸田研二 鉄道実業家。帝国劇場株式会社の専務取締役。 児玉謙次(こだま けんじ) 演:平川和宏 中華民国水災同情会副会長。横浜正金銀行の頭取。 金子堅太郎(かねこ けんたろう) 演:石田登星 日米協会会長。日米関係委員会常務委員。 添田寿一(そえだ じゅいち) / 藤山雷太(ふじやま らいた) 演:瓜生和成(添田) / 筑波竜一(藤山) 日米関係委員会常務委員。
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