『逆転サーカス』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:45 UTC 版)
「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事における「『逆転サーカス』」の解説
マキシミリアン・ギャラクティカ[マックス] 被告人。通称「マックス」で「マックス・ギャラクティカ」と呼ばれることもある。本名・山田 耕平(やまだ こうへい)。21歳。空中飛翔で名を馳せる世界的マジシャン。「ゴージャス」が口癖で、真宵や成歩堂などを「ハニィ」と呼ぶなど普段はキザな言動をとるが、実は小心者で田舎育ちらしく、ステージ前には牛乳を飲まないと落ち着かず、我を忘れると東北弁の訛りが出る。マジシャンを目指したのは「田舎の父ちゃんの借金を返したかった」ためである。ステージ衣装は「シルクハット」「マント」「白いバラ」の三点セットが特徴で、つけ睫毛を始めさまざまな化粧をした端正な顔立ちだが、動揺すると涙で化粧が流れるため黒い涙を流す。サーカス団「タチミサーカス」と独占契約を結んで人気を博しているが、何かと鼻につく言動が多いために団員たちとの折り合いは悪い。本名の「山田耕平」に関するネタは思い付きで入れたもの。人物ファイルには本名の記載なし。 ベン[ベン] 腹話術師。リロの相方。本名・木住 勉(きずみ べん)。31歳。長身で白のタキシードに大きな赤い蝶ネクタイが特徴。奇妙なほど口下手かつ臆病な人物で、リロがいないと会話すらままならない。実は腹話術が下手で口が動いている。名前およびコンビ名の由来は腹話術を意味する「ventriloquism(ベントリロキズム)」から。リロ[リロ] ベンの相方である人形であり、実際にはベンが腹話術で喋っている。ベンとは正反対の性格で、饒舌かつ情熱的だが少々ガラが悪い。自称「テノール歌手」で、しばしば即興の歌を披露するが歌詞は最悪。名前の由来はベンと同様。 ミリカ[ミリカ] タチミサーカスの猛獣使いで団長の娘。タチミサーカスのアイドル。本名・立見 里香(たちみ りか)。16歳。頭に王冠を乗せ、額を見せた金髪縦ロールに右手に猛獣使いのステッキを持ち、スパンコールが付いた赤いレオタードを着用しており、常に体がキラキラしているのが特徴。サーカスで生まれ育ったため、トミー曰く「サーカスで繰り広げられる夢の世界が彼女の現実」という大変な世間知らず。マックスの帽子をデザインしたのは彼女である。サーカス団員の中ではマックスを嫌っていない数少ない人物。 立見 七百人(たちみ なおと)[ダンチョー] 被害者。タチミサーカス団長。ミリカの父でアクロとバットの伯父。享年52。恰幅の良い体形に燕尾服を着用し、僅かに髪が残った禿頭に大きな髭が特徴。髪と髭は金色。他人のことを第一に考える優しい性格で苦労を共にしてきた古株のトミーを始め団員全員に慕われていた。名前の由来は、「立ち見が700人」という意味から。 トミー[トミー] 目撃者。ピエロ。本名・富田 松夫(とみた まつお)。46歳。タチミサーカス創設時からの団員で、立見団長とは親友だった。ジョーク(ダジャレ)を連発しては自分で大笑いしている剽軽者だが、実は真面目な苦労人で、ベテランであるにも拘らず観客の反応が薄いことを常に気にしており、自分より人気の高いマックスに嫉妬している。離婚した妻と、妻に引き取られたトモコという娘がいる。 アクロ[アクロ] アクロバット芸人。バットの兄で、団長の甥。本名・木下 大作(きのした だいさく)。26歳。落ち着いた物腰で、日焼けした肌に筋骨隆々な身体が特徴。半年前に起こった練習中の事故で脊椎を損傷し、下半身麻痺となった現在は車椅子でのリハビリ生活を送っている。名前の由来は、実在のサーカス団「木下大サーカス」から。 バット アクロバット芸人。アクロの弟で、団長の甥。本名・木下 一平(きのした いっぺい)。22歳。半年前に起こった練習中の事故が原因で意識不明の重体となり、病院で眠り続けている。名前の由来はアクロと同様。
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