ベン[ベン]とは? わかりやすく解説

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べん‐べん【便便】

読み方:べんべん

ト・タル[文]形動タリ

何もせずにいたずらに時を過ごすさま。「—と日を送る」

だらだらやたらに長いさま。

何時迄も、—と喋舌(しゃべ)っているのは」〈漱石道草

太って腹が出ているさま。太鼓腹であるさま。

安禄山風の腹—として」〈蘆花不如帰

弁舌すぐれているさま。〈文明本節用集


ベンベン

魚津弁(☆印は「ス」と発音する 意味
ベンベン

ベンベン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 06:01 UTC 版)

ベンベンとは、古代エジプトヘリオポリス(古代エジプト名「オン」。現在のカイロ周辺の街)にある丘のこと。

「ベン」は「何回も生む・生まれる」という意味であり、「ベンベン」は「何回も何回も」、つまり「永遠」を意味する。

概要

ベンベンとは古代エジプトのヘリオポリス創世神話において、原初の水「ヌン」から最初に顔を出した、そして神が最初に降り立った、原初の丘のこと。大地の基。世界の始まりの地。

ラーはその誕生の際にベンヌの姿をとり、原初の丘「ベンベン」の上にとまったとされる。このような信仰は既に第1王朝の頃には存在していたようである。

エジプト第12王朝のアメンエムハト3世のピラミッドのキャップストーン。カイロのエジプト考古学博物館所蔵。
話される言葉 : 彼が天空を渡るとき彼が地平線の支配者を見るために、上・下エジプト王、両国の支配者、ニーマートラーの視界を開け!彼が太陽神ラーの息子、アメンエムハトを神、永遠の支配者、沈まないものとして現れさせますように。
碑文の内容

太陽光線あるいは原初の丘「ベンベン」を模した四角錐の石造記念物を「ベンベン石」(Benben stone)と呼ぶ。

本来、ベンベン石の表面は鍍金されており、太陽の光に照らされると、あたかもそれ自身が光を発するかのように輝いたという。

ベンベン石はピラミッドオベリスクの原型とも言われている。

また、ベンベン石は「ピラミッド」や「オベリスク」の頂上に置かれた。ピラミッドの頂上を飾るキャップストーンは「ベンベネト」と呼ばれていた。

異説もあり、「巨大ピラミッドの建設を止めたファラオ達が、ピラミッドの代わりとして、太陽神殿英語版に置くようになったものだ」とも言われている。

ヘリオポリスのラー神殿において、ベンベン石は最も神聖なものとされ、神殿の中央もしくは正面に安置されていた。原初の丘「ベンベン」は「昇る朝日が最初に照らす場所にある」と考えられていたため、ベンベン石の安置場所も、神殿のそのような場所が選ばれたと想像されている。

ヘリオポリスにあるベンベンの丘は再生と復活をつかさどる精霊が宿るとされていた聖なる場所で、ベンベン石にも再生と復活をつかさどる精霊が宿るとされ、後に太陽神アトゥムラーアメンと同一視された。

参考文献

関連項目


ベン[ベン]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:45 UTC 版)

逆転裁判登場人物の一覧」の記事における「ベン[ベン]」の解説

腹話術師リロ相方本名木住 勉(きずみ べん)。31歳長身で白のタキシード大きな赤い蝶ネクタイ特徴奇妙なほど口下手かつ臆病な人物で、リロがいないと会話すらままならない。実は腹話術が下手で口が動いている。名前およびコンビ名の由来腹話術意味する「ventriloquism(ベントリロキズム)」から。

※この「ベン[ベン]」の解説は、「逆転裁判の登場人物の一覧」の解説の一部です。
「ベン[ベン]」を含む「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事については、「逆転裁判の登場人物の一覧」の概要を参照ください。

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