『ブラック・ジャック』から引き続きの登場人物
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「ブラック・ジャック21」の記事における「『ブラック・ジャック』から引き続きの登場人物」の解説
ブラック・ジャック(BJ)=間黒男(はざま くろお) 声 - 大塚明夫(幼少時代:百々麻子) 無免許の天才外科医。父親・影三との再会後、自宅を爆破され九死に一生を得て、自らの出生の秘密を解き明かすため、世界中を巡る。 かつて母親・みおと自分を捨てた影三を憎んでいたが、彼の死後、その裏に隠された真実を知って憎しみの念を捨てる。 ピノコ 声 - 水谷優子 BJの唯一の家族であり助手であり自称「おくたん」(奥さん)。 『21-3:悲しみのピノコ』ではBJの計らいで子供のいない佐伯医院の院長家に養子に出されたが、結局は再会し、不満を口にしながらもBJの旅に同行する。BJが初めて全満徳と対談している最中、マイクロフィルムに隠された組織の顧客名簿データを世界中の知り合いに送信する活躍を見せた。終盤のスカイホスピタル内にて、キャンサーハンターにより劇的な進化を遂げたフェニックス病に侵されてしまう。最終回ではBJが見た幻として8頭身の姿で現れ彼を励ます。 写楽(しゃらく) 声 - 佐藤ゆうこ ピノコの友人。本格的に登場したのは『21-2:BJ父親との再会』、『21-3:悲しみのピノコ』、『21-13:ピノコ、日本へ帰れ!』、最終回の4回のみだが、毎回本編の中に同じ姿の人物が紛れている。これは本編終了後の『写楽をさがせ』のコーナー(後述)でどこにいたかが分かるようになっている。元は『三つ目がとおる』の主人公。 和登(わと) 声 - 小野涼子 写楽の姉。 『21-2:BJ父親との再会』『21-3:悲しみのピノコ』と最終回に登場。同じく『三つ目がとおる』から出演。 マスター 声 - 富田耕生 喫茶店「Tom」のマスター。Tomを開く前はマジシャンをやっていて、電車でスリをしたことがあったが、不慮の事故で指を切り、ブラックジャックに指をつなげてもらった後はスリから足を洗い、喫茶店のマスターになった。 『21-2:BJ父親との再会』『21-3:悲しみのピノコ』と最終回に登場。 本間久美子(ほんま くみこ) 声 - 川瀬晶子 BJの恩師・本間丈太郎の娘。 『21-2:BJ父親との再会』『21-3:悲しみのピノコ』と最終回に登場。 ラルゴ 声 - 石井真 BJの飼い犬。近くにいる人間に迫っている危機を本能的に察知することが出来、『21-2:BJ父親との再会』でもその設定を思わせるような描写がなされていた。 友引警部(ともびきけいぶ) 声 - 内海賢二 警視庁の警部。『21-1:医師免許が返る日』と『21-3:悲しみのピノコ』に登場。『21-1〜』では獅子面病に侵された息子・賢太郎を治す代わりに無罪放免し、医師免許も取らせるとBJに約束したが、日本医師会がそれを許さず、その後無免許で逮捕されたBJを救おうとした。 また『21-3〜』では謎の組織に狙われるBJを守るため、マスターや久美子たちにBJが死んだなどと言い、スパイをごまかした。 ブラッククィーン=桑田このみ 声 - 松井菜桜子 優秀な女性外科医。当初は手足を切断するような手術も平然と冷淡な性格だったがBJとの出会いを機に考えを改めるようになる。『21-5:ロボットの腕』と『21-15:BJ父親の真実』に登場。 『21-5〜』では勉強のためにシュタイン総合病院を訪れ、BJらと再会、自分が受け持つ患者の手術を依頼した。『21-15〜』ではピノコが送ったメールを受け取った後、足を怪我したBJの手術を手伝った。 『21-5〜』ではBJに好意を持っていると思われる描写がされている(原作ではBJがこのみに思いを寄せていたと思われる描写がある)。『ホスピタル』の登場人物の辰巳の代役をつとめた。 手塚医師(てづかいし) BJの親友で、手塚病院の院長。『21-15:BJ父親の真実』に登場。 声での出演はなく、ピノコが九蛇の顧客リストをメールで世界中に送った際には西川、このみ、ビルらと共にメールを受け取っていた。 本間丈太郎(ほんま じょうたろう) 声 - 阪脩 BJの恩師で、「ノワール・プロジェクト」の一員だった医者。プロジェクトでは移植手術を担当していたが、BOPの実用化を巡り他のメンバーと対立し、プロジェクトを離脱していた。BJの手術の際は旧知のシュタインの勧めで様々な移植手術を行い、彼の命を救った。実は母親・みおに連れられたBJと事故以前に会っている。また生前、BJに宛てて「本間血腫」の詳細と警告を書いた手紙を残していた。 プロジェクトが開発した人工心臓が原因で発生した病気を「本間血腫」と名付け治療に挑んだが、結果的に患者を死なせてしまった。その事でマスコミや医師会から「患者を生体実験にかけた」と非難をされ、責任を取って一線を退いた。それから数十年後、BJと再会するも間もなく老衰で亡くなった。 最終回でBJが見た幻に現れ「医者はあくまで患者が治る手助けをするだけ」と語った。 鯨岡親子 声 - 辻親八、三木眞一郎 漁師の親子。『21-3:悲しみのピノコ』に登場。トリトンに助けられたBJを一時匿った。 トリトン BJの親友だったシャチ。『21-3:悲しみのピノコ』に登場。自宅を爆破され、海に沈んでいくBJを助けた。 犬持(けんもち) 声 - 中庸介 写楽と和登の父親。『21-13:ピノコ、日本へ帰れ!』に登場。
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