『うえきの法則』時点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 07:34 UTC 版)
火野国中学一年。13歳。両作品の主人公で十ツ星天界人。7月4日生まれのA型。 普段はボーっとしているが、要所では自己を顧みず正義を貫く。その理由は、幼い頃小林に助けられ、そのときから彼のような人間になりたいと思ったからである。彼の言う正義とは、ロベルトの「人間は弱虫で臆病だ」という言葉に対する反論の「人間は弱いかもしれない、でも他人の為に自分の中の弱さに打ち勝って強くなれる」である。その言葉通り危機に陥った他人に対しては(その瞬間戦っていた敵ですらも)自分の危険を顧みず助けてしまう。 途中で勉強の才を失ったにもかかわらずバトルのセンスには目を見張るものがある。然しその性格ゆえに、正義の為に才が失われることも厭わず能力を使い、よく才を減らしてしまう。他の能力者が何十、何百と才を持っている中、植木の才は当初から10前後という圧倒的に不利な状況であった(その為、ほかの能力者から弱くみられ、よく狙われた)。また、植木が先天的に持っていた才(例えば走りの才)を失ったとしても、努力でそれを補おうとしていて、それも一種の才かもしれない。 半ば強引に小林にバトルに参加させられたこともあり、植木は当初は戦いに消極的であったが、ロベルトとの戦いで自分を助けて地獄に落ちた小林の遺志を継ぐ為、また大勢の悪人が「空白の才」を狙っていることを知り、それを阻止する為に戦いに身を投じる。本人は空白の才で何をするかという明確な考えは持っていなかった。 後に明神太郎の勧誘によりロベルト十団に入団するが、目的はあくまで十団を内部から潰すことだった。その戦いの最中植木が天界人であったことが判明、テンコによってそれを気付かされた植木は強力な神器が使えるようになり、その能力で十団をほぼ一人で壊滅させた。その後ドグラマンションでのロベルトとの戦いの後、監獄に落とされた神候補を神にすることで助けられると知った植木は、「小林達を助ける」という目的を得て森達と共に三次選考に臨む。 天界力を神候補から与えられた分と本来持っている分持っているため、天界力の制御を李崩から教えられた後も全力で身体強化を行うと、体が巨大な天界力に耐えられずに意識を失ってしまうが、その難点を植木は体ではなく神器を強化することで補った。 天界人である植木はレベル2になるのが非常に難しかった為、バロウ戦において実父・パグの助力によって神器の天界力をテンコに移し変え、一時神器の全てを手放すことで木の能力を完全にコントロールすることに成功し、苦戦しながらもレベル2に覚醒した。四次選考の最終決戦で、アノンを倒す引き換えに全ての才を失い、消滅したかと思われたが偶然にもヒデヨシによって消滅を免れていた、その後は再びごく普通の学園生活を送っている。 最終回の最後の1コマで、空白の才に「再会の才」を書き込んだことが確認されている。 才を失う前は女にもモテ、天才で、スポーツ万能だった。また告白された時の返事に「好きな人がいる」と断っていたが本編では明かされず+の四コマにて森あいにそのことを聞かれ答えるが真偽は不明である。
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『うえきの法則+』時点
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『うえきの法則+』では、火野国中学三年。天界人であるが人間界で人間として暮らしている。2年経っても「自分のことより他人のこと」な性格は相変わらず。 2年の間に通販好きになったようで、胡散臭い通販グッズを使用、多数持っている。作中にも実際に出て来ている。 終盤ではメガサイトに一人残り、繁華界と三界を繋ぐため、100年間の時を過ごしたが、三界は繁華界の100倍のスピードで時が経ち、歳も取らず、空腹も無いため、人間界での一年後に森や佐野達と再会した。その時、外見は変わらなかった。本人曰く「ボーっとしてたら100年経ってた」。人間界に戻ってからは、高校へは行かず就職しようと考えている(理由は本人曰く、「だって俺もう115歳だし」)。
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