《出自》の正しい読み方
「出自」の正しい読み方
「出自」の正しい読み方は「しゅつじ」。「出自」の意味解説
「出自」とは、人が生まれたところ、出身地のこと。家柄や血統、系譜などを指す。また、個人が親を通じて祖先と系譜的な繋がりを持つ場合、個人を集団やカテゴリーに所属させる原則のことを出自という。なぜ「出自」と読むのか・理由
「出自」は音読みの言葉。「出」は「出る・出す」、「自」は「自ら」という意味があり、2つの漢字を合わせて「自分の出たところ、生まれたところ」といった意味合いになる。「出自」の類語・用例・例文
「出自」の類語は「出身」「生まれ」「素姓」などが挙げられる。「出自」の用例・例文は以下の通り。
・インターネットの発達によって、その土地の歴史や自分の出自も簡単に調べられるようになった
・父に影響されて関西弁を使っているが、私自身は生まれも育ちも東京の出自である
・兄と一緒に我が家の出自について調べたところ、時間が経つのも忘れるほど興味深かった
・彼女は天皇の生母としては、当時では異例の出自の低さだった
・シレジア語が方言であるか出自ある言語であるかについて論争されている
・彼の生没年、出自などの詳細は不明だ
・彼はその出自に比して異例の出世を遂げたこともあり、数々の逸話が残っている人物だ
・あらゆる異なる出自の農夫が改善を志し、その結果を残すために新しい農業手法を試し始めた
・その人がどのような政治観を持っているかは、宗教や国籍、文化といった出自から断定することはできない
・彼らは元は出自の良い紳士だったが、貧困に苦しんでいる
・彼の出自は謎であり、結局最後まで明らかにされなかった
・ニューメキシコ州民の約3分の1以上がヒスパニックの出自を申告しており、その多くは植民地時代の開拓者の子孫たちだ
・多くの部族は出自を辿っていくと古代アーリア人に行き着いた
・出自の異なる親をもつことは、子どもにとって良いことだと思う
・この街の市場や広場には、様々な出自、言語、スタイルを持つ人々が集まっている
「出自」の英語用例・例文
「出自」の英語は「descent」「origin」「birthplace」などが挙げられる。「出自」の英語の用例・例文は以下の通り。
・There are various theories about the origin of him, and that remains undetermined.(彼の出自については他にも諸説ありはっきりしない)
・His status by birth is unknown.(出自については不明である)
・Very little is know about his origin.(彼の出自について分かっていることはわずかである)
・His place of birth and father's name are unknow.(出自は不明で父親の名前も分からない)
・His status by birth and his career are barely known.(彼の出自や経歴については広く知られているとは言い難い)
・It is unknown where he was born, though one theory claims he was from Omi Province.(出自については不明であるが、近江の人と言われる)
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