SH-09D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/08 18:04 UTC 版)
歴史
- 2012年4月10日 - テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号001-P00064)
- 2012年4月19日 - 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号AD12-0094001)
- 2012年5月16日 - NTTドコモより発表。
- 2012年6月22日 - 事前予約開始。
- 2012年6月29日 - 発売開始[8]。
- 2012年8月1日 - 発売終了と同時に後述の騒動が発生。
- 2013年5月8日 - Android 4.1バージョンアップ対象機種に選定される[9]。
- 2013年7月29日 - Android 4.1へアップデート開始。
- 2013年8月6日 - OSアップデート後に正常に起動しない場合があるとしてアップデートを一時中断[10]。
- 2013年11月25日 - Android 4.1へアップデート再開。
生産終了騒動
2012年8月1日、ドコモのカタログや製品ページから製品情報が削除され、発売終了となった。現在はお客様サポートのページのみに掲載されている。わずか1ヶ月で発売を終了するという異例の事態となった。
原因はQualcommのチップの供給不足としており、そのために生産が追い付かなくなってしまったとみられる[11]。元々チップの供給体制が夏までに間に合わない事はシャープも含め各端末メーカーが認知していたため、AQUOS PHONE ZETAシリーズでは珍しくカラーバリエーションがWhite1色のみとされたが、それでも生産が追い付かなかった 8月1日の時点では「生産終了」とされていたが、ドコモの誤載である事が判明し翌2日には訂正された。
取り扱い上は発売終了だったが生産は継続されていたため、各店舗に細々と入荷していた。どの店舗でも店頭での実機の展示を取りやめ、モックだけがぽつんと置かれている状態だったが、機種そのものは優秀で人気だったため、常に品薄状態が続いた。
生産予定数より増産することなく、本機の生産は正式に終了した。
アップデート・不具合など
Android 4.0が対象のアップデート
- ブラウザを長時間利用すると、まれにブラウザが強制終了する不具合を修正する。
- 特定のアプリで使用中にまれに強制終了する不具合を修正する。
- 画面ロック解除後に、時計・インフォメーションウィジェットの時間がずれる不具合を修正する。
- 電話帳機能利用時にまれに携帯電話(本体)がフリーズする不具合を修正する。
- 充電器を接続しても、まれに充電が開始されない不具合を修正する。
- Wi-Fi接続状態でまれに携帯電話(本体)の時刻がずれる不具合を修正する。
- ブラウザでファイルをダウンロードする際にまれにダウンロードに失敗する不具合を修正する。
- YouTube視聴時にリプレイ再生が途中で止まってしまう不具合を修正する。
- 本機特有の主な変更点
- クイックツールボックスEXの追加。
- カメラUIの改善。モバイルライト・GPS・手ぶれ補正などの設定が容易に変更できるようになる。
- コンテンツマネージャーにおける絞り込み設定の拡張(画像サイズによる絞り込みの追加)。
- Office Suiteがプリインストールされ、パスワードのかかったファイルが閲覧できるようになる。
- アシスト機能の追加。ナビゲーションバーを上方向にフリックすると、Google検索またはしゃべってコンシェルを起動させることができるようになる。
- Android 4.1における共通の変更点
- Android OS全体で、表示速度とタッチ反応が向上。
- Google Nowへの対応。
- ステータスバーから次のアクションが可能に。
- ドコモ共通の変更点
- データ保管BOXへ対応。
- 不具合修正
- 特定の条件下で電波環境が良好であるにも関わらず、まれにアンテナ表示が正しく表示されない場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号が01.00.06から02.00.03になる。※アップデート中止に伴いビルド番号が2013年11月12日のアップデートで変更になる。
- OSバージョンアップ(Android 4.1)を正常に実施するための機能改善。
- ビルド番号が01.00.07になる。
- 2013年11月25日のアップデート(OSバージョンアップ)再開
※アップデート内容は2013年7月29日に公表した内容と同様[12][14]
- ビルド番号が01.00.07から02.00.03になる。
Android 4.1(OSバージョンアップ後)が対象のアップデート
- 正常に読取可能なmicroSDカードを挿入しても、通知バーに「microSDカードが予期せず取り外されました」と繰り返し表示される場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号が02.00.03から02.00.04になる。
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- ^ 対応プロファイル:HSP、HFP、OPP、A2DP、AVRCP、SPP、HID、PBAP、PAN、HDP
- ^ 主な特徴|Display docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D|製品ラインアップdocomo:SH SHOW
- ^ 主な特徴|Feel Meister スピーディーな操作性 docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D|製品ラインアップdocomo:SH SHOW
- ^ 主な特徴|Feel Creation カメラ&リンク docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D|製品ラインアップdocomo:SH SHOW
- ^ 受信時:75Mbps/送信時:25Mbps
- ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
- ^ 連続視聴時間:約440分
- ^ 報道発表資料 : 「docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D」を発売 | お知らせ | NTTドコモ
- ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM)4.1、Android(TM)4.2へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
- ^ ドコモからのお知らせ : 「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」のOSバージョンアップ一時中断のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ
- ^ ドコモの「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」が生産終了に?――真相を確認した ITmedia +D Mobile 2012年8月2日
- ^ a b c d e f g h AQUOS PHONE ZETA SH-09Dの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
- ^ メジャーアップデート|サポート情報|docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D|製品ラインアップdocomo:SH SHOW
- ^ メジャーアップデート|サポート情報|docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-09D|製品ラインアップdocomo:SH SHOW
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