魔王軍
魔王軍(ゲアブランデ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 20:40 UTC 版)
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」の記事における「魔王軍(ゲアブランデ)」の解説
ケオス=マキナ 声 - たかはし智秋 魔王軍四天王の一人。水着のように露出の高い衣装に身を包み漆黒の髪をした人間の女性に近い姿をしているが、本性はDクラスの魔王に匹敵するグレーターデーモン。封印解除を用いるたびにステータスが上がり、最終形態として器である肉体を破壊することで真の姿を解放する『魔神呪殺剣(デモニック・カースド)』を扱う。間延びした口調でしゃべるのが特徴。性格は残忍。 勇者の気配を察知した魔王の命を受けて最初の村で待ち伏せをするが、聖哉たちが一時撤退をした後はエドナの村を襲撃して村人たちを人質に取る。そして村人の救出に聖哉が駆けつけた際には予めグレーターデーモンとしての真の姿を開放する用意周到さを見せたが、逆にそのことまで予測して鍛錬をしていた聖哉の『鳳凰炎舞斬(フェニックス・ドライブ)』によって倒される。死体は細胞から復活されることを防ぐために消し炭まで完全に消滅させられた。 スキル・特技一覧 魔神呪殺剣(デモニック・カースド) 魔神滅殺拳(デモニック・デリート) マルス 声 - 徳本英一郎 アンデットの神父。聖哉の『爆殺紅蓮獄(マキシマム・インフェルノ)』で倒された。 デスマグラ 声 - うえだゆうじ 魔王軍四天王の一人。魔法杖を携え、皮膚が腐敗した小柄な痩せ細った老人のような姿をしている。マッシュとエルルがいる町にアンデッドの大群を差し向けたが、本人曰くアンデッドに限らず「モンスター全般の改造」を趣味としており、究極の火属性モンスター『ダークファイラス』を作り上げた。 アンデッドの大群を聖哉に全滅させられ、その報復としてマッシュを拉致して拷問。マッシュを処刑する様を聖哉たちに魔法の鏡から見せようとする悪趣味な性格を見せる。 だが自身が聖哉に送った魔法の鏡と、聖哉がリスタルテの髪の毛と剣を合成したプラチナソード、そしてスキル『次元裂光斬(ディメンション・ブレイド)』を放った聖哉に左腕を切り飛ばされる。その後アジトに乗り込んできた聖哉にダークファイラスを差し向けるものの、実践は不可能と慢心したためか聖哉の前で詳細な対処法を口にする。だが、あらゆる状況を想定して準備を行っていた聖哉にそのことごとくを実践されダークファイラスを倒された。デスマグラ自身はその状況に腰が抜けて動けなくなったが、聖哉にこれまでの鬱憤を晴らすが如く徹底的に殴られ拷問部屋ごと「大掃除」される羽目になった。ダークファイラス デスマグラが生み出した火属性のモンスター。防御力が10万を超えており、全武器攻撃も無効のうえ魔法も氷結魔法以外は効かない。 対処法は打撃スキルである『振動波』を打ち込み氷結魔法で属性を氷に変換させて物質化、この上でダークファイラスの防御力を上回る攻撃を行うこと。デスマグラは炎の魔法剣士である聖哉には実践不可能だと思い込んで絶望を煽るためすべての対処法を教えたが、剣がなくても戦えるよう打撃スキルを身に付けた聖哉から振動波を打ち込まれ、予め合成で作り上げた氷魔法付与の腕輪を装備された状態で殴られて凍り、『鳳凰貫通撃(フェニックス・スラスト)』で粉砕されて倒された。 スキル・特技一覧 完全黒死炎(デッドリーフレイム) 全武器攻撃無効化 魔法無効化(氷魔法は除く) ベル=ブブ 声 - 山本兼平 魔王軍急襲飛行部隊のリーダーである蝿の怪人。ゲアブランデに現れた勇者を誘き寄せるため、飛行部隊「フライ・アサルトフライ」を率いてオルガの砦を襲撃した。性格は非情で、配下の蝿に捕らえさせた兵士たちを空中から叩き落とし、『逆花火』と称して楽しんでいた。 四天王ではないため一見能力値は大したことがないが、機動力に特化した空中戦の達人。本来は回避不可能である『輝光弓(シャイニング・アロー)』ですら回避できるほどの俊敏さと動体視力を持つ。 単身で勝負を挑みに来たロザリーを人質にとり、地上からは弓の射程距離外になる雲海まで高度を上げて聖哉を空中戦に誘い込むも、最期は輝光弓を回避して油断したところで聖哉の『光鳥変化自動追撃(トランスフォーム・オートマティックガルーダ)』に撃ち抜かれて命を落とした。 スキル・特技一覧 強硫酸吐出(アシッド・スピット) 旋回傾倒回避(ローリング・ドッヂ) キルカプル 声 - 上別府仁資 魔王軍四天王の一人。魔王軍の参謀であるドワーフの召喚術師。普段はイザレの村で妻子共に道具屋を営んでおり、正体を知らないリスタルテからも人間を襲わず平穏に暮らす種族だと紹介されたが、本性は魔王のためなら如何な犠牲をも厭わない狂信的な性格。 聖哉がベル=ブブと交戦している間に別世界から『超硬神亀(アダマンタイマイ)』を召喚してイザレの村にある伝説の鎧を破壊。さらには自分の妻と息子を含めた村人全員の命を触媒に死神クロスド=タナトゥス召喚の儀式を行い、最期は自分自身がクロスド=タナトゥスの生け贄となるため自害した。 その様はリスタルテから「狂っている」と評されたが、本人も自覚しているのか「狂わなければ勝てない」「勇者を仕留めるよう魔王様に仰られて光栄だ」と狂気を見せた。 スキル・特技一覧 召喚魔術 クロスド=タナトゥス 四天王キルカプルが別世界から召喚した超概念の死神。伸縮自在な大きな鉄の十字架を装備している。 常軌を逸した能力値のためにステータスが文字化けしており解読不能。土属性の魔法で起こした地割れから雷を放つなど魔法の摂理を無視した攻撃を行い、攻撃を受けて切り刻まれるたびに分裂をして復活するなど生物の常識にも当てはまらない。さらには神界の神々の魔法すら完全に無効化している。 イザレの村から統一神界に逃げた聖哉を追跡するため、次元を突き破って統一神界に侵入。名だたる神界の神々の抵抗すらものともせずに聖哉達を追い詰めるものの、聖哉に誘導される形でヴァルキュレの描きかけの絵を破壊したため激怒したヴァルキュレと交戦状態となる。最初は破壊術式すら無効化していたが、神界特別措置法施行を受けたヴァルキュレの『天獄門(ヴァルハラ・ゲート)』までは回避できずに消滅した。 イライザ=カイゼル 声 - 土田大 魔王軍四天王の一人。反り曲がった角を持つヤギのような頭部に黒光りする発達した筋肉を持ち、六本の腕全てに剣と戦斧を装備している大きな体躯の悪魔。単純なステータスだけならゲアブランデの敵の中でも上位に位置する最強の四天王。性格は獰猛。 魔王軍陸戦精鋭部隊を率いてロズガルド帝国に攻め入り一番強い人間を倒すことで士気を砕くことを目論むが、戦帝ウォルクスの『聖道光剣(スタイル・セイントライト)』で全身を切り刻まれて瞬殺された。 スキル・特技一覧 六道魔導剣(モード・イーヴルシックス) ゼノスロード 声 - 藤原啓治 ゲアブランデの七割を掌握している魔王。一章の難度Sゲアブランデ攻略時には名前が明らかにされておらず、判明したのは三章の難度S+捻曲ゲアブランデから。 鎧をまとった人の姿をしており、変身すると悪鬼のような形相に屈強な六本腕の怪物となる。難度Sの異世界の魔王だけあり実力は本物であり、勇者召喚を感知して最初の村に四天王ケオス=マキナを送り込むなど用心深い。すべてのステータスが成長限界に達した聖哉をはるかに上回り、聖剣イグザシオン以外の攻撃では本来体を傷付けることすらできない。因果律を超えた回避不能な術式『天獄門(ヴァルハラ・ゲート)』にすら抵抗を行う。 勇者や神々の魂すら確実に消滅させる『連鎖魂破壊陣(エリア・チェインディストラクション)』を完成させて魔王城に張り巡らせており、戦帝ウォルクスを懐柔して『神殺しの剣(ゴッドイーター)』と『魔神の霊玉』を与えていた。 最終決戦では聖哉が発動したヴァルハラ・ゲートを受け、破壊術式の存在とイグザシオン以外で自分に通用する攻撃の存在に驚愕、扉を強引に抉じ開けながら脱出を目論むが、聖哉がヴァルハラ・ゲート内部の針から合成した『冥王断罪剣(ヴァルハラ・ブレード)』で全身を切り刻まれてヴァルハラ・ゲート内に押し込まれた。最期は肉と骨だけになりつつも『暗黒回帰点(ジャッジメント・ゼロ)』で世界もろとも道連れにしようとするが、『第弐天獄門(ヴァルハラゲート・アナザー)』で最初のゲートごと呑み込まれて完全に消滅した。 三章の難度S+捻曲ゲアブランデでは、イグザシオンを手にいれたマッシュに倒された。 スキル・特技一覧 反魔法領域(アンチ・マジックフィールド) 暗黒回帰点(ジャッジメント・ゼロ) ルシファ=クロウ ゲアブランデに存在した伝説級の悪魔。鋭い目と白い肌の美しい顔をしており体の大部分は鳥のような羽毛で覆われていて、細い下肢にも鉤爪かぎづめが付いている。見た目は鳥型の悪魔の女性だが、本性を現した際、耳まで裂けた口に針のような無数の歯、漆黒に染まった目、逆立つ髪などおぞましい悪魔の姿に変貌した。 パラドゥラに体を乗っ取られているとはいえ、デモンズ・ソードの兵士達を殺すように指示するなど割り切った面があるが、『全体索敵型魔法弓(ディアボロス・レイン)』で悪魔を傷付けずパラドゥラの分身だけを殲滅するなど、悪魔に対しては仲間意識を見せている。一方人間に対しては冷酷。 スキル・特技一覧 風雷掌打(パラライドス) 疾風絶矢(マスタウィンダロ) 肉眼では見ることが出来ない魔法の矢。ルシファ曰く、「不可視の魔法弓」。リスタがルシファの腕から空気の歪みが放たれるのをかろうじて見ることが出来る程。 全体索敵型魔法弓(ディアボロス・レイン) ルシファが空に魔法の矢を放つことで出現した魔法弓。無数の目が動いている、巨大な黒い球体をしている。 球体にある無数の目でスキャンを行い、その後爆発することで放たれる魔法の矢により狙う相手だけを貫く。また、矢は悪魔に耐性のある闇の力で生成されているため、悪魔を傷付けず体内に潜むパラドゥラのみを殲滅した。
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魔王軍(イクスフォリア)
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ブノゲオス オークの獣人の男性。『連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)』誘発する斧による『神裂戦斧(ゴッド・チョッパー)』などを扱う。性格は短気。 スキル・特技一覧 神裂戦斧(ゴッド・チョッパー) 吸引噛砕(バキューム・シュレッダ) 魔獣生態変異(ビースト・ハザード) グランドレオン ライオンの様な姿をした獣人の男性。『獣皇』の名を持つ魔王軍四天王の一人。 性格は凶悪で、カーミラが大事にしていた人形を目の前で引きちぎり、泣き崩れるカーミラを嘲笑った。またかなりの野心家で、精鋭を集めた獣皇隊を作っているのも、アルテマイオスを殺してこの世界の真の帝王になるためだとカーミラに推測されている。但し、アルテマイオスが死ねば彼によって生み出されたグランドレオンを含む全ての魔物も死んでしまうことまでは知らなかった。 攻撃力は100万を超えており、『連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)』を内包した『漆黒殺爪(ジェットブラック・ネイル)』や体を変形させるスキル『魔獣生態変異(ビースト・ハザード)』などを扱う。 スキル・特技一覧 漆黒殺爪(ジェットブラック・ネイル) 魔獣生態変異(ビースト・ハザード) 雷音疾走(ヴォルト) 雷音直空(ヴォルト・スカイアクセル) ギガント=オクセリオ 魔王軍四天王の一人。 全長50メートルの巨大なキリング・マシンでキリコの父。『機皇』の名を持つ魔王軍四天王の一人。 HPは300万を超えており、『連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)』を孕んでいる『魂魄破壊光線(CH・レーザー)』や自爆スキル『完全誘爆破壊(オール・ディストラクション)』を扱う。性格は無情。 スキル・特技一覧 魂魄破壊光線(CH・レーザー) 完全誘爆破壊(オール・ディストラクション) セレモニク 丈の長い汚れたドレスを着た、黒髪の双頭の女性。『怨皇』の名を持つ魔王軍四天王の一人。 元々は三つの頭部を持つ三姉妹だったが、二人の姉が三女を殺害したことで現在の姿になった。また、お互いが怨皇セレモニクであることを名乗っている。 殆どの能力値が66万6666で、MP6万6666、魔力6666と数値が6続きになっている。また姉妹の内一人が倒されると、その怨みの念によりさらに強化される。 グランドレオンとオクセリオが倒されたことを聞き、勇者である聖哉を殺害するためラドラル大陸に小舟で渡来、直ぐに瞬間移動能力で要塞に到着し、その後はゴーレムを破壊しながら瞬間移動能力で要塞内の地下迷宮を潜入、途中で聖哉が意識不明で倒れたことでリスタルテ達が慌てている間、徐々にリスタルテ達がいる司令室に接近するも、自分に何かあった時のために聖哉が用意した指示書の通りにリスタルテ達が起動させたトラップによりダメージを受け続けてしまい、遂には半ば狂乱した長女のモニカが次女のセレナを惨殺、その怨みの念により新しく手に入れた『次元間縮地(ディメンション・ステップ)』でリスタルテ達がいる司令室にたどり着いたかに見えたが、その場所は聖哉が用意したフェイクの司令室且つ地下迷宮最大のトラップ『怨念遮断部屋(プロクシー・ルーム)』であり、罠だと知って直ぐに逃げ出そうとした直後数々のトラップ攻撃により瀕死となり、最期はリスタルテに止めを刺された。 しかし、怨みの念と化した末妹のシャナクがリスタに『憎悪血妹(ブラッディ・シスタリア)』かけたことで、彼女の中に呪いとして存在、呪いそのものは一年前のイクスフォリアの魔王城にタイムスリップした聖哉の「リスタと同じ魂を持つティアナ姫が殺された後、魂が天に召される瞬間を呪い本体に感覚させ呪いを解く」という策により、リスタルテが死んだと錯覚・消滅するも、その後邪神の力でゴーストとして復活、リスタルテにもう一度呪いをかけようとしたが、セレモニクが復活した場合を考慮してリスタルテのベッドの下に隠れていた聖哉に阻まれ、さらに邪神の力でセレモニク本体がゴースト化したのが仇になり、最期は『六芒星破邪の秘儀(セイクリッド・ヘキサグラム)』を受け消滅した。モニカ 黒髪を綺麗に結ってある頭部で、三姉妹の長女。 落ち着いた感じではあるが、妹であるセレナやシャナクを躊躇わず殺害し、そのことを気に止めすらしない程の冷酷さを持つ。 セレナ ぞろりと長い乱れた黒髪の頭部で、三姉妹の次女。 短期かつ残忍な性格で、モニカ同様シャナクを殺害したことを気に止めていない。 地下迷宮に侵入するも、そこに仕掛けられた数々のトラップに苦しみ続けられた挙げ句、最期は狂乱したモニカに新しい力を手に入れるべく惨殺された。 シャナク 目鼻が潰れた血塗れの女で三姉妹の三女。 モニカとセレナに新しい力を手に入れるべく惨殺されたがその怨みの念は残っており、モニカが倒された後、リスタルテに『憎悪血妹(ブラッディ・シスタリア)』を掛けた。 スキル・特技一覧 呪縛掌(グラッジ・ハンド) 無音縮地(ステルス・ステップ) 瞬間移動の魔法。視界に映った場所を瞬時に移動出来る。あくまで視界に映った場所なので、視界に映らない場所には移動出来ない。次元間縮地(ディメンション・ステップ) 『無音縮地』の上位版。空間から空間へ移動出来る。数々のトラップに苦しみ続けられ、狂乱したモニカがセレナを殺害、その怨みの念により発現した。 憎悪血妹(ブラッディ・シスタリア) シャナクがリスタルテにかけた呪い。イシスターの見解によると、連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)と同様の効果を持ち、解除するには呪いをも上回る圧倒的な光の力で解除するか、呪い本体に対象者の魂が天に召されるまたは砕け散るのを感覚させるしかない。 シルシュト 『死皇』の名を持つ魔王軍四天王の一人。当初は髑髏の形をした黒い雲のような姿の霊体だったが、後に実体を持つミイラ男の姿になった。 自動再生能力の『永続的腐肉(ファーメント・アフターロトン)』、今まで倒された魔物をアンデッドとして復活・強化する『遺骸円環之夜(セメタリー・ナイトアゲイン)』等、『死皇』の名にふさわしい能力を持つ。また、仮に倒されても呪縛の玉で設定した『遺骸円環之夜(セメタリー・ナイトアゲイン)』で復活し、その際最終形態として、角の生えた漆黒のスケルトンの姿をした半霊半物質で形成された霊と腐肉の融合体になる。 性格は冷酷で、邪神が生み出した虚構のフルワアナの町の住人の死を愉悦げに語る一方、魔王アルテマイオスに対する忠誠心は高く、アルテマイオスの存在があるからこそ自分達の命があると自覚し、それを知らずに反旗を翻そうとしたグランドレオンを侮蔑している。 邪神により生み出された虚構のフルワアナの町で『聖哉達が、この町の存在を魂より認めれば、聖哉達は呑み込まれて露と消える』と狙っていたが、肝心の聖哉がフルワアナの町が幻である可能性を考慮し、その存在を認めなかったことで失敗、フルワアナの町をその住人もろとも用済みとして消し去った後聖哉と対峙、聖哉のゴーストバスターによる攻撃を受け、格好の的になる雲の姿の霊体から、ミイラ男の姿の実体に変わった後、『死包縛布(デッドリー・バンデージ)』で絡めとろうとするも『自然発火防御(セルフ・バーニング)』で防御した聖哉には届かず、しばらく攻防が続く中、『遺骸円環之夜(セメタリー・ナイトアゲイン)』で聖哉に倒された魔物をアンデッドとして復活させて勝負を決めようとしたが、聖哉が向こう見ずになっていた時に倒した獣人4体のみしか復活せず、それ以外の全ての魔物は跡形もなく死体を粉砕されていたため失敗、狼狽しながらも自身の再生能力で持久戦を狙ったが、霊力を320%まで高めた後自身の得意技を全て狂戦士化と組み合わせた聖哉の最大火力剣技を受け、再生が間に合わず両手両足の無い黒焦げた胴体の状態から『爆殺紅蓮獄(マキシマム・インフェルノ)』を受け爆散、その後予め呪縛の玉で設定した『遺骸円環之夜(セメタリー・ナイトアゲイン)』により、霊と腐肉の融合体を持つ無敗の体躯として復活したが、シルシュトとの戦闘が何もなく終わるとは考えなかった聖哉の霊力を溜めに溜めた『限界突破型・幽滅霊剣(ゴーストバスター・オーバードライブ)』を受け、辺り一面の土壌も含めて、塵へと化した。 スキル・特技一覧 死包縛布(デッドリー・バンデージ) 腕に巻かれた包帯を切り離し、相手に向けて放つ技。包帯に触れた相手は、魂さえも絡め取られる。 遺骸円環之夜(セメタリー・ナイトアゲイン) イクスフォリアで死んだ魔物をアンデッドとして復活させる能力。シルシュトによれば、小指の先ほどの肉片さえ残っていれば、それを媒介として復活出来る。さらにアンデッドとしての再生能力に加えて素早さ以外の能力値を大幅に向上する。 永続的腐肉(ファーメント・アフターロトン) 自動再生能力。相手の攻撃速度を上回る程の再生速度を持つ。 アルテマイオス 声 - 青山穣 イクスフォリアを支配する魔王。一年前は裂けた口、手足合わせて八本の醜悪で巨大な怪物の姿をしていたが、現在は皮膚の色が薄い緑で人間に近い姿の杖を持った痩身の男性。 自身が持つ複数個の命を邪神に捧げる事で、形態変化する邪法を持つ。 かつては難度Bのイクスフォリアに君臨する魔王で、一度は聖哉達勇者パーティーに敗れたが、命を2つ持っていたためパーティーの一人であるコルトと女神のアリアドアを吸収し復活、残った聖哉とティアナを殺害して邪神の加護を得た後、瞬く間にイクスフォリアを支配、四天王を生み出し各地に一体ずつ配置した。 魔王城にて、自分の新しい力を試すための実験台として自らの部下である魔物達を全て殺害し、その後乗り込んできた聖哉と再び対峙、邪法で自分の命を捧げながら形態変化を繰り返しながらも聖哉に次々と攻略され、遂には神と化するも、武器が失う可能性を考慮した聖哉が、予め用意した合成キットで作り出した『ホーリーパワー・ドレインソード改(別名、リスタ・スーパーババアソード)』による攻撃でダメージを受け、さらに残りの命を捧げることで時空を操る技を発動しようとしたが、アルテマイオスが無敵になろうとした際得られるであろう能力に対し、あらゆる対策を練っていた聖哉が、クロノアとの修行で身に付けることが出来た『時空間操作無効領域(アンチ・クロックフィールド)』を、最初アルテマイオスがいる部屋に乗り込んだ際に展開したことで発動そのものが阻止されてしまい狼狽、逃亡を図るも聖哉の『原子分裂斬(アトミック・スプリットスラッシュ)ディメンション・ステップ』を受けたことで本来の姿に戻ってしまった。聖哉に止めを刺されそうになった際、最後の切り札としてリスタルテがティアナ姫の転生した女神であることをばらした後、キリング・マシンであるキリコは自分が生み出した故自分が死ねばキリコも消滅すること、そしてキリコに宿っている魂がかつてティアナ姫が身ごもっていた赤ん坊の魂であることを明かし、聖哉の攻撃を止めさせようとしたが、既に聖哉がキリコの正体を知っていたこと、キリコを助けるためあらゆる方法を探ったが全て駄目だったこと、それでも勇者としてアルテマイオスを倒しイクスフォリアを救うと決意したために通用せず、悪あがきとして聖哉に襲いかかるも『鳳凰炎舞斬(フェニックス・ドライブ)』により腕を全て切り落とされて最早何も出来ず、自身の最後の命が邪神に流れていくのを感じ、自分自身も邪神の生け贄にすぎなかったことに笑いながら、聖哉に止めを刺された。 スキル・特技一覧 邪法 自らの命を邪神に捧げる事で、形態変化し強化する能力。捧げた命の数によって、形態変化も異なる。アルテマイオスが形態変化した姿は以下の通り。邪法の始(ステージ・ワン)『魔法攻撃限定領域(フォームド・マジシャン)』 命を一つ捧げることで変化した、皮膚が薄い緑色をしている痩身の男性に似た人型の姿。 魔法以外の攻撃が効かず、複数の魔法を同時に操ることが出来、さらに連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)を孕んだ魔法も使用出来る。使用技 疾走する闇の旋風(ダーク・ウインド) 迸る闇の雷動(ダーク・ライトニング) 降り来る闇の氷柱(ダーク・アイシクル) 邪法の更(ステージ・ツー)『物理攻撃限定領域(フォームド・ファイター)』 命を二つ捧げることで変化した、鎧をまとったサイクロプスのような筋骨隆々とした巨躯の姿。 打撃に特化した形態で、体術による攻撃以外の魔法による攻撃が効かず、連鎖魂破壊(チェイン・ディストラクション)を内包した打撃技を使用するほか、さらに腕を2本出現させることが出来る。使用技 魂壊す闇の拳(ダーク・アソールト) 邪法の変(ステージ・スリー)『霊的攻撃限定領域(フォームド・ゴースト)』 命を三つ捧げることで変化した、角の生えた漆黒のスケルトンの姿。 霊的攻撃以外の攻撃が効かない。 邪法の練(ステージ・フォー)『装備武器無効化領域(フォームド・カース)』 『霊的攻撃限定領域(フォームド・ゴースト)』状態のアルテマイオスが、更に命を四つ捧げることで変化した、角の生えた漆黒のスケルトンの胸骨にもう一つの角のある頭蓋骨が入っている姿。 相手の持つ武器を全て滅ぼし、両腕を勇者を壊す『魂穿つ闇の刃(ボーン・グレイヴ)』に変化出来る。武器の材料となる素材までは滅ぼせない。使用技 魂穿つ闇の刃(ボーン・グレイヴ) 邪法の極(ステージ・ファイブ)『絶対者領域(フォームド・インフィニティ)』 命を五つ捧げることで変化した、背に白鳥のような翼がある姿。邪神の力により、魔王としてのアルテマイオスの存在自体が歪んでおり、神々しいオーラを放ち神気を纏うなど、本当の神になった。 闇属性の武器による攻撃しか効かず、相手が神である場合は自分の神気を相手の神気と同化させ、吸収することが出来る。 邪法の終(ステージ・シックス)『時空超越領域(フォームド・タイムリーパー)』 『絶対者領域(フォームド・インフィニティ)』状態のアルテマイオスが、更に命を六つ捧げることで一度限り発動出来る、時空を操る技。 僅かながら時間を止めることが出来るという、神の究極奥義と呼ぶべき技だが、聖哉が予め展開した『時空間操作無効領域(アンチ・クロックフィールド)』により、発動そのものが封じられた。
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