形相

デジタル大辞泉

ぎょう‐そう〔ギヤウサウ〕【形相】

読み方：ぎょうそう

顔つき。顔かたち。特に、怒りや嫉妬など激しい感情の現れた顔つき。「—が変わる」「憤怒(ふんぬ)の—」→形相(けいそう)

けい‐そう〔‐サウ〕【形相】

読み方：けいそう

１ 外から見た姿や形。ぎょうそう。

２ 《(ギリシャ)eidos》アリストテレス哲学では、事物の可能態としての質料(しつりょう)を限定して現実的なものたらしめる本質的な原理。エイドス。⇔質料。

難読語辞典

形相

読み方：ギョウソウ（ｇｙｏｕｓｏｕ）

顔かたち

形相

読み方：ケイソウ（ｋｅｉｓｏｕ）

物のかたち

近代文学作品名辞典

形相

読み方：ギョウソウ（ｇｙｏｕｓｏｕ）

作者 鮎川信夫

初出 昭和15年

ジャンル 詩

ウィキペディア

形相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/12 16:52 UTC 版)

形相（けいそう、英語: form、古代ギリシア語: εἶδος、エイドス）とは、哲学用語で質料に対置して使われる用語。日本語としては、「ぎょうそう」とも読めるが、哲学用語として使う時には「けいそう」と読む。

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「形相」の例文・使い方・用例・文例

• ものすごい形相
• 彼の顔はとても恐ろしい形相でした。
• 悪魔のような形相.
• 怒りで男の顔は鬼のような形相だった.
• つかみかからんばかりの険悪な形相で僕をにらんだ.
• 形相因という,事物が生じる時の原因
• 阿遮一睨という,不動明王の形相
• 釈迦如来の頂上の形相の功徳をあらわした仏
• 事物に形を与える形相という原理