加速研究会とは? わかりやすく解説

加速研究会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:36 UTC 版)

アクセル・ワールドの登場人物」の記事における「加速研究会」の解説

アルゴン・アレイArgon Array) 《四眼の分析者(クアッドアイズ・アナリスト)》と呼ばれる関西弁女性バーストリンカーレベル8。 アバターは薄い紫色装甲に身を包む彩度の低い中距離型。本来の眼以外に頭部二つレンズがあり、そこから光線を出すことができる。他者ステータスを見るアビリティ透過光線(トランセンド・レイ)》を持っており、クロウの《災禍の鎧》浄化成功かどうか確認した頭部レンズ四つ全てレーザー攻撃発振器でもあり、遠隔火力型として実戦においても並外れた実力見せる。その威力サーベラスタングステン装甲すらも穿つほどである。必殺技レンズ発光させる眩惑攻撃《ラズル・ダズル》。心意技に全身小型レンズ生成し威力レーザー無数に発射する死角のない完全無欠攻撃《無限配列(インフィニット・アレイ)》を持つほか、使用まで1時間要するが高威力かつ極太レーザー砲使用する第二段階上の技も有する。 王たちから一目置かれる古参だが《親》は不明レギオン所属経歴無し対戦記録少ないと得体が知れない人物で、黒雪姫楓子も昔から警戒していた。実は加速研究会の中枢メンバー一人で《災禍の鎧》の誕生立ち会っており、彼女が口にした《心傷殻》という単語が《災禍の鎧》に宿っていた記憶見たハルユキが気付きっかけになった飄々とした喋り口調で王を前にしても態度変えることはないがサーベラスを「道具扱いし、自分言葉逆らった彼を容赦なく攻撃するなど冷徹かつ残忍な一面を持つ。杉並バトルロイヤルモード対戦していたクロウサーベラス前に突如として現れクロウ倒そうとするが突如として現れカレント阻まれている。その対話内容から彼女とは何らかの因縁持っている模様ミッドタウン・タワー攻略戦では、ニコと謡を遠距離攻撃沈め駆け付けた美早戦闘繰り広げる第4回王会襲撃時には会場への狙撃を行うが、クロウ攻撃され敗北する東京国立近代美術館付近商業ビル潜んでゲンブ攻略部隊待ち伏せた際には、バイス助けられ先制心意攻撃から逃れた能美 征二(ノウミ・セイジ) / ダスク・テイカー(Dusk Taker) 声 - 小林沙苗 ハルユキ達が2年生になった時に梅郷中に入学してきた新入生レベル5→6。 性格慇懃無礼入試入部した剣道部での成績優秀な結果残しているが、これはかつてのタクム同様に加速現実でも利用してきたことによるのであるBB現実世界でのステータスを保つための道具みなしており、バーストリンカー呼称必殺技発声などゲームらしい事柄を嫌う。 《親》は梅郷OBでもある実兄能美優一。物心ついた頃からありとあらゆる物を力尽く奪われ、《子》になってからはポイント貢ぐ道具にされるなど、徹底的に虐げられていた。そして一連の奪われる》ことに対す心の傷から《魔王徴発令》を会得同時期に加速研究会と関係を持ち会得した心意必殺技で兄を嬲り殺しポイント全損追い込み、「他人から全てを奪う」人格作り上げた入学直後タクムとの剣道試合でわざと加速を使うことでハルユキたちの注意を引き黒雪姫修学旅行不在の隙にハルユキを罠にはめて盗撮犯仕立て上げる弱み握ってバーストポイントを脅し取るだけでなく、クロウ飛行アビリティ強奪し回復能力を持つベル強引に従えるなど、加速世界現実世界両方でハルユキたちを苦しめた。 デュエルアバターは闇色(暗い青または紫系統)。相手必殺技強化外装アビリティからランダムに1つ奪い永続的に自分のものにするという強力な必殺技魔王徴発令(デモニック・コマンディア)》を持ち作中では他のリンカーから奪ったカッター再生能力を持つ触手火炎放射器状の遠距離攻撃武器《パイロディーラー》といった3種強化外装使用している。ただし保持できる能力容量には限度がある。この能力から《略奪者(プランダラー)》とも呼ばれるまた、手に紫色過剰光を纏わせ爪や剣として振るう威力拡張系心意技を会得している。威力は高いが、技名をつけていないせいで発動までに少々時間がかかるのが欠点。 シルバー・クロウやシアン・パイルを一度下すが、ハルユキの綿密な調査により違法BIC使用という自身秘密握られ、サドンデスルールで決着をつけることになる。伏兵としてバイス呼び、さらに自身回復役のチユリを2人目の前でいたぶるが、黒雪姫現れたことで形勢逆転される。そしてチユリにより翼を取り戻したクロウ敗北しポイント全損加速世界から永久退場したBB関わる全ての記憶消去されてからは生来穏やかな性格戻りタクムの下で真面目に剣道打ち込む学園生活送っている。記憶消去されとはいえ、本来の穏やかな性格影響して周囲も特に変化認識しておらず、皮肉にも記憶消去されたことで良心的な青年へと戻る形となった。ハルユキたちのことも朧気にしか覚えておらず、再戦覚悟して対話試みたハルユキに対しても「昔にゲームの中で出会った知り合いであった認識しており、比較好意的な対応をとる相手へと変化していた。 後にメイン・ビジュアライザーから彼のテイカーとしての記憶能力サルベージされ、サーベラス第三人格サーベラスIII》として憑依させられている。 ラスト・ジグソー(Rust Jigsaw) 声 - 日野聡 アキハバラBG乱入して自分と相性良い相手対戦仕掛けポイント巻き上げる「ローカルネット荒らし」を行っていたバーストリンカー。ハルユキはパドとの調査リアルでの後ろ姿目撃している。 赤系統鉄錆色(暗い赤色)という装甲色が示す通りの中〜遠距離タイプで、必殺技では糸鋸円形にして回転させながら発射する《ホイール・ソー》と、固定設置し罠とする《スティール・ソー》が登場している。また、広域オーバーライドする空間浸食技《錆び秩序ラスト・オーダー)》、手を象った一撃対象腐食させる錆び掌握(ラスト・タッチ)》などの名前通り対象錆びさせる心意技を持つ。心意腐食攻撃は大抵のメタルカラーにとって天敵となるが、クロムのような錆に強い金属には例外的に手が出ない寡黙だが、内面には強い「負の心意」を持つ。発言する際は「〜しろ」と二字熟語による命令口調で話す。 ヘルメス・コード縦走レースにハルユキたちのシャトルの影から乱入し、「革命」と称してそれまで秘匿されていた心意攻撃によってレース滅茶苦茶にしたが、六代目クロム・ディザスター》として覚醒したクロウには相性悪さもあり手も足も出ず敗北した。後に東京国立近代美術館付近商業ビル潜んでゲンブ攻略部隊待ち伏せていたが、ハイエスト・レベルからクロウ警告受けたロータスによって先制心意攻撃を受け即死する。 サルファ・ポット(Sulfur Pot) 声 - 檜山修之 沖縄現れバーストリンカーテイム能力を持つ手綱型の強化外装幻想の手綱》でテイムした神獣エネミーニーズホッグ》と、かつてタクム使用していたバックドア・プログラムを用いて東京いながら沖縄ダイブし、エネミー狩りによるファーミング実験行っていた。そのため沖縄拠点として活動していたクリムゾン・キングボルト達と敵対することとなり、修学旅行沖縄訪れたブラック・ロータス加勢、さらにオーキッド・オラクルの規格外能力によって逆転されテイム状態から脱したニーズホッグEKされた。不正の方法自白することで退場免れたが、《幻想の手綱》はその後黒雪姫奪われる形となり、ハルユキ達の危機を救うべく東京へ駆けつける際に活用された。 デュエルアバターは黄系統サルファ硫黄)の名の通り黒色火薬噴出する技《チャコール・スモーク》とその上位技《チャコール・ストーム》を使い火炎を吐くニーズホッグ必殺技《スコーチング・インフェルノ》と組み合わせていた。 ウルフラム・サーベラスWolfram Cerberus加速世界現れた謎多き新人レベル1→5。アバター名は訳すると《タングステン・ケルベロス》という意味を持つ。タングステンの名の通りメタルカラー中最高硬度誇り、その異常な頑丈さを武器にした格闘戦主体とする。 ケルベロスの名のごとく量子回路3つ持つ三重人格者であり、通常の頭部両肩頭部3つの頭部のうちバイザー開いている人格表出する一般的な多重人格ではなく、ホワイト・コスモスの能力によってかつてのバーストリンカーデータ回路1つ1つに宿らせることで生み出されたもの。ある目的のため、それぞれの人格本人たちは「一〜三番」と自称、ハルユキたちは「サーベラスIIII」と呼称する)が各々役割用に特別にチューニング」されている。人格ごとに異なアビリティ備えており、人格同時に切り替わるサーベラスI 正面の顔である主人格で、一人称「僕」あらゆる物理系攻撃無効化する強力なアビリティ物理無効(フィジカル・イミューン)》を持つ。自身特性的確に使いこなす天性戦闘感覚恵まれ、シルバー・クロウをはじめとしたレベル差の大き相手次々撃破している。打撃技関節技効かないうえ自身ボディ卑金属寄りで高い硬度を誇るため至近距離での肉弾戦に非常に強いが、投げ技によるダメージ無効化できずアビリティ特性属性によるダメージも当然のように受ける。本人心意修行をしていないが、レベル上昇に伴い他人格の能力使えるようになり、テイカー心意装甲強度拡張技として使用している。 役割は「レベルを4以上まで上げられるだけのバーストポイントを貯めること」で、一度大量ポイントを稼ぐためレベル1のまま対戦行っていた。研究会管理下に置かれているが、対戦を楽しむ普通の少年で、ハルユキも彼に共感している。役割満たした後は研究会企み犠牲になりBBを失うことを知っていたため、研究会本拠地乗りこんできたハルユキと4度目対戦行い勝敗関わらず全損するつもりでいた(無制限中立フィールド入れ最低限レベル4ではなくわざわざレベル5まで上昇させたのもこのため)が、その事実を知ったハルユキが躊躇している間にアレイによって強制的にサーベラスIII交代させられてしまう。災禍の鎧マークII撃破された後は、外部から強制的に回線切断され全損免れたその後は《ウルフラム・ディザスター》と化してしまい、ハルユキの言葉も届かなくなっている。 サーベラスII 左肩に宿る人格一人称「俺」で、口調荒っぽい。左肩頭部相手噛み付き身体捕食した相手能力一定時間模倣》するアビリティ能力捕食(ウルフ・ダウン)》を持つ。役割は「『災禍の鎧』を装備すること」だったが、クロウによって鎧が浄化されたため役割失っている。 サーベラスIII 右肩宿る人格正体はダスク・テイカーのサルベージされたデータ。本来のテイカーと同じ能力(《魔王徴発令》、及び心意技の《虚無波動》)を使うことができ、レイン強化外装群《インビンシブル》の大半奪ったが、黒雪姫達がISSキット本体追い詰めたことでその悪意侵食され変貌し災禍の鎧マークIIとなって消滅その後はオーキッド・オラクルの人格憑依させられており、第4回王会議を無制限中立フィールドへと転移させた。 災禍の鎧マークII ISSキット本体から受信した強い負の心意によって、《インビンシブル》を装備したサーベラス変質した姿。頭頂長6mと巨獣エネミー並み巨体を誇る。本来自在に動けない《インビンシブル》が可動性のある人型変わり、コクピットブロックの上単眼のアイレンズを備えた頭部発生している。意識3つのうちのどれでもなく、負の心意によって支配され擬似的ビーイングのような存在化している。戦闘手段格闘戦と、主砲変化した両腕部の砲門から放たれる《ダーク・ショット》の数百倍の威力を持つ虚無属性ビームまた、ドレッドノート形態への変形機能スラスター噴射による飛行能力有している。 ハルユキたちに力任せ攻撃仕掛けるが、メタトロンの力を借りた彼らに倒され瀕死となる。ライム・ベルの《シトロン・コール》で《インビンシブル》から奪った4つパーツのうちスラスターを除く3つ奪還素体となったサーベラス回線切断により強制離脱させられた。ウルフラム・ディザスター 負の心意サーベラス取り込まれた状態。サーベラスIベースであるため《物理無効アビリティ使用でき、背中の4本の突起へと変化したインビンシブル》のスラスター噴射することで高速移動が可能となっている。自身優れた格闘センスと《ザ・ディザスター》を上回る闇のエネルギー増幅されステータスにより、近接型の頂点である青の王と互角に戦うほどの戦闘能力六人の王からの同時攻撃にも暫くえられるほどの頑丈さを持つ。 東京国立近代美術館付近商業ビル潜んでゲンブ攻略部隊待ち伏せする際にも同行しロータスらによる先制心意攻撃を受け切って反撃転じたが、ハイエスト・レベルから自分にもかけられ言葉聞いて動き鈍り戦わないままポータル消え離脱している。

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加速研究会

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アクセル・ワールド」の記事における「加速研究会」の解説

加速世界現れ謎の組織システム規定されレギオンではない。メンバーは頭に違法なBIC埋め込むことでマッチングリストからの乱入防ぎ、それを利用したチートを可能としている。バーストリンカーという通称忌避しており、自分達を《加速利用者》、《加速能力者》などと呼んでいる。ブラック・バイスやアルゴン・アレイなど、クロム・ディザスター誕生前から活動するメンバーがいるなど、古くから存在していることが示唆されている。

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