タツマイリ村の住人
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「MOTHER3」の記事における「タツマイリ村の住人」の解説
トマス トマスのバザールの主人。リサの夫でニコルとリッチの父。マイクの息子。最初は誰かが持ち寄った物を欲しい人に無料であげていたが、村の発展後はトカイから仕入れた物を販売するようになる。そそっかしい性格で、変な走り方をする。フリント家のドアノブを破壊する。 「シアワセのハコ」の影響をあまり受けず、村人たちから良く思われていないリュカに飲み物をおごる。クラブ・チチブーやゲームセンターにいたりと、遊び好きでもある。イオニアを見て綺麗な人だと評する。 NPC。戦闘では慌てるだけで攻撃などは全くしない。 リサ トマスの妻でニコルとリッチの母。井戸の近くでよく世間話をする。ヒナワの親友で、フリントに彼女を紹介した。トマスには何度も世話を焼かされている。 マイク トマスの父親。トマス不在時にバザールの主人を務める。クッキーを焼くのが趣味だが、人にあげる時には謙遜気味に「多少不潔なあまり美味しくないクッキー」と言う(普通のクッキーと回復量は同じ)。 老人ホームに移ってからは孫のニコルとリッチに会う機会が減ったため、自分のもとを訪れたリュカに小遣いを与える。老人ホームで働くリンダからは些細なことでセクハラ呼ばわりされ「世知辛い世の中になった」と嘆いている。寂しさを紛らわすために「シアワセのハコ」に入り浸る。 ニコル / リッチ トマスとリサの子供。ニコルが兄、リッチが妹。クラウスとリュカと同年代で仲が良い。 ニコルはコーバで働くトマスの代わりに店番を勤めるしっかり者だが、あわてん坊な所は父親譲り。リッチは少し自己意識が強い。 ライタ 大工の親方で、フエルの父親。常に角材を持ち歩くために狭い部屋では少し危なっかしい。 男気あふれる性格で、フリントとは子供の頃からの親友。息子のフエルや家に住み着くネズミと一緒に森の中の家で暮らしている。後に火事で家が全焼し新しい家を建て直すが、雷に打たれて屋根の一部が抜け落ちる。 フエル曰く「気合で生きている人間」で、フリントの上にのし掛かった木をどかしたり、錯乱したフリントを角材で殴って正気に戻したりする。ダスターにダジャレを言うなどのユーモアも持つ。 失意の底にいたフリントを心配し続けた1人で、リュカやダスターにも好意的。ブタマスクたちが森に火を放つところを目撃していたため、当初からブタマスクやヨクバに対して不信感を持ち、「シアワセのハコ」も貰わなかった。 フエルがカロリーヌの店を手伝うことが多くなってからは家族で過ごす機会が減り、弟子2人もコーバに行ったり漫才をやり出したりしてライタの元から離れる。 第8章ではエンパイア・ポーキービルの100階に駆けつける。 フエル ライタの息子。クラウスやリュカと同年代で、仲の良い友人。森火事で逃げ遅れた際にはフリントに助けられる。しっかりした性格で、火事で怪我をした父親を励まし、失意にあったリュカには気遣いを見せる。村の発展後は「誰かの手伝いをするのが大好き」といってカロリーヌのパン屋を手伝うようになる。アンジーに少し気があるらしい。 第8章ではエンパイア・ポーキービルの100階に駆けつける。 NPC。同行期間は短いが、戦闘では敵に石を投げつけたり、フリントを応援して少しだけ体力を回復したりする。 エントツ / アチャト ライタのもとで働く大工の見習い。常に一緒に行動している。大工として働く場面は見られず、漫才コンビとして登場することが多い。エントツがボケ、アチャトがツッコミ。 エントツはテッシーに憧れており、ダスターをライバル視していたが、結局、想いを告げることはなかった。 アチャトはクラブ・チチブーの従業員であるヨシコシのファンだが、クマトラが目の前に来ても彼女がヨシコシと同一人物であることには全然気付かない。 一時期は漫才のことを完全に忘れて働いていた時期もあったが、コーバの閉鎖後は、再び漫才を始める。「シアワセのハコ」にのめり込むことはなく、ニューポークシティに行った後もタツマイリの今後を憂いている。 ジャッキー 暖かみのある宿屋「YADO」の主人。ベッツィーの夫。気が弱い。 後に大きなホテルの主人になり、従業員も増えたためにブロンソンと一緒にコーバで働く。「シアワセのハコ」がYADO内に置かれているが、その影響は小さい。村での評判が悪いリュカやダスターの来館を歓迎しない姿勢を見せる。 ベッツィー ジャッキーの妻。気の弱い主人を支えるしっかり者の女性。YADOへの来客が増えたため、村を近代化させたヨクバに感謝している。夫同様、リュカやダスターの来館を快く思っていない。 テッシー YADOの看板娘。ジャッキーとベッツィーの娘なのかは不明。才色兼備でタツマイリ村の青年たちの憧れの的だが、当人にあまり自覚はない。村の様子が変わってからも、リュカたちに以前と変わらない態度で接する。メイド服を普段着にしており、どこへ行く時にも着用する。 トカイへの興味は少しあるものの、他の村人に比べると関心は薄い。後にジャッキー達に連れられてニューポークシティに行くが全く馴染めず、退屈そうにしている。「シアワセのハコ」の影響は受けていない。D.C.M.C.のタメキチが行方不明のダスターであると直感し、彼を心配してクラブ・チチブーのライブ会場に顔を出す。 マット 牧場の主人。ジルの夫でビフとブッチの父。アフロヘアーの髪型でヒゲを生やしている。陽気な性格。酔っているように見えるが、本人曰く、酔っているのではなくしゃっくりの症状らしい。息子たち程ではないが、微妙に「シアワセのハコ」の影響を受けている。リュカに対して傲慢な態度をとる。 ジル マットの妻でビフとブッチの母。口の大きな女性。井戸端会議の常連。毎日のおかずはローストチキン。夫の仲は良い方である。 ヨクバを気に入ったらしいが、すっかり遊び好きになってしまった2人の息子に手を焼いている。「シアワセのハコ」の影響は小さく、牧場の一家の中では唯一リュカに好意的な態度を示す。 ビフ マットとジルの息子。顔が長くて背が高い。寒がり。 コーバでの仕事中に立ち寝をするなど、勤務態度は不真面目。 ブッチ マットとジルの息子。太っている。寒さには強い。 最初にヨクバに目をつけられた男。森が火事になった際に野次馬のような態度をとっていたためエドに止められる。ヨクバから貰った大事なカネの隠し場所をドロボーであるダスターに教えるが、カネが無くなるとダスターに疑いをかける身勝手さを見せる。ビフ同様コーバで働いているが、ビフ以上に不真面目。 ニッポリート ミソシレ墓場の墓守の老人。変な訛りがある。墓には「ばかのはか」「じんせいははかない」などのダジャレが書いてある。オソヘ城への秘密の通路が家の地下にあり、城の跳ね橋の鍵を持っていたり、城の前庭の花畑を野菜畑(「ふわふわオムレツのなえ」と「じゃがじゃがいも」の畑)にして野菜を育てていたりするが、城との関係は不明。 失意のフリント達のことを気遣い続け、フリントから預かった「ゆうきのバッヂ」をリュカに託す。「シアワセのハコ」を持っておらず、家を雷で破壊されてしまう。ニューポークシティへ行った後は守る墓が無いと嘆く。 ブロンソン 鍛冶屋。入手した素材を武器に作り変えることができる。タツマイリ村のまとめ役のような存在。洗濯物が外に干しっぱなしになっている。海が好きで、海岸で日光浴をしていたり、ビーチコーミングをしていたりする。失意に暮れるフリントのことをずっと気にかけている。 「シアワセのハコ」を持っているが、影響はほとんどなかった。 第8章ではエンパイア・ポーキービルの100階に駆けつける。 プッシャー タツマイリ村の村長。エルモアの夫でオリーの父。村長としての自覚に乏しく、有事の際には何もせず、責任を追及されると保身に徹する。ヨクバに目をつけられ、様々な話を持ちかけられる。リュカたちへの態度は冷たいが、ヨクバが傍にいると態度を変える。 エルモア プッシャーの妻でオリーの母。きつい口調と嫌味な性格の持ち主。家からほとんど出ない。 フリント一家を嫌って厄介者扱いする。息子のオリーが将来大物になって自分達夫婦に楽をさせてくれることを夢見ている。 オリー プッシャーとエルモアの息子。性格は厚かましいが、父親とは違ってユーモアを大切にしている。 火事の知らせを聞いて家族の中で唯一手伝いに向かったり、暴れるフリントを止めようとする勇敢な一面もある。村への愛着があったらしく、ニューポークシティに行ってからはすっかり意気消沈する。 父親を非常に嫌っており、「無能の役立たず」とまで言う。一方、母親との関係は良好。 落ちぶれた原因でもあるフリント一家に対して冷たい態度を取るが、リュカには優しく、リュカの仲間にも好意的に接する。 セバスチャン 村長の家で執事として働く男。口癖のように「忙し忙し」と言っていて、それ以外の発言はほとんど無い。家からほとんど出ない。フリント一家や仲間たちを邪魔者扱いする。 マップソン 通称「ちずずき ちずもちの マップソン」。地図好きで有名で、マジプシーですら彼を知っていた。 リュカが向かうべき目的地を地図上に示してくれるが、彼にとってはこれがストレス発散となっている。村の事件や様子にはあまり興味が無く、地図以外の話はほとんどしない。 一切の人間関係が不明。住民のほとんどがニューポークシティへ行ったあともタツマイリ村に最後まで残っていた1人だが、その後は本編中に出てくることはなく、ニューポークシティにも行っていない。 イサク 森の中に1人で家を構え、毒消しを無料で配っている。木こりだが、森の中での暮らしを退屈に感じていた。しかし村の雰囲気にも馴染めず、親しい人間もフリントくらいしかいない。ヒナワたちが村に帰ってこないことに真っ先に気が付き、村の人を呼んで積極的に捜索活動を行う。 ヨクバに会ってからはヨクバの器の大きさに感服し、「シアワセのハコ」の影響を大きく受ける。物語の終盤では完全に洗脳されてブタマスク軍の一員になり、ブッチと意気投合する。 アボット / アビー 新婚の若夫婦。幸せな生活に憧れている。夫のアボットは語尾に「オッケィ?」を付けることが多い。「タツマイリポインセチア」という花を育てている。 後にコーバで働くことになるがアボットはコーバに馴染めず、あまり働いていなかった。「シアワセのハコ」に入り浸るものの、元々夫婦間の幸せだけを求めていたので影響は小さく、逆に2人の絆が更に深まった。リュカ達に好意的に接する。 ポール / リンダ 2人とも眼鏡をかけている夫婦。夫婦仲は良好。夫婦共々イサクととても仲が良く、リュカ達にも友好的に接する。夫のポールは冷静な性格だが、煙に敏感で咳が止まらなくなる。妻のリンダは被害妄想が激しくヒステリックな性格。後に老人ホームで働くが老人達のことを良く思っておらず、特にマイクの事を「セクハラじじい」と言って毛嫌いする。 「シアワセのハコ」は後に受け入れたものの、自分達が慕っていたイサクがすっかり変わってしまった事もあり、ヨクバのことを良く思っていない。 ポールはニューポークシティに馴染めなかったが、リンダは楽しんでいた。 ヨーネル ブレンダの夫でボブの父。オオウロコ海岸の近くで家族と共に住んでいる。ヒナワ親子の捜索時には彼が指示を出し、コーバのやり方にも独自の案を提示するなどリーダーシップを発揮する。 フリントとヒナワのことを「森の小鳥たちも羨む最高の夫婦」と評し、その後もリュカにフリントのことを何度も尋ねるなど、フリント一家のことを心配し続ける。実はリュカを自分の後継者にしたかったらしい。信仰深く、森の中にある場所「イノリバ」で祈りを捧げていたが、時が経つにつれ信仰心が薄れていった。 ブレンダ ヨーネルの妻でボブの母。井戸端会議の常連。ヨーネルと違い、リュカや仲間たち、特にダスターに対してきつく当たる。口が悪くやっかいごとを嫌う。湿っぽいことが嫌いらしいが、けっこう涙もろい。また、人魚の伝説を信じているなどロマンチックな面もある。 ボブ ヨーネルとブレンダの息子。一人でYADOに入り浸り、夜遅くまで帰らない。ワインと桃が好き。 普段はあまりさえない男だが、酔うと口調が紳士的になり、何か良いことがある度にひとりで乾杯をする。乾杯した後の朝は二日酔いが多い。父親同様、リュカ達に友好的に接する。 ドナ ヨーネルとブレンダの娘でボブの妹(ボブの妻でブレンダが姑、ヨーネルが舅という説もあるが、どちらが正しいのかは不明)。 人並み外れたセンスの持ち主で、当初から村を出たがっていた。ヨクバに対しては否定的で、リュカや仲間達のことを陰ながら応援している。 泳ぎが苦手なため練習用のビート板を持っているが、観賞用としてサーフボードも持っている。ニューポークシティの芸術に感動する。 レジー 刑務所の近くのテントで暮らす占い師。独特の雰囲気と口調を持つ。一人称は「レジー」。たまに哲学じみたことを言う。性格は楽天的。 「シアワセのハコ」を受け取らなかった影響で雷を落とされテントを焼かれてしまう。 カロリーヌ アンジーの母。物語の序盤ではナッツを持って行くと無料でパンやクッキーを焼いてくれていたが、村の発展後は有料で販売するようになる。失意の底にあるフリントに対して彼女なりの言葉で励ます。 アンジー カロリーヌの娘。店を手伝っている。フエルと同じくらいの年。 最初は大人しい性格だったが年月の経過とともに気の強さを見せるようになる。好みのタイプは「ジャガイモのような人」。フエルに対し気のあるようなそぶりを見せる。母親同様、フリント一家のことを励ます。 ナナ 自分の考えが周りとずれていると感じ、好きな海を見るため岬に1人でいることの多い女の子。 話し始めると長く、少し思い込みが激しい。なぜかピアノのことを「ヤノピ」という。村人との交流はほとんどなく、たまに村を訪れヨクバの演説を密かに見に行く。しかし「シアワセのハコ」には興味を持たず、影響は受けなかった。 村人との人間関係は一切不明。 バトー オオウロコ海岸にある家に一人で暮らしている少年。家の中でたくさんの鳩を飼い、「タツマイリこけし」というものを作っている。高所恐怖症で性格は内向的。 村の様子が変わってからは郵便局のような仕事をしていた。物語の終盤でニューポークシティに向かうが、その雰囲気に馴染めなかった。 村人との人間関係は一切不明。 ちょうろう エドの家で寝たきりの生活を送っている老人。一応エドの父親らしいが、エドは彼を「うちのちょうろう」と呼ぶ。テディベアのクマミちゃんが好きで、インコのキューちゃんを飼っている。女の子が見舞いに来てくれると嬉しいらしい。 村の発展時には既に死去している。享年99歳。自分の墓を生前に購入していた。後に長老でもなんでもなかったという事実が判明する。 エド / ナン ちょうろうの息子夫婦でアルの両親。夫のエドはスーツを身に付け、時折オリーと共に村の青年のまとめ役を務める。妻のナンは老人ホームで働いている。夫婦共に良い人。リュカ達に好意的に接する。 アル エドとナンの娘。村では最年少。少しおしゃまな性格で、D.C.M.C.のファン。村にやってきたヨクバの演説を聞いているが、ブタマスクたちの乱暴なやり方を快く思っていない。 リダ 時刻や危険を知らせるために、タツマイリ村に響き渡る鐘を鳴らす初老の男性。身長が普通の人間の数倍高い(約4倍)が、とても無口なため逆に目立たなかった。クロスロードに立っていたが村の発展後に姿を消す。通称「クロスロードのノッポさん」。ボブ曰く「タツマイリ村の七不思議の一つ」。NPCがいるときに話しかけるとNPCそれぞれが様々な反応を示す。 実はこの世界の全ての秘密を知るタツマイリの「リーダー」。本人曰く、背が高くて目立つのでリーダーの任を負うことになったらしい。 村の発展後はポーキーたちに囚われてニューポークシティの下水道に軟禁されていたが、後に軟禁場所にやってきたリュカたちと再会する。リュカたちに世界の秘密を伝え、島全体のあらゆる生命の命運を委ねる。この場面で流れるBGMには、エリック・サティ作曲の『ジムノペディ』が用いられている(ゲーム内での曲名は『リダのジムノペディ』)。
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