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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

アル 1 【二】

中国語〕ふたつ。に。

1 【二/弐】

(1)数の名。一より一つ多い数。ふ。ふた。ふたつ。

(2)一の次の順序二番目第二位。つぎ。
「―の矢をつがえる」「―の句」
(3)二の糸」の略。
「―上(あが)り」

1二】

に。ふたつ。数をかぞえる時に用いる。
「ひ、―、み」

ふう 1二】

「ふ(二)」の長音化した語。に。ふたつ。
「ひい、―、みい」

ふた 2 【二】

に。ふたつ。名詞または動詞の上に付けて複合語作る
「―親」「―心」「淡路島いや―並び/日本書紀応神)」

アール 1 [(フランス) are]

メートル法面積の単位。一アール100平方メートル。約三〇・二五坪。約一畝(せ)記号 a

アール 1 [ R ・ r ]

(1)英語のアルファベット第一八字

(2)〔数〕 半径radius)、比(ratio)を表す記号( r )
(3)(ドイツ) Röntgen〕〔物〕 X 線照射線量を表す単位レントゲン記号( R )
(4)右(right)を表す記号( R )
⇔L

あ・る 1 【有る/在る】

(動ラ五)[文]ラ変 あ・り

[一]
物が存在する。
(1)何が存在するかが問題場合存在する。
「山にはまだが―・る」「この川の真ん中国境が―・る」「何かいい方法が―・るといいのだが」
(2)(その物が存在すること自体自明で、場所が問題である場合位置する。
本社大阪に―・る」「その町は札幌の北三〇キロの所に―・る」「事故責任は私に―・る」

人が存在する。
(1)誰が存在するかが問題場合)いる。
昔々、ある所におじいさんおばあさんが―・りました」「今は昔、竹取の翁といふもの―・りけり/竹取」
(2)人が死なずに生存する。
先生の―・りし日をしのぶ」
(3)その人存在すること自体自明のことで、場所が問題である場合)人がある場所に滞在する。そこに暮らす。
当時彼はパリに―・って絵の勉強をしていた」「彼女は今病の床に―・る」
(4)人がある特別の地位環境にいる。
逆境に―・っても望み捨てない」「長年わたって理事長の職に―・る」
?
所有している。持っている。
(1)人が財産などを所有している。
「彼には財産が―・る」「お隣にはいい車が―・る」
(2)ある人が、家族親戚友人などをもっている。
大阪親戚が―・る」「妻子の―・る身」
(3)物や人などが、ある要素や、付属的・付随的な物を持っている。
サメには鋭い歯が―・る」「あの人は顔にほくろが―・る」
(4)人や物がある属性をもっている。
「彼女には気品が―・る」「ニンニクには独特の匂いが―・る」
(5)人などがある能力実績経験を持っている。
「彼は力が―・る」「相当の学力が―・る」「政界影響力が―・る」
(6)人が、ある考え記憶感覚を持っている。
「私にいい考えが―・る」「この説にはいろいろ疑問が―・る」
(7)人が、何か解決・処理すべき事柄をもっている。
用事が―・るのでお先に失礼する」「ちょっと相談が―・るんだけど」
?
数量を表す語を副詞的に受けて)その物の数・量・重さ長さ時間などが…だということを表す。
「頭が二つ―・る」「重さが一〇トンも―・る岩」「運動会まであと一週間―・る」
?
動作現象実現する。
(1)何か事が起こる。
踏切事故が―・った」「二人の間に何か―・ったんですか」「二度―・ることは三度―・る」
(2)行事催し会合などが行われる。
これから会議が―・る」
?
(1)(「…とある」の形で)他人文章引用して示す。…と書かれている
法律条文には『…』と―・る」「彼の手紙には『来月帰国する』と―・った」
(2)(「…とあって」の形で)状況場合が…であるので。…なので。
子供の日と―・ってどこの遊園地親子連れいっぱいだ」「全体で決まったと―・っては断れない」
(3)(「…することがある」「…したことがある」などの形で)時には…する、過去に…した経験をもつ、などの意を表す。
時に内容一部変更することが―・る」「何度京都へ行ったことが―・る」
(4)(「…にあっては」の形で)人間集団社会を表す名詞を受け、そこにおいては、の意を表す。
「わが党に―・っては常に国民要望にこたえる政策を作っていきたい
[二]補助動詞

名詞断定助動詞「だ」の連用形「で」を添えたものに付いて、指定の意を表す。
(1)ある物事と他の物事とが等しい関係にあることを表す。
「彼は学生で―・る」「一足す二は三で―・る」
(2)ある物事何らかの類に属することを表す。
トラネコ科動物で―・る」「吾輩はで―・る」
(3)ある状態、ある事態にあることを表す。
「あたりは一面の銀世界で―・る」「彼はもう退職したはずで―・る」
(4)古語では、断定助動詞「なり」「たり」の連用形「に」「と」を添えたものに付く。
一つ松人に―・りせば太刀(は)けましを/古事記(中)」「なかなかに人と―・らずは酒壺になりにてしかも酒にしみなむ/万葉 343

種々の語に付いて、そういう状態である、そういう性質をもっている意を表す。「ある」の前に助詞の入ることもある。
(1)形容詞形容動詞連用形に付く場合
「うれしくも―・り、悲しくも―・る」「狭くは―・っても楽しいわが家」「ここは静かで―・る」「みんな親切で―・った」
(2)副詞「かく」「しか」「さ」などに付く場合
世の中は恋繁しゑやかくし―・らば梅の花にもならましものを/万葉 819」
(3)打ち消し助動詞「ず」、推量助動詞「べし」の連用形に付く場合
「あすよりはみ山隠り見えずかも―・らむ/古事記(下)」「かくばかり恋ひむとかねて知らませば妹をば見ずそ―・るべく―・りける/万葉 3739」
?
動詞連用形助詞「て(で)」を添えた形に付いて、動作作用完了継続残存の意を表す。主として他動詞を受ける。
(1)ある動作作用結果続いていることを表す。
「窓が開けて―・る」「小さく刻んで―・る」
(2)準備がきちんとなされていることを表す。
「あすの事はちゃんと予習して―・る」「表に車を待たせて―・る」「きれいに継いで―・る」
?
動詞連用形助詞「つつ」を添えた形に付いて、動作作用進行を表す。
太陽山の端沈みつつ―・る」「病状だんだんとよくなりつつ―・る」
翻訳文影響で、「書物読みつつ―・る」のように継続する動作についても用いることがある〕
?
動作性の漢語名詞または動詞連用形に付いて、その動作をする人に対す尊敬の意を表す。
(1)接頭語「御」によって敬意添えることが多い(現代語ではややふざけた場合にしか言わない)。
「どうぞ御笑覧―・れ」「正月五日主上元服―・つて/平家 1」「少し御まどろみ―・りける御夢に/太平記 3」
(2)(「御…あらせられる」の形で)非常に高い敬意を表す
殿下会場御臨席―・らせられる」「伊勢神宮御参拝―・らせられる
(1)中世後期口語ではラ行四段一般的となる。(2)現代語では、「ある」の打ち消し言い方として、「あらない」は用いられず、「ない」の語が用いられる。ただし、近世には、ごくまれに、「せく事はあらない/浄瑠璃宵庚申(上)」などの例がみられる
慣用] 上には上が―・気が―・名が―・花も実も―・一癖―・脈が―/心ここに有らず
» (成句)有る限り
» (成句)有るか無きか
» (成句)有るか無し
» (成句)在るが儘
» (成句)有る事無い事
» (成句)有るにも有らず

あ・る生る】

(動ラ下二

神聖なものが出現する。生まれる。
然して―・れ坐しし御子の名は日子八井命/古事記(中)」

あ・る 【荒る】

(動ラ下二

⇒あれる


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アル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/20 10:51 UTC 版)

アル (AlAru)




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