枯らし、嗄らし、涸らし
枯らし(からし)
(1)精米後の白米を紙袋に入れたりホッパーに移すなどして使用時まで放置することを白米の枯らしといい、この間を白米の枯らし期間という。米粒内の水分分布を均一にし、室温と湿度になじませることを目的としている。枯らし期間は精米歩合にもよるが、7~20日くらいとする。
(2)出麹(でこうじ)後1日ほど放置してから仕込みに使用することを出枯らしという。枯らし中はうすく拡げて乾燥させる。
(3)酒母のもと分け(丸冷まし)から使用時(もと卸し)までを酒母の枯らしといい、その間を酒母の枯らし期間という。酒母の種類等にもよるが、普通速醸酒母では5~7日くらいが適当である。
からし
食品名(100g当たり) | 廃棄率(%) | エネルギー(kcal) | 水分(g) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 灰分(g) |
調味料及び香辛料類-調味料及び香辛料類/からし/練りマスタード | |||||||
調味料及び香辛料類-調味料及び香辛料類/からし/練り | |||||||
調味料及び香辛料類-調味料及び香辛料類/からし/粒入りマスタード | |||||||
調味料及び香辛料類-調味料及び香辛料類/からし/粉 |
辛
からし
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からし(カラシ、芥子、辛子)は、アブラナ科の植物であるカラシナおよびその近縁種の種子から作られる香辛料。黄色もしくは黄土色で、独特の刺激臭と辛味を持つ。
カラシナ類の種子を原料とした調味料は世界各地に存在するが、日本では一般に「和がらし」と「洋がらし」[注 1]に大別される(詳細は後節参照)。
和がらし
カラシナの種子を粉末にした「粉からし」を水またはぬるま湯で練って作られるもので、通常はそれ以外の成分を含まない。日本で単にからしと言う場合には、主に和がらしを指す。
洋がらし
洋がらしという言葉は、からしに酢や糖類、その他の香辛料を加えて調整された複合調味料、いわゆるマスタードの意味で用いられる場合と、和がらしに比べて辛みを抑えた粉からしや練りからし製品を指す場合がある。
マスタード
マスタードは製法や用途の異なるさまざまな種類のものが販売されているが、酢などが加えられているために酸味や甘みが強く、一般に辛さは控えめである。
マスタードと和がらしは本来用途の異なる香辛料であり、風味もまるで異なるが、マスタードが一般に普及する以前の日本では、西洋料理にも代用として和がらしが多く用いられた。古くから営業している店のサンドイッチに和がらしが使われていたり、洋食屋のテーブルに練りからしが置かれていたりするのはその名残りである。
洋がらし
「洋がらし」の名称で販売されている製品には、原料としてシロガラシが配合されている。
ねりからし
からしの辛みは水で溶くことによって発生するが、揮発性が強く長続きしない。いつでも簡単にからしの風味が利用できるように、粉末や油に溶いた状態で保存する技術が発達した。ねりからしは、油脂や増粘剤などによって辛み成分を安定させ、人工的なカラシ香味成分を配合したものである。焼売などに添えられる業務用のプラスチック包装品は1950年代から存在し、1970年にはエスビー食品から家庭用のチューブ入りねりからしが発売された。粉から練った和がらしや伝統的な製法のマスタードとはかなり異なるものであるが、その手軽さから広く普及し、現在では[いつ?]日本で消費されるからし類の大半を占めるに至っている。
なおチューブ入りの「ねり和からし」も発売されているが、これは単に風味による命名であり、セイヨウカラシナを用いて和からしの辛さを人工的に再現したという意味である。
からしを用いた民間療法
からしを湿布として胸部に貼ることは古くから行われている民間療法であり、用法を誤らなければ効果をあげる療法の一つとされている。期待される作用は、揮発成分を吸引することによる気道の刺激、ならびに経皮吸収による肺血流の促進であり、毛細気管支炎、気管支肺炎、麻疹の経過中および肺性鬱血等に対して効果があるとされる[1]。
脚注
注釈
出典
- ^ 長尾乾「小児科に於ける胸部芥子罨法の再検討」
からし
出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 15:50 UTC 版)
名詞
からし
- 【芥子、辛子】 アブラナ科の植物カラシナおよび近縁種の種子から作られる香辛料。黄色もしくは黄土色で、独特の刺激臭と辛味を持つ。大別して、「和からし(和がらし)」と「洋からし(洋がらし)・マスタード」がある。
- 【辛子】 唐辛子のこと。[要出典]
成句
翻訳
語義1
- アラビア語: خردل (ar) (khardal) 男性
- ブルトン語: sezv 男性
- ボスニア語: senf (bs) 男性
- チェコ語: hořčice (cs) 女性
- ウェールズ語: mwstard, cedw
- デンマーク語: sennep
- ドイツ語: Senf (de) 男性
- 英語: mustard
- エスペラント: mustardo
- スペイン語: mostaza (es) 女性
- ペルシア語: خردل (fa) (khardal)
- フィンランド語: sinappi (fi)
- フランス語: moutarde (fr) 女性
- ヘブライ語: חרדל (he) (khardal) 男性
- ヒンディー語: सरसों का सस 男性
- ハンガリー語: mustár (hu)
- アルメニア語: մանանեխ (mananegh)
- イタリア語: senape (it) 女性, mostarda (it) 女性
- オランダ語: mosterd (nl) 男性
- ノルウェー語: sennep (Bokmål)
- ポーランド語: musztarda (pl) 女性
- ポルトガル語: mostarda (pt) 女性
- ルーマニア語: muştar 中性
- ロシア語: горчица (ru) (gorčíca) 女性
- スロヴェニア語: gorčica (sl) 女性
- セルビア語: gorčica 女性, gorušica 女性
- スウェーデン語: senap (sv) 中性
- 中国語: 芥末 (jiemò)
発音
形容詞
からし【辛し】
基本形 | 語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 | 活用の種類 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
からし | から | -く | -く | -し | -き | -けれ | ○ | ク活用 |
-から | -かり | ○ | -かる | ○ | -かれ |
派生語
諸言語への影響
芥
芥 |
「からし」の例文・使い方・用例・文例
- 傘からしずくがたれていますよ
- 他人からしてもらいたいように他人に対してもしてあげなさい
- 彼女はドレッシングにからしを少し混ぜた
- 幼い子どもの口からしばしば賢明なことばが出る
- 果汁が果物からしたたった
- これはSPF20で肌を紫外線からしっかりと守ります
- 朝からしとしと雨が降ります
- 工事が完了するまで、正面とVine通りの入口からしかセンターに入れない。
- ブーディンにはからしをつけて食べるのが好きだ。
- 今日は家に帰ってからしっかり勉強するつもりです。
- 私は、そうしたいからしただけだ。
- 私はこれからしっかり勉強を頑張りたい。
- 私はあなたの会社からしか給料をもらっていない。
- 花子に代わって今後の連絡は私からします。
- 私はそれをこれからします。
- 今日からしばらく忙しくなります。
- 私は水曜日の19時からしか予定があいません。
- それは時代の流れだからしようがない。
- 私はこれからしなくてはならないことがあります。
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