辛い
「辛い」は、「から-い」と読む場合は「舌や喉を強く刺激するような味覚」を意味し、「つら-い」と読む場合は「精神的・身体的に苦痛を感じているさま」を意味する表現である。
「辛い」を「からい」と「つらい」のどちらで読むべきかは、文脈による。
「辛い(からい)」の意味
「辛い(からい)」とは、舌や喉を刺激するヒリヒリするような味を形容する表現である。典型的にはカラシやワサビに対して感じる味覚のことである。塩気の強い(しょっぱい)味を「鹹い(からい)」または「塩辛い(しおからい)」と表現することもある。
酒の味わいについては、甘さを感じにくい口当たりが「辛い」または「辛口」と表現される。「甘い」「甘口」の対極にある味わいである、
盆栽の分野では、水やりや施肥の量や回数が少ないさまを「辛い」という。水やりや施肥を辛めにすることは、必ずしも盆栽にとっては悪いこととは限らない。水や肥料をやり過ぎていた場合は、適度に辛くする必要がある。
囲碁においては、厚みよりも実利を優先する棋風を「地に辛い」という。
「辛い(つらい)」の意味
「辛い(つらい)」は、基本的には、「精神的にも身体的にも大変な苦痛を感じているさま、耐え難いほど苦しいさま」を意味する表現である。他人に冷酷に接することを「辛く当たる」といったり、生半な対応が許されない苦しい状況を「辛い立場」といったりもする。
「つらい」の名詞形は「つらさ」である。若者の間で「つらみ」という言い方が流行したことがある。「つらい」も「つらたん(´・ω・`)」という言い方が好んで用いられた時期があった。
つら・い【▽辛い】
つらい
貫井
姓 | 読み方 |
---|---|
貫井 | つらい |
つらい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:11 UTC 版)
「不利」「劣勢」とおおよそ同義の語。対局者の立場ではこの手順・局面は嫌だろうという主観的なニュアンスも持つ。
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つらい
「つらい」の例文・使い方・用例・文例
- つらい経験から学ぶ
- 彼ならつらい仕事もやりこなせる
- つらい状況で,苦境に立って
- つらい病気
- この機械のおかげでつらい労力がおおいに省ける
- 彼はつらい仕事のため疲労で倒れた
- 人生はつらいことでいっぱいだ
- そのつらい経験で私は成長した
- つらい仕事が終わって死にそうだ
- 私の家族はかつてつらい生活を送りました
- 私の両親は戦争中に非常につらい目にあった
- あなたのこんな暮らしを見るのはつらい
- こんなつらい仕事をしたので休みたい
- つらい目にあう
- 彼はつらい経験をして成長した
- それはつらいね
- このつらい仕事を他の人に押しつけようとは思わない
- つらい記憶の忘却
- 六つ子の一人というのはつらいものだ。
- 彼の愛想のいい発言はほとんどへつらい同然だった。
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