烏合の衆
烏合の衆とは、烏合の衆の意味
烏合の衆とは、烏が集まって騒ぐように規律や統制がない集団のこと、または秩序がない軍勢という意味のことわざである。語源は烏とはカラスのことであり、衆とは大勢の人のことである。個々で好き勝手に行動する習性がある烏が集まっても、全く統一できず集団になっても団結できず意味がないことが由来である。英語表現は herd of cattle である。烏合の衆の類語、対義語
烏合の衆の類語は、不特定多数や寄せ集め、群衆、大群、大勢などが挙げられる。対義語は、規律を取ることができる有能な軍勢のことである、少数精鋭という言葉や、一つの集団に属する大勢の人が、困難なことに立ち向かって協力しながら力を発揮するという意味である、一致団結などが挙げられる。烏合の衆の例文、使い方
烏合の衆の使い方の例文は、「才能を持っている天才が大勢集まったとしても、皆で協力し意見を出し合わなければ、この難しいクイズは解くことができない。ただの烏合の衆になってしまうだろう。」が挙げられる。全く能力がない人間が集まっているのではなく、能力がある人間が集まったとしても、それぞれがお互いを思いやることができ、自分勝手な行動を慎むことができるならば、無価値な集団になることを防ぐことができるという教えが含まれている。烏合の衆
烏合の衆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:57 UTC 版)
「wikt:烏合の衆」も参照 ただ寄り合っただけで秩序や統制が何もなく、役に立たない群衆や軍勢のこと。烏(カラス)の群れは数は多くても常にばらばらでまとまりがなく、一度脅すだけで散り散りになってしまうことから。新末後漢初の動乱時、光武帝の功臣で後漢創業の立役者の一人となった邳彤が敵対する王郎の勢力をこう評した故事にちなむ。ただし、同じ頃に同じく光武帝の功臣で後漢創業の立役者の一人となった耿弇がやはり王郎の勢力を同じように言い表すくだりがあり、文献の上ではこちらの方がこの成句の初出となる。
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烏合の衆
「烏合の衆」の例文・使い方・用例・文例
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