sustainとは? わかりやすく解説

sustain

別表記:サステイン

「sustain」とは、支え維持扶養のことを意味する英語表現である。

「sustain」とは・「sustain」の意味

「sustain」は、支える、(重さに)耐えるといった意味を持つ動詞である。下から支えるというニュアンス含んでおり、同義語としては「support」が挙げられるまた、この他にも複数の意味を持つ。まず一つ目は、(活動生命などを)持続させる維持するという意味だ。「A sustain B」で、「AがBを持続させる」と訳すことができる。二つ目としては、(家族などを)扶養するといった意味合いもある。この場合、「A sustain B」で「AがBを養う」という訳になる。また、主張学説などを)支持するという意味もあり、この場合同義語には「confirm」や「affirm」などが当てはまる。法律に関する分野においては、(裁判官主張意義を)承認する、(陳述などを)確認するなどのニュアンス使われることもある。さらに、(役を)立派に演じるといった意味も持っている

「sustain」には、自然に保てるという意味ではなく何らかの努力苦労があり、持続できるというニュアンス含まれている。一方維持するという意味を持っており、類義語として挙げられることの多い「maintain」や「keep」に、そこまでの意味はない。これらはあくまでも、「~を保っている」という状態を表現する言葉である。広い意味では似ているものの、細かい部分では異なるため、注意必要だ。なお、「sustain」には維持するための努力苦労必要だというイメージがあることから、(被害負担衝撃などを)受ける、被るというニュアンス使われることもある。

「sustain」の派生語としては、「sustenance」や「sustainability」、「sustainable」などが挙げられる。「sustenance」は、食物や、生計の手段を表す名詞だ。「sustenance of~」で、「~の維持」という意味合いにもなる。「sustainability」も名詞で、持続可能性といった意味を持つ。また、sustainable」は、指示できる、持続できる耐えうるなどの意味を持つ形容詞である。

「sustain」の発音・読み方

音節は、「sus・tain」である。発音記号は「səstéɪn」で、「サァステェィン(ヌ)」と発音するアクセントは「テェィ」の部分だ。

「sustain」の活用変化一覧

現在分詞は 「sustaining」、過去形は「sustained」、過去分詞は「sustained」である。また三人称単数現在形は「sustains」となる。

「sustain」の語源・由来

「sustain」は、「下から上へ」という意味のラテン語sub-」と、「保持する、持つ」という意味を持つ「teneo」が語源とされている。これらがラテン語の「sustineo(支える)」となり、古期フランス語の「 sustenir(支える)」、そして中期英語の「 sustenir(支える)」へと変化していった。なお、「英語には、「maintain維持する)」という単語があるが、こちらも「sustain」と同じ語源である。

「sustain++」とは

「sustain++」は、日本の音楽グループMiliによる楽曲のタイトルだ。2020年発売されアルバム「Intrauterine Education」の中に収録されている。この楽曲は、TVアニメ攻殻機動隊 SAC_2045」のエンディングテーマとしても知られている。作詞Cassie Wei作曲YAMATO KASAICassie Weiである。

「sustain」の使い方・例文

「sustain」を使った例文は、下記の通りである。

It's hard to sustain a relationship with him.(彼との関係を維持するのは難しい。)
・He has been sustaining the company since he was young.(彼は若い頃から会社維持してきた。)
・She works part-time to sustain the family.(彼女はアルバイトしながら家計支えている。)
The area seems to have been severely sustained by the typhoon the other day.(その地域は、先日台風大きな被害受けたようだ。)
・This chair cannot sustain the weight of an adult.(この椅子は、大人体重支えられない。)
・I sustained a discussion to keep the audience lively.(私は、会場盛り上がるよう、討論続けた。)
・The judge sustained the objection.(裁判官が、異議認めた。)
The challenge made her realize just how hard it is to sustain motivated.(やる気を保つことがどれだけ難しいか、彼女は今回チャレンジ通して実感した。)
・I exercise regularly to sustain healthy.(私は、健康を維持するために、定期的な運動をしている。)
・I sustain his theory.(私は彼の学説支持する。)

サステイン[sustain]

もとは「維持する」という意味。音楽的に楽器弾いた後に減衰音が持続していることを指す。シンセサイザーでは鍵盤押している間に出ている音量レベルのことをいう。

サステイン

(sustain から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 14:29 UTC 版)

サステイン: sustain)は、英語で「支える、持続させる」と言う意味の動詞である[1]。音楽においては、楽器の音が発生してから、音が途切れるまでの余韻を指す。


  1. ^ サステインとは何? Weblio辞書”. https://www.weblio.jp/. Weblio. 2020年9月6日閲覧。
  2. ^ SUSTAIN #124; Cambridge Dictionary による英語での発音”. https://dictionary.cambridge.org/. Cambridge University Press. 2020年9月6日閲覧。
  3. ^ グルーブチューブ日本オフィシャルサイト(真空管ギターアンプの修理・リペアの御相談窓口):「ファットフィンガー」のページ”. www.cfe.co.jp. 2021年7月20日閲覧。
  4. ^ 製品情報:SP-1:M-AUDIO” (日本語). m-audio.jp. 2021年7月20日閲覧。
  5. ^ Freedom Custom Guitar Research”. www.freedomcgr.com. 2021年7月20日閲覧。
  6. ^ Let’s Talk About Sustain”. Symour Duncan. 2020年9月6日閲覧。
  7. ^ SUSTAINER”. フェルナンデス. 2015年12月19日閲覧。


「サステイン」の続きの解説一覧

Sustain(減衰後の保持)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/16 15:13 UTC 版)

ADSR」の記事における「Sustain(減衰後の保持)」の解説

Decayの後、演奏続いている限り出る音量設定するパラメータこれだけ時間的変化ではなく量の設定パラメータとなっている)。

※この「Sustain(減衰後の保持)」の解説は、「ADSR」の解説の一部です。
「Sustain(減衰後の保持)」を含む「ADSR」の記事については、「ADSR」の概要を参照ください。

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