蒙とは?

もう【×蒙】

道理わきまえず愚かなこと。無知なこと。


もう【×蒙】

人名用漢字] [音]モウ(慣) [訓]こうむる くらい

おおう。かぶさるこうむる。「蒙塵(もうじん)・蒙霧

くらい。物知らず道理わからない。「蒙昧(もうまい)/愚蒙訓蒙啓蒙童蒙便蒙

蒙古」の略。「満蒙


かがほ・る【蒙】

〔他ラ四〕 (「かがふる(被)」の変化した語) 上位人の命令、ことばを受ける。

大唐三蔵玄奘法師表啓平安初期点(850頃)「尋ち下詔を蒙(カがホり)て、使翻訳を賜はりてき」


もう【蒙】

1 〔名〕

道理にくらく愚かなこと。無知また、ぼんやりしていること。

愚迷発心集(1213頃)「屡曚を責れば涙を拭ふに暇あらず」〔易経‐蒙卦〕

② 易の六十四卦一つ、上卦は艮(山)、下卦は坎(水・雲)。山水蒙ともいう。山の下からが起こってあたり暗闇にしているさま。

2代名自称男子がへりくだって用いる。愚生

太平記14C後)一「蒙(モウ)窃採古今変化」〔張衡西京賦〕


かぶ・る【被・蒙・冠】

1 〔他ラ五(四)〕 (「かがふる(被)」の変化した語)

① あるものを他のものでおおう。特に、笠、帽子、面などで頭や顔の表面をおおう。また、蒲団着物を頭の方までかけておおうことにもいう。かむる。〔観智院本名義抄(1241)〕

滑稽本浮世床(1813‐23)初「をつな頭巾をかぶって占者のやうな形で頭陀袋をぐっと首にかけて」

② (、ほこり、粉などを)上から浴びる。また、作物などが上までにつかることにもいう。

滑稽本七偏人(1857‐63)五「丼鉢倒し冠り小麦(うどん)の粉に、天窓(あたま)や顔は勿論の肩から胸は真白にて」

③ (比喩的用いて) 身に受ける。こうぶるこうむる

(イ) 恩恵福徳位階など、好ましいものを受ける。

天理本金般若経集験記平安初期点(850頃)「濫りに天恩を荷(カフリ)、喜び所以

(ロ) 傷、災禍、罰など、好ましくないものを受ける。

龍光院妙法蓮華経平安後期点(1050頃)二「或は当に堕落して火に焼かるることを為(カフ)らむ」

(ハ) 名称、あだ名などをつけられる

江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉九「向島二字を冠(カブ)らせた町名

負担としてしょいこむ。損な役を引き受ける。責任を負う

雑俳大黒柱(1713)「まふけるも又かぶるのも古道具

(5) 雑俳などで、前句や題に使われた語や文字付句初めにのせる句法地口などにもいう。

滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「何の道にも式のあるもので〈略〉点取地口となれば冠(カブッ)た文字は点にならぬと申す」

(6) 勢いよく上へ持ちあげる。ふりかぶる

日本橋(1914)〈泉鏡花〉三二「赫と成っ赤熊が、握拳を被(カブ)ると斉しくかんてらが飛んで」

2 〔自ラ五(四)

① (「毛氈(もうせん)をかぶる」という芝居の語から) 主人や親などに対して面目ないことをしでかす主人や親の家、また、ある場所か追い出される。しくじる。

洒落本辰巳之園(1770)「あの子はねヱ、七さんと色をしてねヱ、かぶって居なさりやす

だまされるいっぱい食う

浮世草子世間胸算用(1692)三「其次の玉むし色の羽織牛涎屋(にかわや)を、どこの牛の骨やらしらいで人のかぶる衣装つき

③ (終わると観客総立ちになってほこりが立つので手拭をかぶったところからという) 一日芝居演芸などが終わる。終演になる。はねる。〔通人辞典(1922)〕

*夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉サットー物語「其夜、閉場(カブ)ってから、楽長小生フラスコの尻を焼いてると」

大入り満員になることをいう、寄席芸人仲間などの語。

*澪(1911‐12)〈長田幹彦〉一「一座小樽花園座でしきりにかぶってゐる最中であった」

(5) 写真で、フィルム欠陥露出過度などで画面がくもってぼやける

(6) 重なる。ダブる。「客層がかぶる」

(7)動詞連用形に付けて補助動詞のように用いる) …することに失敗する。「言いかぶる」「買いかぶる」「踏みかぶる

[語誌]奈良時代平安時代初期見える「かがふる」が「かうぶる」を経て成立した語。平安時代後半期以降漢文訓読語として、和文語「かづく」に対応する語として用いられた。和文資料の「かぶる」は、いずれも神仏恵みや徳、宣旨といった抽象的なものを受ける意で用いられ、布などでおおうといった具体事例もある訓読文での意味と異なり限定的である。


こうぶ・る かうぶる 【被・蒙】

〔他ラ四〕 (「かがふる」の変化した語)

① =こうむる(被)①

書紀720大化三年是歳(北野本訓)「此の冠どもは、〈略〉四月七月の斎(ほかみ)の時に着(カウフル)所なり」

守護国界陀羅尼経八平初期点(900頃)「大甲冑を被(カウフラ)く」

② =こうむる(被)②

書紀720神武即位己未年三月(北野本訓)「頼以皇天之威(あめのかみのみいきほひをカウフリ)て凶就(あた)、就戮(ころされぬ)」

土左(935頃)承平五年一月三〇日「かみほとけのめぐみかうぶれるに似たり

③ =こうむる(被)③

平家13C前)一二天下に疵(きず)を蒙(カウブ)(高良ルビ)るものたえず」

尋常小学読本(1887)〈文部省〉三「汝若し我を食はば、忽ちばつをかうぶる可し

④ =こうむる(被)④

名語記(1275)六「さをば五月にかうぶらしめつ」

(5) (酒を)大いに飲む。

思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石一八「宵に、酒を被(カウブ)った勢で」

[語誌](1)上代の「かがふる」が変化して中古以降用いられた語であるが、仮名文献では②の神仏上位者から行為や恩恵を受ける意の例が見られるのみで、①の頭や体を何かでおおう意の例はなく、その意は「かづく」が表わしていた。一方訓点資料では①②ともに使用例が見られる
(2)③の傷などを身に受ける例は中世以降である。→「こうむる(被)」の語誌


こうむ・る かうむる 【被・蒙】

〔他ラ五(四)〕 (「こうぶる(被)」の変化した語)

頭から衣服帽子などをかぶる。身体や頭をおおう。かぶる。

玉塵抄(1563)一七「かうべにかうむってかづいたか鶡冠と云て」

神仏目上の人から、ある行為恩恵などを受ける。いただく。相手対す敬意をこめて用いる。「御免をこうむる

*九冊本宝物集1179頃)四「後生三宝のあはれみをもかうむらんと思ひて」

③ きず、災禍、罪など好ましくないものを身に受ける。また、負担しょいこむ

愚管抄(1220)四「友実といふ禰宜きずをかふむりなんどしたりければ」

④ (冠) ある字やことばなどを他のことばや名前のはじめにつける。冠する

鑑草(1647)陰「陰二字あるを採て篇首に弁(カウム)らしむ」

[語誌](1)かがふる」から変化した語に、「こうぶるこうむる)」と「かぶる(かむる)」があるが、中古に生じた「こうぶる」に加え中世以降こうむる」が用いられるようになる。
(2)頭部などを何かでおおう意では、漢文訓読文の場合、主に「こうぶる」「かぶる」が、和文脈では主に「かずく」が用いられた。
(3)こうぶる」「こうむる」は、上位者からの行為恩恵を受けるもしくは、傷を身に受ける例を中心に使用される語として定着し、「かぶる」「かむる」との意味の分化意識されていたと考えられる。→「こうぶる(被)」の語誌


読み方:コウブリ(kouburi)

冠のこと。


Meng

モウ

県令

県人夏恭 / 夏牙


モンゴル (曖昧さ回避)

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 06:48 UTC 版)

モンゴルモンゴル語: Монгол, ᠮᠣᠩᠭᠤᠯ




「モンゴル (曖昧さ回避)」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/03/07 16:16 UTC 版)

発音

造語成分・略称

蒙古の第1字)

  1. モンゴルを意味する語を作る

熟語


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