P型半導体
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p型半導体(ピーがたはんどうたい)とは、電荷を運ぶキャリアとして正孔(ホール)が使われる半導体である。正の電荷を持つ正孔が移動することで電流が生じる。つまり、正孔が多数キャリアとなる半導体である。 例えばシリコンなど4価元素の真性半導体に、微量の3価元素(ホウ素、アルミニウムなど)を添加することでつくられる。不純物半導体に含まれる。
- p型半導体をつくる為の添加物をアクセプタといい、この添加物によって形成された準位をアクセプタ準位と呼ぶ。
- 正(英: positive)の電荷を持つ正孔が多数キャリアであることから、英語の頭文字をとってp型半導体と呼ばれる。
- 工学ではp形半導体と表記される(JISなど)。
関連項目
- NBTI - p型半導体特有の劣化モード
- P型 (曖昧さ回避)
P型(Proprietary-type)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 06:08 UTC 版)
「自動火災報知設備」の記事における「P型(Proprietary-type)」の解説
感知器や発信機の電気的な接点が閉じ、電流が流れることにより火災信号を受信するシステム。規模と機能によりP型1級とP型2級及びP型3級がある。また近年では、アドレス式感知器と従来の接点式感知器を同一回線内に混在させ、接点式の感知器が発報した際は回線単位での火災表示、アドレス式感知器が発報した際は個々の感知器のアドレスを表示するといった、R型とのハイブリッド仕様ともいえる受信機も登場しているが、法規上はP型受信機に分類される。 受信機のパネルに回線(警戒区域)の数だけ表示窓(地区窓)が並び、ランプ(地区灯)が点灯する事により火災の発生場所(警戒区域)を特定する。受信機〜感知器、発信機間の配線は回線数(建物の規模)に応じて本数が増える。 P型1級 回線数の制限はなく、受信機と発信機の間に保守点検用の電話(自火報電話)機能と配線の断線を自動的に検出する断線監視機能を持つもの。 P型2級 回線数5回線までの小規模建築物用。自火報電話機能はない。断線監視機能は持たずに、発信機または押しボタンスイッチ(回路試験器)による導通試験としても良いとされているが、実際にはP型1級と同様の断線監視機能を持つ製品が多い。 P型3級 回線数は1回線のみで、火災表示の保持機能や予備電源、地区音響装置の接続といった、P型1級及び2級に必須の機能は省略し、主音響装置と交流電源表示灯、火災試験スイッチを最低限備えていれば良い事となっている。但し、設置できるのは延べ面積150平米以下の防火対象物に限られることから本受信機を単体で用いるケースは少なく、総務省令第40号の特例が適用される共同住宅の居室内インターホン親機に組み込まれた形で使用される事が多い。
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