nowadays

実用日本語表現辞典

nowadays

別表記：ナウアデイズ

「nowadays」とは、現代・現在・今日・最近のことを意味する英語表現である。

「nowadays」とは・「nowadays」の意味

「nowadays」とは、「現在、最近、今日」などの意味を持つ副詞である。何らかの事柄や状況が現在の時点で一般的に行われている、あるいは一般的な状態であることを示す言葉として使われる。「nowadays」が文頭に置かれている場合、文章全体の時間性を表現しているが、「nowadays」を強調したい場合は、文末に置かれることもある。「nowadays」は、一般的には現在形に使用される。しかし、時間を表す副詞として、過去形や現在完了形と組み合わせて使うこともできる。

「nowadays」の発音・読み方

「nowadays」は、「náuədèiz」と発音され、アクセントは、第一音節にある。カタカナ表記では「ナウアデイズ 」とされることが多い。

「nowadays」の語源・由来

「nowadays」の語源は14世紀初め～半ばの中英語の「now a dayes」である。当時は、「day」 が単数形で使われ、「now a day」は「現在の日」という意味であった。それが複数形になって 「nowadays」 となり、現代英語において「現代」を表すようになった。この表現の「day」は時間の長さを表す単位として使われた古英語の 「dæġ」から派生している。「day」が現代英語でのように単数形・複数形ともに使われるようになったのは、中世英語時代になってからである。

「nowadays」と「recently」の違い

「nowadays」と「recently」は、どちらも時間を表す副詞であるが、意味や使い方に違いがある。「nowadays」は、現在の時代、つまり「現代」を表す副詞で、最近の出来事を指す。例えば、「Nowadays, more and more people are using social media to connect with each other.」という文では、「最近では、ますます多くの人々がソーシャルメディアを使ってコミュニケーションをとっている」という意味になる。一方、「recently」は「最近の出来事」を指す副詞で、過去の出来事から現在までの時間の範囲を表現することができる。例えば、「I haven't seen him recently.」という文は、「最近彼に会っていない」という意味になる。

「nowadays」と「these days」の違い

「nowadays」と「these days」は、どちらも「現代」や「最近」という意味を持つ副詞であり、非常に似た意味を持つが、微妙な違いがある。

「nowadays」は、現在の時代、つまり「現代」を表す副詞で、時代全体の特徴や傾向を表現することが多い。例えば、「Nowadays, people are more health-conscious than ever before.」という文では、「現代において、人々はこれまで以上に健康意識が高まっている」という意味になる。

一方、「these days」は、「最近」という意味で、過去から現在に至る期間において、何かが変化したことを表現することが多い。例えば、「These days, more and more people are working from home.」という文では、「最近では、ますます多くの人々が自宅で仕事をしている」という意味になる。実際には両方の単語が互換的に使用されることがあるため、厳密な違いを区別する必要はない。

「nowadays」を含む英熟語・英語表現

「Nowadays is not like it used to be」とは

「Nowadays is not like it used to be」とは、 現代は昔と～が違っているという意味の表現である。

「Nowadays, more than ever 」とは

「Nowadays, more than ever 」とは、今日では、これまで以上にという意味の表現である。

「Nowadays, everyone and their mother」とは

「Nowadays, everyone and their mother」とは、最近では、誰でもという意味の表現である。

「Not like nowadays 」とは

「Not like nowadays 」とは、現代のようではないという意味の表現である。

「nowadays」に関連する用語の解説

「recent」とは

「recent」とは、最近の、新しい、近年のという意味を持つ形容詞である。何かが過去から現在に至る期間の間に起こったことを表現する際に使用される。「in recent years」は、過去数年間において何かが起こったことを表している。「recent」は、基本的には現在形の形容詞で、現在を指す意味合いが強いが、過去の出来事を指す際にも使われることがある。この場合、通常は過去形とともに使われる。例えば、「What were the most important events in recent years?」（近年の最も重要な出来事は何ですか）というように、過去形の動詞「were」に続いて「recent」が使われている。この場合、「recent」は過去の出来事を指しているが、それでもなお、その出来事が現在に近いことを表している。

「modern」とは

「modern」とは、「現代の」「現代的な」という意味を持つ形容詞である。何かが現代の標準に合わせて作られている場合や、現代的な特徴を備えている場合に「modern」を使用する。例えば、現代的な建築、現代的なアート、現代的なファッション、現代的な音楽などを表現する際に用いられる。また、「modern」は、古代や中世、ルネッサンス期などといった過去の時代と対比して使用されることがある。

「nowadays」の使い方・例文

・「I rarely use cash nowadays. I prefer to use my credit card or mobile payment app.」（最近では現金をあまり使わなくなった。クレジットカードやモバイル決済アプリの方が好きだ。）
・「Nowadays, many people work from home due to the COVID-19 pandemic.」（最近では、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、多くの人々が在宅勤務をしている。）

（2023年3月9日更新）