XmlDocumentType

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

XmlDocumentType クラス

ドキュメント型宣言を表します。

名前空間: System.Xml
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class XmlDocumentType
    Inherits XmlLinkedNode

Visual Basic (使用法)

Dim instance As XmlDocumentType

C#

public class XmlDocumentType : XmlLinkedNode

C++

public ref class XmlDocumentType : public
 XmlLinkedNode

J#

public class XmlDocumentType extends XmlLinkedNode

JScript

public class XmlDocumentType extends
 XmlLinkedNode

解説

XmlDocumentType クラスは、ドキュメント型宣言に関する情報を返すために使用できます。XmlDocument.CreateDocumentType メソッドを使用して、XmlDocumentType オブジェクトを作成します。

継承階層

System.Object
   System.Xml.XmlNode
     System.Xml.XmlLinkedNode
      System.Xml.XmlDocumentType

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
XmlDocumentType メンバ
System.Xml 名前空間
XmlDocument.CreateDocumentType
その他の技術情報
XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)

XmlDocumentType コンストラクタ

このコンストラクタは、.NET Framework インフラストラクチャをサポートします。独自に作成したコードから直接使用するためのものではありません。

名前空間: System.Xml
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Friend Sub New
 ( _
    name As String, _
    publicId As String, _
    systemId As String, _
    internalSubset As String, _
    doc As XmlDocument _
)

Visual Basic (使用法)

Dim name As String
Dim publicId As String
Dim systemId As String
Dim internalSubset As String
Dim doc As XmlDocument

Dim instance As New XmlDocumentType(name,
 publicId, systemId, internalSubset, doc)

C#

protected internal XmlDocumentType (
    string name,
    string publicId,
    string systemId,
    string internalSubset,
    XmlDocument doc
)

C++

protected public:
XmlDocumentType (
    String^ name, 
    String^ publicId, 
    String^ systemId, 
    String^ internalSubset, 
    XmlDocument^ doc
)

J#

protected XmlDocumentType (
    String name, 
    String publicId, 
    String systemId, 
    String internalSubset, 
    XmlDocument doc
)

JScript

protected internal function
 XmlDocumentType (
    name : String, 
    publicId : String, 
    systemId : String, 
    internalSubset : String, 
    doc : XmlDocument
)

パラメータ

name

publicId

systemId

internalSubset

doc

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目

XmlDocumentType クラス
XmlDocumentType メンバ
System.Xml 名前空間

XmlDocumentType プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Attributes	このノードの属性を格納している XmlAttributeCollection を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	BaseURI	現在のノードのベース URI を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	ChildNodes	ノードのすべての子ノードを取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Entities	ドキュメント型宣言で宣言された XmlEntity ノードのコレクションを取得します。
	FirstChild	ノードの最初の子を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	HasChildNodes	このノードに子ノードがあるかどうかを示す値を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	InnerText	ノードとそのすべての子の連結された値を取得または設定します。 ( XmlNode から継承されます。)
	InnerXml	このノードの子ノードだけを表すマークアップを取得または設定します。 ( XmlNode から継承されます。)
	InternalSubset	DOCTYPE 宣言の文書型定義 (DTD : Document Type Definition) 内部サブセットの値を取得します。
	IsReadOnly	オーバーライドされます。 ノードが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
	Item	オーバーロードされます。 指定した子要素を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	LastChild	ノードの最後の子を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	LocalName	オーバーライドされます。 ノードのローカル名を取得します。
	Name	オーバーライドされます。 ノードの限定名を取得します。
	NamespaceURI	このノードの名前空間 URI を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	NextSibling	このノードの直後のノードを取得します。 ( XmlLinkedNode から継承されます。)
	NodeType	オーバーライドされます。 現在のノードの種類を取得します。
	Notations	ドキュメント型宣言に存在する XmlNotation ノードのコレクションを取得します。
	OuterXml	このノードとそのすべての子ノードを表すマークアップを取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	OwnerDocument	このノードが属する XmlDocument を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	ParentNode	このノードの親 (親を持つノードの場合) を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Prefix	このノードの名前空間プリフィックスを取得または設定します。 ( XmlNode から継承されます。)
	PreviousSibling	このノードの直前のノードを取得します。 ( XmlLinkedNode から継承されます。)
	PublicId	DOCTYPE 宣言のパブリック ID の値を取得します。
	SchemaInfo	スキーマ検証の結果、このノードに割り当てられているスキーマ検証後の infoset を取得します。 ( XmlNode から継承されます。)
	SystemId	DOCTYPE 宣言のシステム ID の値を取得します。
	Value	ノードの値を取得または設定します。 ( XmlNode から継承されます。)

参照

関連項目

XmlDocumentType クラス
System.Xml 名前空間
XmlDocument.CreateDocumentType

その他の技術情報

XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)

XmlDocumentType メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	AppendChild	このノードの子ノードのリストの末尾に、指定したノードを追加します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Clone	このノードの複製を作成します。 ( XmlNode から継承されます。)
	CloneNode	オーバーライドされます。 このノードの複製を作成します。
	CreateNavigator	このオブジェクト内を移動するための XPathNavigator を作成します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetEnumerator	XmlNode のノードに対する for each スタイルの反復をサポートします。 ( XmlNode から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetNamespaceOfPrefix	現在のノードのスコープ内にある指定したプリフィックスに対する最も近い xmlns 宣言を検索し、宣言内の名前空間 URI を返します。 ( XmlNode から継承されます。)
	GetPrefixOfNamespace	現在のノードのスコープ内にある指定した名前空間 URI に対する最も近い xmlns 宣言を検索し、宣言で定義されているプリフィックスを返します。 ( XmlNode から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	InsertAfter	指定したノードを指定した参照ノードの直後に挿入します。 ( XmlNode から継承されます。)
	InsertBefore	指定したノードを指定した参照ノードの直前に挿入します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Normalize	この XmlNode の一番下のサブツリーまで含め、すべての XmlText ノードをマークアップ (タグ、コメント、処理命令、CDATA セクション、およびエンティティ参照) だけが XmlText ノードを区分する "通常の" 書式にします。したがって、隣接する XmlText ノードはありません。 ( XmlNode から継承されます。)
	PrependChild	このノードの子ノードのリストの先頭に、指定したノードを追加します。 ( XmlNode から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	RemoveAll	現在のノードのすべての子ノードと属性の両方、またはそのいずれかを削除します。 ( XmlNode から継承されます。)
	RemoveChild	指定した子ノードを削除します。 ( XmlNode から継承されます。)
	ReplaceChild	子ノード oldChild を newChild ノードに置き換えます。 ( XmlNode から継承されます。)
	SelectNodes	オーバーロードされます。 XPath 式と一致するノードのリストを選択します。 ( XmlNode から継承されます。)
	SelectSingleNode	オーバーロードされます。 XPath 式と一致する最初の XmlNode を選択します。 ( XmlNode から継承されます。)
	Supports	DOM 実装が特定の機能を実装するかどうかをテストします。 ( XmlNode から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)
	WriteContentTo	オーバーライドされます。 ノードのすべての子を、指定した XmlWriter に保存します。XmlDocumentType ノードの場合、このメソッドは無効です。
	WriteTo	オーバーライドされます。 指定した XmlWriter にノードを保存します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

XmlDocumentType クラス
System.Xml 名前空間
XmlDocument.CreateDocumentType

その他の技術情報

XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)

XmlDocumentType メンバ

ドキュメント型宣言を表します。

XmlDocumentType データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

プロテクト コンストラクタ

	名前	説明
	XmlDocumentType

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Attributes	このノードの属性を格納している XmlAttributeCollection を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	BaseURI	現在のノードのベース URI を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	ChildNodes	ノードのすべての子ノードを取得します。(XmlNode から継承されます。)
	Entities	ドキュメント型宣言で宣言された XmlEntity ノードのコレクションを取得します。
	FirstChild	ノードの最初の子を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	HasChildNodes	このノードに子ノードがあるかどうかを示す値を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	InnerText	ノードとそのすべての子の連結された値を取得または設定します。(XmlNode から継承されます。)
	InnerXml	このノードの子ノードだけを表すマークアップを取得または設定します。(XmlNode から継承されます。)
	InternalSubset	DOCTYPE 宣言の文書型定義 (DTD : Document Type Definition) 内部サブセットの値を取得します。
	IsReadOnly	オーバーライドされます。 ノードが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。
	Item	オーバーロードされます。 指定した子要素を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	LastChild	ノードの最後の子を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	LocalName	オーバーライドされます。 ノードのローカル名を取得します。
	Name	オーバーライドされます。 ノードの限定名を取得します。
	NamespaceURI	このノードの名前空間 URI を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	NextSibling	このノードの直後のノードを取得します。(XmlLinkedNode から継承されます。)
	NodeType	オーバーライドされます。 現在のノードの種類を取得します。
	Notations	ドキュメント型宣言に存在する XmlNotation ノードのコレクションを取得します。
	OuterXml	このノードとそのすべての子ノードを表すマークアップを取得します。(XmlNode から継承されます。)
	OwnerDocument	このノードが属する XmlDocument を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	ParentNode	このノードの親 (親を持つノードの場合) を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	Prefix	このノードの名前空間プリフィックスを取得または設定します。(XmlNode から継承されます。)
	PreviousSibling	このノードの直前のノードを取得します。(XmlLinkedNode から継承されます。)
	PublicId	DOCTYPE 宣言のパブリック ID の値を取得します。
	SchemaInfo	スキーマ検証の結果、このノードに割り当てられているスキーマ検証後の infoset を取得します。(XmlNode から継承されます。)
	SystemId	DOCTYPE 宣言のシステム ID の値を取得します。
	Value	ノードの値を取得または設定します。(XmlNode から継承されます。)

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	AppendChild	このノードの子ノードのリストの末尾に、指定したノードを追加します。 (XmlNode から継承されます。)
	Clone	このノードの複製を作成します。 (XmlNode から継承されます。)
	CloneNode	オーバーライドされます。 このノードの複製を作成します。
	CreateNavigator	このオブジェクト内を移動するための XPathNavigator を作成します。 (XmlNode から継承されます。)
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetEnumerator	XmlNode のノードに対する for each スタイルの反復をサポートします。 (XmlNode から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetNamespaceOfPrefix	現在のノードのスコープ内にある指定したプリフィックスに対する最も近い xmlns 宣言を検索し、宣言内の名前空間 URI を返します。 (XmlNode から継承されます。)
	GetPrefixOfNamespace	現在のノードのスコープ内にある指定した名前空間 URI に対する最も近い xmlns 宣言を検索し、宣言で定義されているプリフィックスを返します。 (XmlNode から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	InsertAfter	指定したノードを指定した参照ノードの直後に挿入します。 (XmlNode から継承されます。)
	InsertBefore	指定したノードを指定した参照ノードの直前に挿入します。 (XmlNode から継承されます。)
	Normalize	この XmlNode の一番下のサブツリーまで含め、すべての XmlText ノードをマークアップ (タグ、コメント、処理命令、CDATA セクション、およびエンティティ参照) だけが XmlText ノードを区分する "通常の" 書式にします。したがって、隣接する XmlText ノードはありません。 (XmlNode から継承されます。)
	PrependChild	このノードの子ノードのリストの先頭に、指定したノードを追加します。 (XmlNode から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	RemoveAll	現在のノードのすべての子ノードと属性の両方、またはそのいずれかを削除します。 (XmlNode から継承されます。)
	RemoveChild	指定した子ノードを削除します。 (XmlNode から継承されます。)
	ReplaceChild	子ノード oldChild を newChild ノードに置き換えます。 (XmlNode から継承されます。)
	SelectNodes	オーバーロードされます。 XPath 式と一致するノードのリストを選択します。 (XmlNode から継承されます。)
	SelectSingleNode	オーバーロードされます。 XPath 式と一致する最初の XmlNode を選択します。 (XmlNode から継承されます。)
	Supports	DOM 実装が特定の機能を実装するかどうかをテストします。 (XmlNode から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)
	WriteContentTo	オーバーライドされます。 ノードのすべての子を、指定した XmlWriter に保存します。XmlDocumentType ノードの場合、このメソッドは無効です。
	WriteTo	オーバーライドされます。 指定した XmlWriter にノードを保存します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

XmlDocumentType クラス
System.Xml 名前空間
XmlDocument.CreateDocumentType

その他の技術情報

XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM)