THE PIERとは? わかりやすく解説

THE PIER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 00:44 UTC 版)

THE PIER』は、日本のロックバンドくるりスタジオ・アルバム2014年9月17日SPEEDSTAR RECORDSからリリースされた。

THE PIER
くるりスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン)
くるり アルバム 年表
坩堝の電圧
2012年
THE PIER
2014年
くるりとチオビタ
2014年
『THE PIER』収録のシングル
  1. 「Remember me」
    リリース: 2013年10月23日
  2. 「最後のメリークリスマス」
    リリース: 2013年12月18日
  3. There is (always light)/Liberty&Gravity Special Edition
    リリース: 2014年12月17日
ミュージックビデオ
Liberty&Gravity - YouTube

Remember me - YouTube
最後のメリークリスマス - YouTube
There is(always light) - YouTube

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概要

  • 前作『坩堝の電圧』以来2年ぶりのオリジナルアルバム。第7回CDショップ大賞入賞作品[1]
  • 「さまざまな時代、さまざまな文化の音楽を無尽蔵に取り込んだ」多国籍なサウンドが特徴となっている[2]
  • 岸田は「アヴィーチーの1枚目を聴いて盛り上がって作った」と語っている[3]
  • プリプロダクションは主に京都府北部にある岸田の別宅で行われた。ジャケットはその別宅の近くにて、ファンファンがiPhoneで撮影した写真がもととなっている[4][5]
  • 佐藤は「Remember me」「ロックンロール・ハネムーン」「loveless」「最後のメリークリスマス」などの「いい曲」がタイアップ曲として制作されていたことから、「後は単純に楽しみながら曲を作っていけばいいんじゃない?」とレコーディングに突入したが、「やってみると、とことんやってしまった」と語っている[6]
  • 初回盤には7インチサイズのジャケットに加え、300ページを超える全曲の楽譜集、「Liberty&Gravity」のハイレゾ音源をダウンロードできるシリアルコードが付属した[7]
  • 今作のリリースを記念して「くるりワンマンライブツアー2014 〜金の玉、ふたつ〜」が開催された[8]

収録曲

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「2034」  
2.「日本海」  
3.「浜辺にて」  
4.「ロックンロール・ハネムーン」  
5.「Liberty&Gravity」  
6.「しゃぼんがぼんぼん」  
7.「loveless <album edit>」  
8.「Remember me」  
9.「遥かなるリスボン」  
10.「Brose&Butter」  
11.「Amamoyo」  
12.「最後のメリークリスマス<album edit>」  
13.「メェメェ」  
14.「There is(always light)」  
合計時間:

演奏

  • 岸田繁:Vocals, Guitar, Sitar, Sazu & Programming
  • 佐藤征史:Bass, Percussion, Vocals & Programming
  • ファンファン:Trumpet, Flugelhorn, Vocals & Programming
  • BOBO:Drums & Percussion (#1.2.3.5.6.9.10.11.14)
  • 福田洋子:Drums & Percussion (#1)
  • 畑利樹:Drums & Percussion (#4)
  • あらきゆうこ:Drums & Percussion (#7.8)
  • 新田浩平:Drums & Percussion (#12)
  • Erwin Bader:Keyboards (#5)
  • 鈴木正人:Keyboards (#7)
  • Carwyn Ellis:Keyboards (#10)
  • 奥野真哉 (ソウル・フラワー・ユニオン):Keyboards (#12)
  • Lucia Hall, Mariam Margaryan-Petkova:Violin (#1.2)
  • Nicolas Geremus, Wang-Yu Ko:Violin (#8)
  • Michael Buchmann:Viola (#1.2.8)
  • Arne Kirchen:Violoncello (#1.2)
  • Bernard Aichner:Violoncello (#8)
  • 権藤知彦:Euphonium, Flugelhorn (#4.9.14)
  • 石崎光:Mellotron, Guitar (#4)
  • U-zhaan:Tabla (#5)
  • 小春 (チャラン・ポ・ランタン):Accordion (#9)

脚注

  1. ^ http://www.cdshop-kumiai.jp/taisho/archive/07-2015/
  2. ^ くるり ニューアルバム「THE PIER」特設サイト”. くるり ニューアルバム「THE PIER」特設サイト. 2019年4月8日閲覧。
  3. ^ 岸田繁 (2018年4月20日). “EDMは大型ショッピングモールのニオイがする。良くも悪くも、作るのも聴くのも効率的で合理的な時代の音楽だとオジさんは思う。日本でまだEDMという言葉が一般的でなかった時、既成の枠に囚われない面白楽しい音楽として、アヴィーチーの1枚目を聴いて盛り上がって「The Pier」を作った。”. @Kishida_Qrl. 2019年4月8日閲覧。
  4. ^ Inc, Natasha. “くるり「THE PIER」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2019年4月8日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha. “くるり「THE PIER」インタビュー (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2019年4月8日閲覧。
  6. ^ くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」”. Real Sound|リアルサウンド. 2019年4月8日閲覧。
  7. ^ くるりの新アルバムは『THE PIER』、初回盤には300P超の楽譜&ハイレゾ音源付き”. CINRA.NET. 2019年4月8日閲覧。
  8. ^ 「THE PIER」リリース記念・くるりワンマンライブツアー2014 〜金の玉、ふたつ〜 チケット先行予約・一般発売など決定しました”. くるり / QURULI. 2019年4月8日閲覧。

THE PIER(2013年 - 2014年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:42 UTC 版)

「くるり」の記事における「THE PIER(2013年 - 2014年)」の解説

2013年4月末のライブ最後に吉田省念バンド離脱5月より、日本全都道府県を回るツアーDISCOVERY Q」シリーズ四国よりスタートした6月26日には3人体制による初のレコーディングとなった配信限定シングル「ロックンロール・ハネムーン」をリリース。また2013年はくるり15周年にあたり同年1月配信限定シングルとしてリリースしていた『Remember me』を26目のシングルとして10月23日発売した。また続けて12月18日には初となるクリスマスシングル『最後メリークリスマス』を発表。こちらはオリジナル・フリースとクリスマスカードセットとなった15000限定生産プレミアムなものとなった2014年1月、『THE PIER』のレコーディング東京開始岸田佐藤ファンファン加えてドラム堀川裕之(ボボ)とマルチ・インストゥルメンタリストのカーウィン・エリスが参加2014年6月には、ファンクラブ純情息子」の運営ウェブサービスnote」に全面移行。「note」内で、最初期デモテープである『くるりの一回転』のダウンロード販売開始した7月20日NHKBSプレミアム放映された『THE RECORDING』に出演。そして9月17日、ニューアルバム『THE PIER』をリリース11月より、「「THE PIER」リリース記念・くるりワンマンライブツアー2014金の玉、ふたつ」」を開催する12月には、『THE PIER』からのリカット・シングルThere is (always light)/Liberty & GravitySpecial Edition』とコンピレーションアルバム『くるりとチオビタ』を発売した

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