イエローメランチ

約30種あるとされ、マラヤ、スマトラ、ボルネオ、フィリピンなどに分布しています。この類の木材の地方名はかなり違っており、その、主なものを挙げると表のようになります。 ■木材 ■用途 |
ダークレッドメランチ
学名:Shorea curtisii, S.negrosensis, S.pauciflora, S.polysperma, Shorea spp.
(フタバガキ科)

ライトレッドメランチを含めると約70種あります。タイ、マラヤ、フィリピンを経てボルネオ、モルッカに分布します。この類の木材は、Shorea属のRubroshorea亜属の樹種からの木材のうち濃色のものです。この類の一種であるタンギールは、フィリピンマホガニーと呼ばれ、米国市場へさかんに輸出されたことがあります。もちろん本物のマホガニーとは全く違う木材ですが、色が似ていることからこう名付けて売り込んだのでしょう。 ■木材 ■用途 |
ホワイトメランチ

約30種あり、スリランカ、インド、マラヤ、インドシナ、フィリピン、ボルネオ、スマトラなどに分布しています。この類の木材の地方名はかなり違っており、その主なものを挙げると表のようになります。表でもわかるように、ホワイトメランチとホワイトラワンは違います。現在では、サバから輸入されることが多いため、この類の木材のことをメラピというサバでの呼び名で呼ぶことが多いようです。 ■木材 ■用途 |
ライトレッドメランチ
学名:Shorea almon, S.leprosula, S.leptoclados, S.parvifolia, S.squamata, Shorea spp., Rubroshorea
(フタバガキ科)

タイ、マライ、スマトラ、フィリピン、ボルネオなどに分布します。市場でライトレッドメランチと呼ぶのは、Shorea属のRubroshorea亜属の樹種のうち、赤色系でしかも淡色の木材のグループです。したがって、それが、植物の分類とは必ずしも一致していませんので、むしろ商取り引き上のグループといえばよいでしょう。 ■木材 |
- Shorea sppのページへのリンク