STS-80とは? わかりやすく解説

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STS-80

分類:スペースシャトル


名称:STS-80
オービター名称:コロンビア
打ち上げ国名機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1996年11月19日
着陸年月日:1996年12月7日
宇宙飛行士:ケネス・D・コックレル/ケント・V・ロミンガー/タマラ・E・ジャニガン/トーマス・D・ジョーンズ/ストーリー・マスグレイブ
飛行時間:423時間53

STS-80はドイツ共同行われたミッションです。コロンビアにはドイツ作った天体観測衛星ORFEUS-SPAS II積みこまれていました
ORFEUS-SPAS IIは、シャトルのカーゴベイ(荷物室)からロボットアーム軌道上放出されたあと、宇宙紫外線観測し、星の進化銀河構造星間物質などの研究に役立つ計測行ないました。飛行16日目に再びシャトル回収され、ORFEUS-SPAS II地球持ち帰られました。
STS-80のコロンビアではまた、タマラ・E・ジャニガンとトーマス・D・ジョーンズ二人宇宙飛行士によって、2度にわたる船外活動が行われました国際宇宙ステーション建設とメンテナンス必要な道具テストするための船外活動でした。
17日間の飛行終えてコロンビアは無事地球へ戻りました

1.どんな形をして、どのような性能持っている
スペースシャトル・コロンビアは、オービター(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船(コロンビア)と、それを打ち上げるための固体燃料ブースターロケット2基と、液体燃料入れてある外部タンクからなっています。全体長さは56m、高さ23m、重さ2,000tで、オービターだけの長さは37m、高さ17m、重さ85tです。外部タンク使い捨てですが、オービターとブースターロケットはくりかえし使われます。


2.打ち上げ飛行順序はどうなっているの?
ブースターロケットの噴射と、外部タンク液体燃料を使うオービター噴射打ち上げます。2分後に、燃料燃えつきたブースターロケットが切り離されパラシュート落下します。8分後、高度250kmから400kmに達したとき外部タンク切り離されオービター軌道修正エンジン地球周回軌道乗りますオービター地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します


3.宇宙飛行目的は?
ドイツとの共同による、衛星使って天体観測です。

4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果おさめたの?
衛星放出して天体観測行ない、また船外活動行ないました。

参考文献:「Newton Collection II 宇宙開発竹内 均監修(教育社)1992年発行SPACE ATLAS 宇宙のすべてがわかる本」河島監修/三品隆司・著(PHP研究所)1995年発行



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