Mydo隊員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:54 UTC 版)
朝日 勝人(あさひ かつと) / ウルトラマンゼアス Mydoの見習い隊員で、その正体はウルトラマンゼアスが人間に変身した姿。第1作では24歳、第2作では25歳。心優しい青年だが気弱な上、極度の潔癖症。同僚たちに叱られたり、悪神に顔を汚されたりと、苦難に遭いながらも、ベンゼン星人との戦いで潔癖症を克服する。 第2作では正隊員に昇格するが、ウルトラマンシャドーに敗北後、敗戦の恐怖による自信喪失と大河内・小中井の昇格による異動のため、ショックで除隊。空手道場「正道会館」の門を叩く。そして彼のトラウマを見抜いた師範に鍛え直され、自信を取り戻し、シャドーを撃破。これらの経緯を経て、一人前のヒーローに成長し、Mydoに戻った。 大河内 神平(おおこうち しんぺい) Mydo隊長。第1作では32歳、第2作では33歳。宇宙物理学の博士号を有する世界的権威にして推理(山勘)と分析のオーソリティー。大雑把で横柄だが相応のカリスマ性を持ち、部下や子供には慕われている好漢。特技は野球。 第2作では国際防衛軍参謀に昇格。 小中井 仏吉(こなかい ふつきち) Mydo副隊長。第1作では30歳、第2作では31歳。大河内とは正反対の温和で細やかな神経の持ち主で、やや怖がりで臆病。愉快でひょうきんな性格だが、任務に対しては厳しく、部下を纏め上げる技量はある。特技はサッカー。 第2作では国際防衛軍副参謀に昇格。 星見 透(ほしみ とおる) Mydoの紅一点で主に通信・連絡を担当。第1作では19歳、第2作では20歳。フルートの名手で、子供に優しく、どんな時でも希望を捨てない気丈な性格。勝人の正隊員昇格を誰よりも願っている。ゼアスの正体にも気付いていると思われるが、真相は不明。 第1作では子供たち共々ベンゼン星人に拉致されてしまうが、救出に現れたゼアスがベンゼン星人の罠で泥の沼に沈んだ際には、声援を送る子供たちと共にフルートを奏でた。第2作ではシャドーに洗脳され拉致されるが、ゼアス=勝人を影美道場から応援した。 武村 岩太(たけむら がんた) Mydoの中堅隊員で主にコンピューター分析などの計器類を担当。第1作では28歳、第2作では29歳。悪神の車を止めるほどの怪力の持ち主で、射撃と相撲、野球も得意。気合を入れる時に自分の名を叫ぶ癖がある。ネズミが苦手。 薩摩 萬(さつま ばん) 第2作で、大河内に代わり転属された新隊長。40歳。歴戦の勇士らしいが、前歴は一切が不明で、ミドリのデータベースにも記録されていない。 カプセル怪獣であるミラクロンを見て懐かしがる様子を見せる。また、シャドーアイランドでの決戦から帰還後、戻ってきた勝人に「ウルトラかかと落としを教えて欲しい」と言うなど、ゼアスが勝人であると見抜いているかのような描写が見られる。名前の由来は、ウルトラセブンの人間態のモデルとなった薩摩次郎から。 数 学(かず まなぶ) 第2作で、小中井に代わり着任した新副隊長。32歳。ハッキング能力が高く、隊長ではないがミドリにアクセスできる。計算の際に指を鳴らしたり、自己紹介に胸に装着した専用のノートパソコンで名前を大々的に明かすといった奇矯な癖があり、岩太からはよく思われていない。シャドー対策の考案も行ったが、失敗に終わり、シャドーとの決戦に駆け付けてきたゼアスを応援する。 ミドリ(MIDORI) Mydo日本支部基地の地下に設置された、巨大な釣鐘型のスーパーコンピューター。名前の通り緑色のモニターが特徴。声紋(早口言葉)と掌紋が登録されたMydo隊長のみアクセスが可能。 基地の管理だけでなく、情報収集や作戦の立案も行う。無機質な性格だが、分析に失敗すると謝るなどお茶目さも見せる。第2作では女性の顔のポリゴンが登場し、言動も人間臭くなった。
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