FNS大感謝祭とは? わかりやすく解説

FNS大感謝祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/04 07:38 UTC 版)

『FNS大感謝祭』シリーズ
ジャンル 年末特別番組バラエティ番組
構成 沢口義明ほか(91、92)
玉井貴代志ほか(93)
ディレクター 石井正幸(91、92。CD)
大平司(93)
司会者 明石家さんま
国・地域 日本
言語 日本語
製作
制作 フジテレビ(著作)
フジテレビ第二制作部
放送
放送チャンネル フジテレビ系列
放送国・地域 日本
'91総決算! 全部見せますFNS大感謝祭
プロデューサー 石田弘
司会者 逸見政孝
放送期間 1991年12月31日
放送時間 火曜19:00 - 23:00[1]
放送分 240分
回数 1
'92総決算! 全部見せますFNS大感謝祭
プロデューサー 石田弘
司会者 逸見政孝
放送期間 1992年12月31日
放送時間 木曜18:30 - 23:00
放送分 270分
回数 1回
'93総決算! 全部見せますFNS大感謝祭
プロデューサー 井上信悟
山縣慎司
アナウンサー 中井美穂
河野景子
八木亜希子
放送期間 1993年12月31日
放送時間 金曜18:33 - 23:00[2]
放送分 267分
回数 1回
番組年表
前作 年またぎバラエティー ありがとう1990年第1回TVグランプリ(1990年)
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FNS大感謝祭(えふえぬえすだいかんしゃさい)は、1991年1993年大晦日フジテレビ系列生放送された特別番組。正式タイトルは『'××総決算! 全部見せますFNS大感謝祭』( - そうけっさん! ぜんぶみせます - )で、『'××』には西暦下2桁の数字が入る。

その年のフジテレビの番組を振り返って、反省会を行う番組で、前年(1990年)に放送された『年またぎバラエティー ありがとう1990年第1回TVグランプリ』(19:00 - 22:54[3]。司会:山田邦子高嶋政宏高嶋政伸兄弟)を引き継ぐかたちで放送された。。司会は全回とも明石家さんま、また1991年・1992年は逸見政孝が担当したが、逸見は1993年12月25日に死去したため、93年はさんまの単独司会となり、進行役として当時局アナの中井美穂河野景子八木亜希子が担当した。

概要

フジテレビの主な番組の関係者と局内各セクションから1名以上がスタジオにそろい、 視聴者からの質問に直接答えるほか、その年の番組をダイジェストで流したり、 メジャーヒットとなった番組主題歌を流すという構成だった。

放送時間

放送年 放送時間(JST
1991年 19:00 - 23:00
1992年 18:30 - 23:00
1993年 18:33 - 23:00

エピソード

  • 冒頭、報道センターで待機している安藤優子が2年連続で、「幸田シャーミンです」とボケた。
  • 東京ラブストーリー」のダイジェストのあと、逸見が「鈴木保奈美さんのような若い女性から『セックスしよう』と言われたい中年は自分だけではなく、あのへん(スタジオを指す)の男性全部だと思う」と、日頃の言動からは想像できない発言をした。
  • もう誰も愛さない」をダイジェスト放映したところ、ほとんどが殺人シーンで構成され、さんまが「何人殺したんですか? もともとがダイジェストのドラマなのを短くするからこうなるんですよ」と苦言を呈した。
  • あっぱれさんま大先生」出演生徒がスタジオにあらわれ、質問をしまくったのち、番組テーマソングを歌って帰った。
  • 北の国から」をダイジェストで流した際、劇中の大晦日、田中邦衛が外で子供たちに、よそでは某裏番組を見ているだろうが、見なくても年越しはできる、と語る場面で、実際に裏番組として放送されているスタジオ内から大拍手が起こった。本番組は、その後の「北の国から」のスペシャルで使われている。

主な質疑応答

「東『洋画』」だから。
撮り直しが続くと涙が出ないことはあった。1話4回泣くとして、3回は右目から。
番組内で指示したわけではない。暑いのかもしれない。
  • 番組出演者でわがままな人はいないか?
いないこともない。
  • ドラマのプロデューサーなどの肩書きを使って、女性をくどいたことはあるか。
ない(と答えた全員、あるはず、とさんまが回答)。
わからない。
  • 女子アナの衣装は自前か?
自前の場合と、局側が用意したものとの半々くらい。
(本人が回答)
  • ニュース番組で、キャスターがしょうもないギャグをいうのはなぜか。
生放送で急に時間がちょっと空いた場合、つなぎに思わず言ってしまうことがある。

スタッフ

1991年・1992年

1993年放送分

  • 構成:玉井貴代志高橋秀樹 / 大田一水
  • 美術制作:石鍋伸一朗
  • デザイン:山本修身
  • 美術進行:中本友恒、田尻章
  • 大道具:永冨育浩
  • 装飾:久保田善行
  • アクリル装飾:山下浩司
  • 電飾:渡辺信一
  • アートフレーム:津田忠直
  • タイトル:原野真理子
  • 技術:佐藤五十一
  • カメラ:白戸義之
  • 音声:三井登
  • 映像:小椋真人
  • 照明:山際邦康
  • 音響効果:玉井実(O.C.Bプロ
  • VTR編集:箭内克彦(IMAGICA)、小泉義明(共同テレビ
  • 報道センター:
    • プロデューサー:李家芳文
    • ディレクター:三嶋唯久
    • 技術:金久保達郎
  • 音羽中継:
    • ディレクター:奥田あけみ
    • 技術:上藪直志(共同テレビ)
  • 箱根中継:
    • ディレクター:小西康弘
    • 技術:金涌博行
  • 長野中継:
    • ディレクター:平林長務
    • 技術:須坂昌博(NBS)
    • 協力:長野放送
  • 習志野中継:
    • ディレクター:手塚久
    • 技術:河合宣貴(八峯テレビ)
  • 青山中継:
    • ディレクター:加茂裕治
    • 技術:佐々木信一(共同テレビ)
  • 砧中継:
    • ディレクター:深瀬雄介
    • 技術:障子川雅則(八峯テレビ)
    • 照明:米田俊一(アンバーライト)
    • 電飾:上床卓史
  • 秋田中継:
    • プロデューサー:伊藤昭一(AKT)
    • ディレクター:堀江浩之(AKT)
    • 技術:小杉祐作(AKT)
    • 協力:秋田テレビ
  • VTR編集ディレクター:三宅恵介木村忠寛港浩一、大前一彦、永山耕三、樋口徹、田島大輔、緒方幸夫、福原伸治、木村基子、星野淳一郎 / 今井康之(イースト
  • コーナー担当ディレクター:光野道夫吉村忠史
  • TK:土田芳美
  • スタイリスト:矢野悦子
  • 技術協力:八峯テレビ共同テレビ、MCJ、FLT
  • 協力:東宝砧スタジオ
  • 制作:石田弘
  • ディレクター:大平司
  • アシスタントプロデューサー:丸山史
  • プロデューサー:井上信悟山縣慎司
  • 制作:フジテレビ第二制作部(現編成制作局制作センター第2制作室)
  • 制作著作:フジテレビ
    • この番組は従来のフジテレビさんまメインの番組スタッフ(三宅恵介チーフディレクターやメイン構成作家の大岩賞介)はほぼ不参加で、石田班が制作したため、それまでのフジさんま番組とは違う印象を与えた。

スタジオゲスト

脚注

  1. ^ 火曜ワイドスペシャル』扱いはされない。
  2. ^ 金曜ファミリーランド』、『金曜エンタテインメント』扱いはされない。
  3. ^ 23:00 - 1月1日1:00は『新春夢花火』で、この番組の司会も逸見が担当した。その後1:00 - 2:00にはウッチャンナンチャンの『笑いの殿堂』が『年またぎ~』の一本として放送されたが、この番組のみ関東ローカルだった。

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