ETR200とは? わかりやすく解説

ETR200

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 22:45 UTC 版)

「イタリア国鉄ETR200電車」の記事における「ETR200」の解説

ETR200は175 km/hに対応する設計がなされていたが、最初に装備されたパンタグラフは130 km/h以上で問題が発生した。ETR200は1937年にボローニャ - ローマ - ナポリ間の路線に投入された。ETR200は当時、ヨーロッパで最も快適で速い列車と考えられ、ベニート・ムッソリーニは1939年にニューヨークで開催されたニューヨーク万国博覧会に1編成送り込んだ。1937年12月6日、ETR200はローマ=フォルミア=ナポリ線間において、201 km/hの最高速度記録を打ち立てた。1939年7月20日にはアレサンドロ=チェルヴェラッティが運転するETR212によってミラノ - ボローニャ線のポンテヌーレ・ピアチェンツァ間で203 km/hの新記録が出ている。しかし、ETR200は第二次世界大戦によって運行停止され、戦時中の空襲により多くの損害を被った。ETR200の各機体の経歴は以下の通り。 ETR200/ETR220/ETR240経歴一覧ETR200ETR220ETR240廃車年月解体年月形式機番発注年月日製造年月製造所形式機番ETR220ETR220PETR220AV形式機番改造年月改造年月改造年月改造年月ETR201 1934年9月21日 1936年6月 Breda ETR236 - 1966年2月 - - 1999年5月 1999年3月 ETR202 1936年9月 ETR225 1960年12月 - 1970年7月 ETR243 1988年11月 1999年3月 2000年10月 ETR203 1936年10月 ETR234 1964年12月 1969年3月 - ETR242 1986年7月 静態保存 ETR204 ETR231 1963年3月 1967年11月 - 1998年以前 1999年10月 ETR205 ETR224 1960年11月 - 1970年6月 2000年10月 ETR206 1936年11月 ETR235 - 1965年9月 - 1998年以前 1999年12月 ETR207 1936年12月15日 1938年11月 ETR221 1960年3月 1969年1月 1996年5月 2001年2月 ETR208 ETR227 1961年4月 - 1971年8月 ETR244 1988年5月 1998年3月 1999年7月 ETR209 1938年12月 ETR230 1962年5月 1967年4月 - - 1992年以前 1998年8月 ETR210 ETR228 1961年8月 1966年10月 2000年12月 ETR211 ETR223 1960年10月 - 1971年3月 ETR241 1989年2月 1999年10月 ETR212 1939年1月 ETR232 1963年9月 1968年2月 - - 静態保存 ETR213 1939年2月 ETR226 1961年2月 1969年8月 2001年2月 ETR214 ETR229 1962年11月 - 1972年5月 ETR245 1987年12月 1995年3月 2002年4月 ETR215 1939年4月19日 1941年11月 ETR233 1964年4月 1968年8月 - - 2004年1月 2004年6月 ETR216 - 1946年3月 ETR217 ETR222 1960年7月 1968年7月 - 1999年3月 2000年9月 ETR218 1941年12月 - 1946年3月 製造直後のETR212号機、左右の運転室窓間柱にパンタグラフ監視用の鏡が設置されている、1936年 新製当初のETR200、ミラノ付近、1936年 ETR200の先頭部、1936年頃

※この「ETR200」の解説は、「イタリア国鉄ETR200電車」の解説の一部です。
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