ArgumentOutOfRangeException クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ Public Class ArgumentOutOfRangeException Inherits ArgumentException Implements ISerializable
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public class ArgumentOutOfRangeException : ArgumentException, ISerializable
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public ref class ArgumentOutOfRangeException : public ArgumentException, ISerializable

ArgumentOutOfRangeException は、メソッドの呼び出し時に渡された引数の少なくとも 1 つが null 参照 (Visual Basic では Nothing) でなく、有効な値も含まれていない場合にスローされます。
ArgumentOutOfRangeException は、幅広く次のクラスによって使用されます。
ArgumentOutOfRangeException は ArgumentException と同じように動作します。この例外は、null 参照 (Visual Basic では Nothing) 以外の無効な引数が原因で発生した例外と null 引数が原因で発生した例外をアプリケーション コードで区別できるようにするために提供されます。null 引数が原因で発生するエラーについては、ArgumentNullException のトピックを参照してください。
ArgumentOutOfRangeException は、値 0x80131502 を保持する HRESULT COR_E_ARGUMENTOUTOFRANGE を使用します。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、ArgumentOutOfRangeException コンストラクタのトピックを参照してください。

System.Exception
System.SystemException
System.ArgumentException
System.ArgumentOutOfRangeException


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ ()
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを初期化して、その値として "負数ではない数値を指定する必要があります" などのエラーを説明するシステム提供のメッセージを指定します。このメッセージは、システムの現在のカルチャを考慮して指定します。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ (String)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを初期化して、その値として "負数ではない数値を指定する必要があります" などのエラーを説明するシステム提供のメッセージを指定します。このメッセージは、システムの現在のカルチャを考慮して指定します。
このコンストラクタは、新しいインスタンスの ParamName プロパティを paramName パラメータを使用して初期化します。paramName の内容は、ユーザーが理解できる内容にします。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ (String, Object, String)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim paramName As String Dim actualValue As Object Dim message As String Dim instance As New ArgumentOutOfRangeException(paramName, actualValue, message)
public function ArgumentOutOfRangeException ( paramName : String, actualValue : Object, message : String )

このコンストラクタは、新しいインスタンスの ParamName、ActualValue、Message の各プロパティを初期化します。それぞれのパラメータとして paramName、actualValue、message の各パラメータを使用します。paramName パラメータおよび message パラメータの内容は、ユーザーが理解できる内容にします。このコンストラクタの呼び出し元は、これらの文字列が現在のシステムのカルチャに合わせてローカライズ済みであることを確認しておく必要があります。
actualValue パラメータは、.NET Framework クラス ライブラリの内部では使用されません。ただし、アプリケーションが許容範囲内の引数値を使用できるようにするために、ActualValue プロパティが用意されています。
パラメータ actualValue は、メソッドに渡され、この例外がスローされる原因となった無効なパラメータ値を保持します。この値が ActualValue プロパティに格納され、この値の文字列形式が、Message プロパティに格納されているメッセージ文字列の末尾に追加されます。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ (SerializationInfo, StreamingContext)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim info As SerializationInfo Dim context As StreamingContext Dim instance As New ArgumentOutOfRangeException(info, context)
protected function ArgumentOutOfRangeException ( info : SerializationInfo, context : StreamingContext )


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ (String, Exception)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim message As String Dim innerException As Exception Dim instance As New ArgumentOutOfRangeException(message, innerException)

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ

名前 | 説明 |
---|---|
ArgumentOutOfRangeException () | ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |
ArgumentOutOfRangeException (String) | この例外の原因である引数の名前を指定して、ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |
ArgumentOutOfRangeException (SerializationInfo, StreamingContext) | シリアル化したデータを使用して、ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
ArgumentOutOfRangeException (String, Exception) | エラー メッセージ、およびこの例外の原因である例外を指定して、ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
ArgumentOutOfRangeException (String, String) | エラー メッセージ、およびこの例外の原因である引数の名前を指定して、ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。 |
ArgumentOutOfRangeException (String, Object, String) | エラー メッセージ、引数名、および引数の値を指定して、ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |

ArgumentOutOfRangeException コンストラクタ (String, String)
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim paramName As String Dim message As String Dim instance As New ArgumentOutOfRangeException(paramName, message)

このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを message パラメータの値を使用して初期化します。message パラメータの内容は、ユーザーが理解できる内容にします。このコンストラクタの呼び出し元は、この文字列が現在のシステムのカルチャに合わせてローカライズ済みであることを確認しておく必要があります。
このコンストラクタは、新しいインスタンスの ParamName プロパティを paramName パラメータを使用して初期化します。paramName の内容は、ユーザーが理解できる内容にします。
ArgumentOutOfRangeException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ArgumentOutOfRangeException プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ActualValue | この例外の原因である引数値を取得します。 |
![]() | Data | 例外に関する追加のユーザー定義情報を提供するキー/値ペアのコレクションを取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | HelpLink | 例外に関連付けられているヘルプ ファイルへのリンクを取得または設定します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | InnerException | 現在の例外を発生させた Exception インスタンスを取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() ![]() | ParamName | この例外の原因である引数の名前を取得します。 ( ArgumentException から継承されます。) |
![]() | Source | エラーの原因となったアプリケーションまたはオブジェクトの名前を取得または設定します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | StackTrace | 現在の例外がスローされたときにコール スタックにあったフレームの文字列形式を取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | TargetSite | 現在の例外をスローするメソッドを取得します。 ( Exception から継承されます。) |


ArgumentOutOfRangeException メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetBaseException | 派生クラスでオーバーライドされた場合、それ以後に発生する 1 つ以上の例外の主要な原因である Exception を返します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | オーバーライドされます。 無効な引数値と追加の例外情報を使用して SerializationInfo オブジェクトを設定します。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスのランタイム型を取得します。 ( Exception から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の例外の文字列形式を作成して返します。 ( Exception から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

ArgumentOutOfRangeException メンバ
呼び出されたメソッドで定義されている許容範囲外の値が引数として渡された場合にスローされる例外。
ArgumentOutOfRangeException データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ArgumentOutOfRangeException | オーバーロードされます。 ArgumentOutOfRangeException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ActualValue | この例外の原因である引数値を取得します。 |
![]() | Data | 例外に関する追加のユーザー定義情報を提供するキー/値ペアのコレクションを取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | HelpLink | 例外に関連付けられているヘルプ ファイルへのリンクを取得または設定します。(Exception から継承されます。) |
![]() | InnerException | 現在の例外を発生させた Exception インスタンスを取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() ![]() | ParamName | この例外の原因である引数の名前を取得します。(ArgumentException から継承されます。) |
![]() | Source | エラーの原因となったアプリケーションまたはオブジェクトの名前を取得または設定します。(Exception から継承されます。) |
![]() | StackTrace | 現在の例外がスローされたときにコール スタックにあったフレームの文字列形式を取得します。(Exception から継承されます。) |
![]() | TargetSite | 現在の例外をスローするメソッドを取得します。(Exception から継承されます。) |


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetBaseException | 派生クラスでオーバーライドされた場合、それ以後に発生する 1 つ以上の例外の主要な原因である Exception を返します。 (Exception から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetObjectData | オーバーライドされます。 無効な引数値と追加の例外情報を使用して SerializationInfo オブジェクトを設定します。 |
![]() | GetType | 現在のインスタンスのランタイム型を取得します。 (Exception から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の例外の文字列形式を作成して返します。 (Exception から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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