8月10日の誕生花
8月10日の誕生花一覧
8月10日生まれの誕生花は、「ハイビスカス」「ブルーサルビア」「ルコウソウ」である。ハイビスカス
●ハイビスカスの意味、解説
熱帯アジア・中国南部を原産地とするアオイ科フヨウ属の花で、別名「琉球木槿(リュウキュウムクゲ)」「扶桑花(フソウカ)」(学名「Hibiscus rosa-sinensis」といわれる。夏~秋にかけて旬を迎え、開花時期は5月~10月である。1923年、ハイビスカスがハワイを代表する花に指定された。そのため、それまで日本において、「ブッソウゲ(仏桑花 / 扶桑花)」という呼び名で親しまれていたが、ハワイの州花として「ハイビスカス」が周知されるようになってから、日本での呼び名も「ハイビスカス」になったといわれる。西洋では美しい花をバラにたとえることから、英語では「China rose(中国のバラ)」という呼び名もある。日本では、一年中暖かい気候である沖縄などで、多くの種類のハイビスカスをみることができる。沖縄南部の地域では、「後生花」といった呼び名があり、墓地に植栽して、亡くなった人の後生の幸福を願うといった習慣がある。
●ハイビスカスの花言葉
「繊細な美」「新しい恋」「しとやかな愛」「 あなたを信じます」
ハイビスカスは、咲いたその日のうちに枯れてしまい、花の寿命はほぼ1日限りであるが、日当たりのよい場所ではつぼみをいくつもつけて咲き続けるといった特徴がある。そのため、ハイビスカスが毎日のように新しく花を咲かせることに由来して、「新しい恋」といった花言葉がつけられたといわれる。また、花の色別で、赤いハイビスカスには「常に新しい美」「勇敢」、白いハイビスカスには「艶美」、ピンクのハイビスカスには「華やか」といった花言葉がある。
ブルーサルビア
●ブルーサルビアの意味、解説
アメリカ、メキシコを原産地とし、シソ科に属する花で、別名「サルビア・ファリナセア」(学名「Salvia farinacea」)といわれる。日本では、赤のサルビア・スプレンデンスがよく知られてるるが、さわやかな青色のブルーサルビアも多くの人に好まれ、夏~秋にかけて目にする機会が多い。暖かい地域では越冬することがある多年草でもある。
●ブルーサルビアの花言葉
「尊重」「知恵」「家族愛」「良い家庭」「永遠にあなたのもの」「爽やか」
学名「Salvia」の語源となる言葉に「賢人」という意味があり、また、ブルーサルビアの花の青色が、冷静な判断力を象徴する色であることに、「知恵」といった花言葉の由来がある。また、ブルーの花色から「爽やか」、長い期間咲き続けることに由来して「家族愛」「良い家庭」「永遠にあなたのもの」といった花言葉がつけられたといわれる。
ルコウソウ
●ルコウソウの意味、解説
熱帯アメリカを原産地とし、ヒルガオ科サツマイモ属する花で、別名「カボチャアサガオ」(学名「Ipomoea quamoclit」)といわれる。夏~秋の終わりにかけて旬を迎え、開花時期は7月~10月である。星形の小花を無数に咲かせるといった特徴がある。また、つる性でものに絡みついていく性質があるため、ギリシア語の「ips(芋虫)」と「homoios(類似の)」を語源とした学名「Ipomoea(イポメア)」がつけられたといわれる。和名の「(ルコウソウ(縷紅草) 」は、縷(糸すじ)のような細い葉がコスモス(Cosmos)に似た形をしていて、鮮やかな紅色に咲く花を咲かせることに由来する。そのほかにも、「留紅草(ルコウソウ)」と書かれることもあり、英語では「Cypress vine(サイプレス・バイン)」と呼ばれることがある。
●ルコウソウの花言葉
「繊細な愛」「元気」「おせっかい」「でしゃばり」
細かい切れ込みが入った葉をつける「ルコウソウ」の様子は、まるで羽をまとっているようで繊細に感じられる。そして、その葉のそばから、色鮮やかな花を咲かせることに由来して「繊細な愛」の花言葉がついた。一方、つるを伸ばして周囲のものに絡みつく性質から、まとわりつく様子を連想させる「おせっかい」「でしゃばり」といった花言葉がつけられたといわれる。
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