8月30日の誕生花
8月30日の誕生花、「スパティフィラム」「ツキミソウ」「アキノキリンソウ」だ。スパティフィラムの花言葉は「上品な淑女」「清々しい日々」、ツキミソウの花言葉は「無言の愛情」「移り気」、アキノキリンソウの花言葉は「予防」「用心」などが挙げられる。
8月30日の誕生花一覧
8月30日生まれの誕生花は、「スパティフィラム」「ツキミソウ」「アキノキリンソウ」だ。#スパティフィラムスパティフィラムはサトイモ科の多年草だ。美しい白い仏炎苞(ぶつえんほう)と鮮やかな緑色の葉が特徴。花びらのように見える白い部分は仏炎苞と呼ばれる、サトイモ科特有の葉の一種。その中心にある棒状の部分が花びらとなる。スパティフィラムの品種は多彩で、背丈が15〜150cmまであることから小型種・中型種・大型種に分けられる。様々な品種が出回っているが、日本では「スパティフィラム・メリー」という品種が多く流通している。スパティフィラムは寒さに弱いため、夏の気温が高い時期に明るい日陰で育てるのが適している。また、直射日光や強い日差しに当たると、葉が変色したり枯れてしまう可能性がある。スパティフィラムという名前は、花弁のような仏炎苞を意味するギリシャ語「spathe(スパッセ)」と、葉という意味のギリシャ語「phyllon(フィロン)」からきている。和名の「笹団扇(ササウチワ)」は、スパティフィラムの葉が笹の葉に似ていること、花びらが団扇のような形をしていることから名づけられた。●スパティフィラムの花言葉・上品な淑女・清々しい日々#ツキミソウツキミソウはアカバナ科マツヨイグサ属の植物。原産地はメキシコで、開花時期は5〜9月頃だ。光が透けるほど薄い花びらを咲かせる。花びらは4枚で、花びらの中心に雌しべが1本とその周りに雄しべが8本ある。ツキミソウ(月見草)という名前は、月が出る時間帯にひっそりと花が咲く様子が由来。夏の夕方頃に白い花を咲かせて、朝を迎えて咲き終わる頃にはピンク色に変化して萎んでしまう。現在では品種改良が進んでおり、昼間に咲くツキミソウも出回っている。近年では性質の弱いツキミソウが姿を消し、同じアカバナ科マツヨイグサ属の「マツヨイグサ」がツキミソウという名前でも呼ばれるようになった。学名の「Oenothera(オエノセラ)」は、ギリシャ語の「oinos(ブドウ酒)」と「ther(野獣)」が語源だ。これはツキミソウの根がブドウ酒のような香りがして、野獣が好んだとされていることが由来。ツキミソウは日当たりの良い場所を好む植物なので、日陰では上手く育たない。庭で育てる場合は、日当たりが良く水はけの良い場所を選ぶ必要がある。水やりは土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与える。乾燥を好む植物のため、水を与えすぎると根腐れしてしまう。●ツキミソウの花言葉・無言の愛情・移り気・うつろな愛#アキノキリンソウアキノキリンソウはキク科アキノキリンソウ属の多年草だ。開花時期は8〜11月頃で、花持ち日数は5〜10日程度だ。アキノキリンソウの花は1cm程度の大きさしかないが、枝の上の方にたくさん咲くため、遠くから見ると黄色い大きな花が咲いているようにも見える。暑さにも寒さにも強く、全国各地に自生している。キリンソウに似た小さな黄色い花を秋に咲かせることから、アキノキリンソウと名づけられた。また、花がぎっしり集まって咲く様子が酒の泡立ちに似ていることから、「アワダチソウ」と呼ばれることもある。学名「sokidago(ソリダーゴ)」には「傷をつなぎ合わせる」という意味合いがある。これはローマ時代にアキノキリンソウが万能の薬と呼ばれていたことが由来。アキノキリンソウは花の中の蜜を守るために、絹のような綿毛で中心を包んでいる。その花の姿から「予防」という花言葉が生まれたとされる。●アキノキリンソウの花言葉・予防・用心・警戒・励まし・強い心- 8月30日の誕生花のページへのリンク