2Dペイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 08:41 UTC 版)
「マリオアーティストシリーズ」の記事における「2Dペイント」の解説
アイコンを選択して機能を使い、平面にお絵かきをするモード。製作した作品は「2Dさくひん」としてセーブすることができる。マリオアーティストシリーズ内の様々なモードから素材をセーブして持ってくることが可能であり、逆に持ち出して使用することも可能である。お絵かきには4人まで同時参加が可能だが、その場合一部のアイコンの使用に制限がかかる。 何も作業していない部分、または「けしゴム」で色を消した部分はコピーなどの際には透明なものとして扱われる。ただし、色のある部分と透明な部分の境界にぼかしがかかるような処理をした場合、そこは半透明としては扱われず、画面に表示されているとおりの不透明な色として扱われるため、作業の手順に注意が必要である。 パレット 色を選ぶことができる。模様のパターンも用意されているが、自作のパターンを製作することはできない。複数人でプレイする場合、同じ色を同時に使用することはできない。 ペン 様々な描画方法と、その3種類の太さを選択し、マウスで絵を描くことができる。指のアイコンを選べば、ぼかしをかけることもできる。複数人でプレイするときは、同じペンを2人が同時に選ぶことは不可能。 ずけい 選んでいる種類のペンで、直線、四角、だ円等の簡単な図形を描画することができる。複数人でプレイするときは使用不可能。 ぬりつぶし 選択した点と同じ色で繋がっている部分を塗りつぶすことができる。ほんの少しでも違う色になっていると塗りつぶすことはできない。 かくだい、しゅくしょう 画面を拡大して作業することができる。複数人でプレイするときは使用不可能。 けしゴム 3種類の太さでペンの「えんぴつ」と同様に色を消すことができる。またフリーハンドや四角形で範囲を選択して色を消すこと、「ぬりつぶし」と同じような処理で色を透明に戻すことも可能。全体を消す場合は『マリオペイント』ほど多くの消し方は用意されておらず、残っているのは見た目に面白みの薄い「ロケットで消す」のみである。複数人でプレイするときは、中間の太さのけしゴムを誰か1人だけが使用でき、また「ロケットで消す」も使用できる。 ヨウシきりかえ ペイントスタジオは2枚の絵を切り替えて同時に作業することができる。複数人でプレイするときは切り替え不可。このソフトでレイヤーを使用することはできないが、この機能を使い手間をかければそれと似たような作業も可能にはなる。 きりとりコピー 作業領域の一部分、または全体を切り取ってコピーすることができる。左右反転させて使うことは可能だが、上下反転はできない。回転させて使うことも可能だが、角度を数字で指定することができないため、90度や180度などが正確に指定できず画質が荒れることも多い。また拡大縮小も可能だが、縦横比率を固定しておくことはできず、自分で上手く加減するしかない。『マリオペイント』におけるスタンプの代替手段として、素材を集めた「2Dさくひん」のデータを持っておき、コピーで使うことが知られている。複数人でプレイするときは使用不可。 とくしゅこうか 描いた絵全体に、明度の加減、ぼかし、ジグザグにする、セピア色にする等の様々なエフェクトをかけることができる。エフェクトの加減や方向などを数値で指定することは不可能で、常に一定の効果がかけられる。複数人でプレイするときは、「なめらかにする」のみ使用可能。 いろをつくる カメレオンの身体の中に円周状に色調がならんでおり、明暗のゲージを動かし調整して色をつくり、そこから選択した色を使用することができる。複数人でプレイするときは使用不可。 ヨウシサイズ 『ペイントスタジオ』での描画領域の広さは小(216×202ピクセル)と大(320×240ピクセル)の2種類が用意されている。タレントの顔やムービーの背景に使用する場合はそれよりも小さい解像度になるが、そのための描画領域は用意されていないため自分で枠を作って描くしかない。複数人でプレイするときは、小さいサイズのみ使用可能。大きいサイズの絵の外側の部分は通常テレビで表示できないため、全領域を使って絵を描いても正しく観賞することができない。 ぬりえ、スタンプ、もじスタンプ、いろいろスタンプ、はいけい 簡易に画像作成を楽しむための、様々な素材が用意されている。塗り絵用の線画、任天堂関連のゲームキャラのスタンプや、ゲームのパッケージ用グラフィック、目鼻口等のコラージュ用素材、背景用の写真などがある。著作権の都合上、これらの素材を使用した作品をコミュニケーションキットでアップロードすることは禁止されていた。用意されていたスタンプ、背景の素材の出典 マリオシリーズ ポケットモンスター(アニメ版画像) ゼルダの伝説 時のオカリナ パイロットウイングス64 スーパードンキーコングシリーズ バンジョーとカズーイの大冒険 様々な写真(PPS通信社との使用契約による) キャプチャーカセット、ポケットカメラ それぞれの周辺機器から画像を取り込むことができる。
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