2月14日の誕生花
バレンタインデーとして有名な2月14日。2月14日の誕生日に花を贈りたいと考えている人も多いだろう。2月14日の誕生花は4種類あり、「カモミール」や「フリージア」のように香りのある花や「シラネリア」のようにカラフルな花もある。どの花も美しく魅力的であるため、花を選ぶときに迷ってしまいそうである。しかし、どのような花なのか、どんな花言葉があるのかを知ると、贈る相手に合わせて花を選ぶことができるだろう。
2月14日の誕生花一覧
2月14日生まれの誕生花は、「カモミール」「ミモザ(アカシア)」「シラネリア」「フリージア(黄色)」になる。誕生花の意味、解説、花言葉
■カモミール(和名カミツレ)カモミールは、地中海沿岸原産の菊科の植物であり、春にデイジーのような白い花を咲かせる。寒さに強く、育てやすい。カモミールは内臓や頭痛に効くといわれており、ハーブティー、アロマオイル、ハンドクリーム、入浴剤などに使用されている。一年草のジャーマンカモミール(ジャーマン種)と多年草のローマンカモミール(ローマン種)がある。ジャーマン種は青りんごに似た甘い味でさっぱりしていて飲みやすいため、ハーブティーとしてよく使われている。ローマン種はエッセンシャルオイルや入浴剤としてよく用いられる。ジャーマンカモミールは草丈50cm程で上に伸びていくのに対して、ローマンカモミールは地面に這うように育つ。●カモミールの花言葉・苦境に耐える・逆境に耐える・逆境の中のエネルギー「苦境に耐える」「逆境に耐える」などの花言葉は、カモミールが地面を這うように生えて踏まれても丈夫に育つことが由来となっている。受験や就職を控えている人に贈ってもよいだろう。■アカシアオーストリアが原産地の常緑高木であり、冬から早春にかけて花を咲かせる。世界中の熱帯や温帯の地域で見ることができる。明治時代に日本に輸入された。日本には白い花の「ニセアカシア」と黄色い花の「フサアカシア」がある。木の枝は鋭いトゲをもつ。蝶に似た美しい花は甘い香りを放っている。アカシアは高糖度の蜂蜜がとれることで有名である。アカシアは「akazo(トゲがある)」というギリシャ語が元になっている。また、ミモザはオジギソウ属(Mimosa)を指す植物名であり、フサアカシアの葉がオジギソウの葉に似ていることからフサアカシアはミモザとも呼ばれている。●アカシアの花言葉・優雅・友情・秘密の愛「優雅」という花言葉は、アカシアの優雅な花姿が由来となっている。また、「秘密の恋」という花言葉は、インディアンの男女が愛の告白をするときにアカシア属の花を用いたことに由来する。「秘密の恋」という花言葉があるため、男性が女性にアカシアの花をプレゼントするときは気をつける必要がある。■シラネリアキク科ペリカリス属の植物であり、冬から春からにかけてきれいな花を咲かせる。花の色は多く、紫色、ピンク、白、黄色、茶色などがある。一年草。鉢植えの形で広く売られている。シラネリアは死を想起させる名前であるため、サイネリアの名称で呼ばれることが多い。●シラネリアの花言葉・いつも喜びに満ちて・常に快活・喜び・純愛「いつも喜びに満ちて」「常に快活」という花言葉は、シラネリアは寒い冬であっても明るく華やかな花を咲かせることから生まれた。■フリージア(黄色)南アフリカ原産のアヤメ科フリージア属の植物であり、春(最盛期は3月)にラッパ状の花を咲かせる。江戸時代末期に日本に輸入された。日本に最初に入ってきた品種が淡い黄色であったため、和名で「浅黄水仙(あさぎすいせん)」という。現在は品種改良されたため、白、黄色、赤、ピンク、青、紫などたくさんの花色がある。花の形も一重咲きのものと八重咲きのものがあり、大変人気がある花である。花は爽やかな甘酸っぱい香りをもっており、特に白と黄色は強く甘い香りがする。丈は30〜50cm程である。●フリージア(黄色)の花言葉・無邪気「無邪気」という花言葉はフリージアの花がほのぼのとして可愛く、爽やかな香りを放つことから生まれた。黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」であることから、女性や子供へのプレゼントとしてよいだろう。- 2月14日の誕生花のページへのリンク