1975年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
(1975 National League Championship Series から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/04 15:06 UTC 版)
1975年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ |
|||||||
|
|||||||
シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月4日–7日 | ||||||
観客動員 | 3試合合計:15万5740人 1試合平均: 5万1913人 |
||||||
殿堂表彰者 | スパーキー・アンダーソン(CIN監督) ジョニー・ベンチ(CIN捕手) ジョー・モーガン(CIN内野手) トニー・ペレス(CIN内野手) ウィリー・スタージェル(PIT内野手) |
||||||
チーム情報 | |||||||
シンシナティ・レッズ(CIN) | |||||||
シリーズ出場 | 2年ぶり4回目 | ||||||
GM | ボブ・ホーサム | ||||||
監督 | スパーキー・アンダーソン | ||||||
シーズン成績 | 108勝54敗・勝率.667 西地区優勝 |
||||||
|
|||||||
ピッツバーグ・パイレーツ(PIT) | |||||||
シリーズ出場 | 2年連続5回目 | ||||||
GM | ジョー・L・ブラウン | ||||||
監督 | ダニー・マートー | ||||||
シーズン成績 | 東地区優勝 |
92勝69敗・勝率.571||||||
|
|||||||
|
|||||||
ワールドシリーズ |
1975年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月4日に開幕した。ナショナルリーグの第7回リーグチャンピオンシップシリーズ(7th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、同日から7日にかけて計3試合が開催された。その結果、シンシナティ・レッズ(西地区)がピッツバーグ・パイレーツ(東地区)を3勝0敗で下し、3年ぶり7回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
この年のレギュラーシーズンでは、両球団は12試合で6勝6敗の五分だったが[1]、今シリーズはレッズが無傷の3連勝で突破した。両球団がリーグ優勝決定戦で対戦するのは1970年と1972年に次いでこれが3度目で、全てレッズが制している[2]。このあとレッズは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者ボストン・レッドソックスを4勝3敗で下し、35年ぶり3度目の優勝を成し遂げた。
試合結果
1975年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月4日に開幕し、途中に移動日を挟んで4日間で3試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 | |
---|---|---|---|---|---|---|
10月 | 4日(土)第1戦 | ピッツバーグ・パイレーツ | 3-8 | シンシナティ・レッズ | リバーフロント・スタジアム | |
10月 | 5日(日)第2戦 | ピッツバーグ・パイレーツ | 1-6 | シンシナティ・レッズ | ||
10月 | 6日(月)||||||
10月 | 7日(火)第3戦 | シンシナティ・レッズ | 5-3 | ピッツバーグ・パイレーツ | スリー・リバース・スタジアム | |
優勝:シンシナティ・レッズ(3勝0敗 / 3年ぶり7度目) |
第1戦 10月4日
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ピッツバーグ・パイレーツ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 8 | 0 |
シンシナティ・レッズ | 0 | 1 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | X | 8 | 11 | 0 |
ピッツバーグ・パイレーツ | シンシナティ・レッズ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 二 | R・ステネット | 右 | 1 | 三 | P・ローズ | 両 | ||
2 | 捕 | M・サンギーエン | 右 | 2 | 二 | J・モーガン | 左 | ||
3 | 中 | A・オリバー | 左 | 3 | 捕 | J・ベンチ | 右 | ||
4 | 一 | W・スタージェル | 左 | 4 | 一 | T・ペレス | 右 | ||
5 | 左 | R・ジスク | 右 | 5 | 左 | G・フォスター | 右 | ||
6 | 右 | D・パーカー | 左 | 6 | 遊 | D・コンセプシオン | 右 | ||
7 | 三 | R・ヘブナー | 左 | 7 | 右 | K・グリフィー | 左 | ||
8 | 遊 | F・タベラス | 右 | 8 | 中 | C・ジェロニモ | 左 | ||
9 | 投 | J・ロイス | 左 | 9 | 投 | D・ガレット | 右 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
J・ロイス | 左 | D・ガレット | 左 |
第2戦 10月5日
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ピッツバーグ・パイレーツ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
シンシナティ・レッズ | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | X | 6 | 12 | 1 |
ピッツバーグ・パイレーツ | シンシナティ・レッズ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 二 | R・ステネット | 右 | 1 | 三 | P・ローズ | 両 | ||
2 | 捕 | M・サンギーエン | 右 | 2 | 二 | J・モーガン | 左 | ||
3 | 中 | A・オリバー | 左 | 3 | 捕 | J・ベンチ | 右 | ||
4 | 一 | W・スタージェル | 左 | 4 | 一 | T・ペレス | 右 | ||
5 | 左 | R・ジスク | 右 | 5 | 左 | G・フォスター | 右 | ||
6 | 右 | D・パーカー | 左 | 6 | 遊 | D・コンセプシオン | 右 | ||
7 | 三 | R・ヘブナー | 左 | 7 | 右 | K・グリフィー | 左 | ||
8 | 遊 | F・タベラス | 右 | 8 | 中 | C・ジェロニモ | 左 | ||
9 | 投 | J・ルッカー | 右 | 9 | 投 | F・ノーマン | 両 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
J・ルッカー | 左 | F・ノーマン | 左 |
第3戦 10月7日
映像外部リンク | |
---|---|
MLB.comによる動画(英語) | |
![]() |
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シンシナティ・レッズ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 5 | 6 | 0 |
ピッツバーグ・パイレーツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 7 | 2 |
シンシナティ・レッズ | ピッツバーグ・パイレーツ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 三 | P・ローズ | 両 | 1 | 二 | R・ステネット | 右 | ||
2 | 二 | J・モーガン | 左 | 2 | 三 | R・ヘブナー | 左 | ||
3 | 捕 | J・ベンチ | 右 | 3 | 中 | A・オリバー | 左 | ||
4 | 一 | T・ペレス | 右 | 4 | 一 | W・スタージェル | 左 | ||
5 | 左 | G・フォスター | 右 | 5 | 右 | D・パーカー | 左 | ||
6 | 遊 | D・コンセプシオン | 右 | 6 | 左 | R・ジスク | 右 | ||
7 | 右 | K・グリフィー | 左 | 7 | 捕 | M・サンギーエン | 右 | ||
8 | 中 | C・ジェロニモ | 左 | 8 | 遊 | F・タベラス | 右 | ||
9 | 投 | G・ノーラン | 右 | 9 | 投 | J・キャンデラリア | 左 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
G・ノーラン | 右 | J・キャンデラリア | 左 |
脚注
- ^ "1975 Cincinnati Reds Schedule," Baseball-Reference.com. 2020年12月12日閲覧。
- ^ Pohla Smith, "Reds, Pirates ruled playoffs in '70s," UPI Archives, October 3, 1990. 2020年12月12日閲覧。
外部リンク
「1975 National League Championship Series」の例文・使い方・用例・文例
- 賃金および物価の統制は 1975 年から施行されている.
- 同国は、1975年に通貨を十進制にした
- 中国の後援する北ベトナム共産軍と米国の後援する南ベトナム軍との長期戦(1954年−1975年)
- 共産主義の拡大の封じ込めは、1947年から1975年までの米国の外交政策の中心的原則であった
- トルコに100万人以上のアルメニア人を殺して、1915年に国境地帯から彼らを強制的に取り除くと認めさせるように1975年に形成された好戦的なマルクスレーニン主義者テロ組織
- 南ベトナムがベトナム戦争終了後暴落する前の、1954年から1975年まで存在した南東部アジアの旧国(ディエンビエンフーのフランスの敗北の後)
- 1954年(ジエンビエンフーのフランス人の敗北の後の)からそれが北ベトナムによって破られて、付加された1975年まで存在した南東のアジアの前の国
- 米国の歴史家で政治哲学者(ドイツ生まれ)(1906年−1975年)
- 米国の画家で、中西部と南部の生活を描いた(1889年−1975年)
- 1964年から1975年までのサウジアラビアの王(1906年−1975年)
- スペインの将軍で、彼の軍隊が1939年にスペインを制圧し、彼の死まで独裁者として支配した(1892年−1975年)
- 英国人の彫刻家(1902年−1975年)
- ドイツの物理学者で、ジェームズ・フランクと共にボーアによって唱えられた静止したエネルギー状態の存在を証明した(1887年−1975年)
- ベトナムの共産主義の政治家で、第二次世界大戦で日本人と戦い、1954年までフランス人と、また1975年まで南ベトナムと戦った(1890年−1969年)
- 1975年以来スペインの王(1938年生まれ)
- ロシアのチェス・マスターで、1975年から1985年まで、ゲイリー・カスパロフに破れるまでの世界チャンピオン(1951年生まれ)
- 黒人イスラム教徒のリーダーで、アフリカ系アメリカ人の自由を求めた活動を行った(1897年−1975年)
- インドの哲学者、政治家で、インド哲学を西欧へ紹介した(1888年−1975年)
- 英国の化学者で、植物の分子構造の研究で知られる(1886年−1975年)
- ロシアの作曲家で、彼の15曲のシンフォニーでよく知られる(1906-1975年)
- 1975 National League Championship Seriesのページへのリンク