1880年 - 1889年とは? わかりやすく解説

1880年(明治13年) - 1889年(明治22年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 15:22 UTC 版)

日本の鉄道史」の記事における「1880年明治13年) - 1889年明治22年)」の解説

1880年明治13年9月7日 : 日本3番目、東北初の鉄道として工部省釜石鉄道開業11月28日 : 北海道初の鉄道として、官営幌内鉄道開業アメリカ技術によって建設され車両などもアメリカ式であった1881年明治14年8月 : 日本初私鉄として日本鉄道創業1882年明治15年3月1日 : 新橋駅 - 横浜駅間で、急行列車運行開始。なお急行料金収受するものではなく現在のJR列車種別でいえば快速列車にあたる。 6月25日 : 日本初馬車鉄道として、東京馬車鉄道(後の東京都電)が開業世界で広く使われ馬車鉄道であるが、糞尿による衛生上の問題や馬の世話問題などから次第電気鉄道取って代わられることになる。また前述日本鉄道除けばこれが日本初私鉄会社であり、そして日本初私営路線となった1885年明治18年3月1日 : 日本鉄道品川線(現・山手線・赤羽線開業品川駅国有鉄道貨車に関して直通運転を行う。これが日本初の他鉄道事業者間直通運転である。 12月阪堺鉄道難波駅 - 大和川駅(後に廃止)間を開業。後に南海本線一部となる。純民間資本としては現存する最古私鉄1887年明治19年1月1日 : 日本初定期乗車券販売開始される。新橋駅 - 品川駅間と新橋駅 - 横浜駅間。当初は上等・中等(現・グリーン車)客に限られた12月 : 北海道初の私鉄として、釧路鉄道開業1888年明治21年10月28日 : 伊予鉄道により、四国初の鉄道開業松山駅(現・松山市駅) - 三津駅間。現在の高浜線一部1889年明治22年5月10日 : 2か月後の新橋駅 - 神戸駅間を結ぶ鉄道全通備え官営鉄道列車便所導入開始されるそれまでは、ある程度の距離を運行する列車では途中主要駅において用を足す客のため、停車時間長く取っていた。また、やむを得ず列車から外に用を足して罰金取られたという話も残っている。駅で用便後に乗り遅れた列車飛び乗ろうとして転落死した乗客もいた。なお、北海道幌内鉄道では1880年明治13年)の開業時から貴賓車両には便所設けていた。 7月1日 : 現在の東海道本線にあたる、新橋駅 - 神戸駅間が全通江戸時代における日本三大都市東京京都・大阪の間を鉄道で結ぶことは鉄道創業の頃から考えられてきていたが、前述のような理由による予算不足などから遅れて、ようやくこの時開業運びとなった。 また当初これらの都市間を結ぶ鉄道は、東海道経由では海運競合して採算悪くなることが予想されたために、中山道ルート建設を行うことになっていた。しかし途中にある名古屋通せとする強い要望や、山岳区間を通るために技術資本的問題があったこと、さらには沿線人口中山道経由少ないことなどから、東京 - 名古屋間が東海道経由変更されたものである。なお、岐阜 - 草津間は琵琶湖水運や一区間鉄道が既にあったことから、中山道経由建設された。 12月11日 : 九州初の鉄道として、九州鉄道博多駅 - 千歳川(仮)駅間を開業現在の鹿児島本線一部である。

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