釧路鉄道とは? わかりやすく解説

釧路鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 18:34 UTC 版)

釧路鉄道(くしろてつどう)は、北海道東部の硫黄山で産出される硫黄の輸送を目的とした鉄道路線を運営した企業である。硫黄鉱山の専用鉄道として建設された路線を継承し、北海道内では2番目(北海道の私鉄では最初)の鉄道事業者となった。鉱山を経営していた安田財閥によって建設・運営されたが、鉱山を保有した原因であった山田銀行(本店・函館)への貸し付け分が回収され、安田財閥としての硫黄の採掘が中止されたため、開通から10年足らずで事実上廃止となった。


  1. ^ 町のなりたちは集治監から… 標茶町ウェブサイト
  2. ^ 官報 1888年03月28日 国立国会図書館デジタルコレクション。
  3. ^ 北海道鉄道百年史では敷設開始は前年1886年(明治19年)4月としている。
  4. ^ 北海道鉄道百年史 上巻 p88。
  5. ^ 第一釧路丸から第三釧路丸の3隻。
  6. ^ 「鉄道布設免許状下付」『官報』1892年6月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 「鉄道運輸開業免許状下付」『官報』1892年9月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ a b c d 今尾 (2008)
  9. ^ 「全国汽車発着時刻表 標茶跡砂登間」『官報』1892年12月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)


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