12 etudesとは? わかりやすく解説

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じゅうにのエチュード〔ジフニの‐〕【十二のエチュード】

読み方:じゅうにのえちゅーど

原題、(フランス)12 Etudes》⇒十二の練習曲


じゅうにのれんしゅうきょく〔ジフニのレンシフキヨク〕【十二の練習曲】

読み方:じゅうにのれんしゅうきょく

原題、(フランス)12 Études》ショパンピアノ曲集作品101829年から1832年にかけて作曲)と作品251832年から1836年にかけて作曲)の全2集各12からなる作品10の「別れの曲」「黒鍵」「革命」、作品25の「木枯らし」が広く知られ単独でも演奏されることが多い。


ドビュッシー:12のエチュード(練習曲)

英語表記/番号出版情報
ドビュッシー12のエチュード練習曲12 Etudes作曲年: 1913-15年  出版年1916年  初版出版地/出版社: Durand 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 5本の指のために(チェルニー氏による) "Pour les cinq doigts, d'apres M.Czerny"3分00 No Image
2 3度音程のために "Pour les tierces"4分00 No Image
3 4度音程のために "Pour les quartes"5分00 No Image
4 6度音程のために "Pour les sixtes"4分30秒 No Image
5 8度音程のために "Pour les octaves"3分30秒 No Image
6 8本の指のために "Pour les huit doigts"1分40 No Image
7 半音階のために "Pour les degres chromatiques"2分30秒 No Image
8 装飾音のために "Pour les agrements"4分30秒 No Image
9 反復する音符のために "Pour les notes repetees"3分30秒 No Image
10 対比的響きのために "Pour les sonorites opposees"4分30秒 No Image
11 組み合わされアルペッジョのために "Pour les arpeges composes"4分30秒 No Image
12 和音のために "Pour les accords"4分30秒 No Image

作品解説

2007年6月 執筆者: 和田 真由子

 1915年これまで健康の不調第一次大戦への苦悩などからしばらく作曲ができていなかったドビュッシーだが、ショパン楽譜校訂する仕事きっかけに、創作力とりもどした。ここで作曲されたのが《12の練習曲》であり、これはショパン献呈されている。
 この練習曲では、ただ技巧追求するための作品として作曲されているわけではない。彼はこの作品通じて、彼自身音楽性あり方再検討したのであろう
 練習曲ありながら運指法が指示されていないことも特徴一つであるが、ドビュッシーはこれを意図的におこなっている。つまり、演奏者の腕や手の構造には違いがあるため、各人合った運指法を各自追求していくこともまた、課題一つになっているのである

6曲ずつの2巻分けられている。
1.5本の指のための(チェルニー氏による) 」"Pour les cinq doigts, d'apres M.Czerny"
 チェルニー練習でなじみのいくつかのモティーフ模しチェルニーへのオマージュとなっている。

2.3度音程のための / "Pour les tierces"
 3度音程は、《小組曲》の〈行列〉、《スコットランド行進曲》の冒頭、《ベルマスク組曲》の〈月の光〉の開始、など、多く楽曲の中で使用されている。

3.4度音程のための / "Pour les quartes"
 4度ドビュッシー好んだ音程である。変容しつつ流れていく4度アラベスクの中で、ドビュッシーは「まだお聴きになったとがないものを、あなたは発見なさるでしょうと書いている。

4.6音程のための / "Pour les sixtes"
 ドビュッシー六度音程を「サロンとりのこされた気どった令嬢」と形容している。
 変ニ長調はじまり、転調重ね変ニ長調に終わる。フレーズ構造は複雑で、多様なヘミオラ用いられている。

5.8度音程のための / "Pour les octaves"
〈陽気に、そして昂揚し、自由にリズム強調して〉。3分形式の形をとっている。
スケルツォ的な練習曲

6.8本の指のための / "Pour les huit doigts"
「この練習曲では、両手位置がよくわかるので、親指をつかうのは具合が悪い。親指をつかう演奏は、曲芸のようになるだろう」とドビュッシーが注をつけている。

7.半音階のための / "Pour les degres chromatiques"
32音符半音階的進行する右手中心とした半音階練習曲

8.装飾音のための / "Pour les agrements"
下行分散和音前打音練習曲ドビュッシー自身イタリアふうバルカローレ舟歌)のかたちによっている」とのべている。全曲中で特に高く評価されている曲の一つ

9.反復する音符のための / "Pour les notes repetees"
同音連打練習曲

10.対比的響きのための / "Pour les sonorites opposees"
テンポ音域ディナーミクなど、あらゆる要素対比的配置されており、非常に微妙なニュアンスをもった作品

11.組み合わされアルペッジョのための / "Pour les arpeges composes"
この作品には曲想表示がない。

12.和音のための / "Pour les accords"
和音オクターブ跳躍進行構成される明確なリズム演奏することが要求されている。3つの部分からなっており、レントの穏やかで、表情にとんだ中間部分をもつ。

関連コーナー
金子一朗 ドビュッシー探究 ⇒こちら



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