鷲ノ森高校 坂本編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 03:43 UTC 版)
「クロカン (漫画)」の記事における「鷲ノ森高校 坂本編」の解説
桐野を去った黒木は、家業を手伝って過ごしていた。ある日、黒木のもとを鷲ノ森高校の野球部員たちが訪ねてきた。万年コールド負けで周囲から馬鹿にされている自分たちを鍛えて欲しいという申し出にこたえ、黒木は鷲ノ森の監督となった。 部員たちは基礎がまるでなっていなかったが、坂本拓也はずば抜けた素質を持っていた。坂本はアルバイトのためほとんど練習に参加していなかったが、黒木は彼を野球に専念させるようにした。それから1年後、夏の県大会では坂本の好投で勝ち進み、前年優勝校の桐野を破って甲子園初出場を成し遂げた。甲子園でも坂本の好投と黒木の采配により、鷲ノ森はベスト4となった。
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鷲ノ森高校 坂本編
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坂本拓也 ピッチャー。投げては150km/hを超える剛球と鋭いカーブで相手打線をねじ伏せ、驚異的な心肺能力で連投するスタミナも抜群、打っては天与の野球センスとパワーでオーバーフェンスを連発する。普段は無口で穏やかな性格であるが精神的にも逆境に強く、味方がタイムリーエラーをしても動じず相手打者を押さえ込む、不動のエースで頼りになる四番打者という究極の大黒柱。実家は両親が健在(他に弟2人と妹2人あり)だが、その両親は県外へ夫婦住み込みで工事現場で働くなど経済的に恵まれず、放課後は毎日アルバイトで毎月10万円ほど稼ぎ家計を助けていた為、野球部の練習にほとんど参加できなかった。しかし素質と人間性に惚れ込んだ黒木が月給15万円、甲子園出場したらボーナスとして100万円支給という条件による日本初の「高校生プロ野球選手」となり、それ以降、野球部員として猛練習に励み、遂にチームを初の甲子園に導いた。その夏の甲子園では準決勝で不運なエラーにより逆転サヨナラ負けするが、秋の国体では強豪相手に4試合連続完封し、決勝では2打席連続ホームランという大活躍で優勝を成し遂げる。高校卒業後、4球団競合の上で西武にドラフト1位で指名され、プロ野球でも奮闘し14勝6敗という好成績で1年目を終え、新人王となる。 浅井和史 キャプテン。元々はサードを守っていたがキャッチャーにコンバートされる。坂本の剛速球を完全に捕球する事が出来ないでいたが、牛の糞を詰めたボールを投げ付け完全捕球しなければ糞まみれになる「恐怖の特訓」を乗り越えることで克服する。更に球種の少ない坂本を生かす為、捕球寸前まで内角で構えながら実際は外角の直球やカーブを(その逆もあり)捕球する、プロ級のスライド捕球方法を身に付ける。大学で教員免許を取得し高校野球の監督になることを考えていたが、強肩で送球のコントロールが抜群、更に捕球技術の高さなどを含めた将来性を見込まれて千葉ロッテマリーンズにドラフト5位で指名され入団。 山内洋平 ピッチャー兼外野手。坂本が本格的に野球部の活動に加わる前のエース。球速は110km/h前後で、ボールはシュート回転で真ん中に入ってくる。外野守備面では、甲子園でファインプレイを見せた。浅井の後を継いでキャプテンを務めたが、自分の代では甲子園出場は叶わず。 福松春彦 ファースト。元はキャッチャーだった。福を呼び込む選手だと期待されている。試合では代打の切り札として起用され、体型を活かして死球で出塁したり、甲子園でサヨナラヒットを打ったりしている。
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