鴉の濡れ羽島に招待された人々
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「戯言シリーズ」の記事における「鴉の濡れ羽島に招待された人々」の解説
鴉の濡れ羽島 赤神財団保有の島。本家から永久追放された赤神イリアに手切れ金とともに与えられた。ロシア語で「絶望の果て」の意味。現在、何らかの分野における「天才」を招き交流を行うサロン計画が実施されている。 園山 赤音(そのやま あかね) 声 - 嶋村侑 「天才・七愚人」。ER3システムのトップである七愚人の一人。二十代の若さで日本人として初めて七愚人にまで上り詰めた。30歳。 外国暮らしが長いため、日本の四字熟語やことわざを苦手とする一方、数学と英語だけ得意としている。黒髪のストレート。女性にしては高身長、スタイリッシュな細身。普通の県立高校に通っていた。家族と絶縁して単身アメリカに渡る。空手の大会で全国制覇の経験あり。 伊吹 かなみ(いぶき かなみ) 声 - 川澄綾子 「天才・画家」。究極の個人主義者。数年前まで、病気で目が見えなかった。今も体は弱く、また生まれつき脚が悪く、車椅子での生活をしている。絵に特定のスタイルを持たないことから、天才画家と呼ばれる。29歳。 深窓の令嬢のような雰囲気だが、清楚そうな外見とは裏腹に、プライドが高い。口癖は「知らないの?」 逆木 深夜(さかき しんや) 声 - 浜田賢二 伊吹かなみの付添人で、かなみに絵を教えた。島では「ぼく」や赤神イリア達と同じ「非天才」にあたる。32歳。 佐代野 弥生(さしろの やよい) 声 - 池澤春菜 「天才・料理人」。赤神イリアの所有する、鴉の濡れ羽島の屋敷のシェフ。どんな料理でも、他人より美味しく作ることができる究極にして至高の天才料理人。髪の短い爽やかな女性。30歳。絶対音感ならぬ、絶対味覚の持ち主で、約2万種類の味を20段階の強さに分けて感じ取ることが可能。嗅覚にも優れている。 天才には珍しく、普通の感性の持ち主。 姫菜 真姫(ひめな まき) 声 - 遠藤綾 「天才・占術師」。本名は姫菜詩鳴(ひめな しなり)。子供の頃「姫ちゃん」と呼ばれていた。ひねくれ者しかりお調子者。宣託師とも呼ばれている。29歳。 ESP能力者で、レトロコグニション(過去視)・プレコグニション(予知)・テレパシー(精神感応)・リモートヴューイング(遠隔透視)・地獄耳の能力を持つ。他人の心や過去がテレビのように見える(ただし見ることができるのは自分の寿命が来る2年以内の未来までと自称する)。金髪のポニーテール。キャッチフレーズは「過去を知り、未来を知り、人を知り、世界を知り、全てを知る超能力者」。 軸本 みより(じくもと みより) 声 - 野中藍 「心の天才」。10代で人間の精神を極めた心理学の専門家。19歳。 『最強シリーズ』の時代の七愚人の一人。なれなれしい態度でありながら嫌な感じを与えない。 若いだけで天才扱いされていることに嫌気がさし鴉の濡れ羽島で隠居生活を送っている。努力したことがなく天才であることに嫌気がさし早く歳を取って死にたいと思っている。 哀川潤の深海調査に同行した。
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