開学とは? わかりやすく解説

かい‐がく【開学】

読み方:かいがく

[名](スル)大学開設し教育活動始めること。「—の精神」⇔閉学


開学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 03:09 UTC 版)

東京義塾」の記事における「開学」の解説

潘周楨彼の支持者は、ダナンなど中部ベトナム中心とする各地で、実学教育を行う私立学校設立促した:193東京義塾はこれに呼応して北部ベトナム1907年3月設立され同種の学会」の一つである:323:193東京義塾有志寄付募って行われた慈善事業であって近代精神学びたい者なら誰にでも、無料授業を受けさせた。 東京義塾校名入っている「義塾」は慶應義塾ならって採用した。その前にある「東京」ベトナム語でドンキン(Đông Kinh)と読み:104ハノイの別名又は旧名である。14世紀末に当時陳朝一時的に首都ハノイからタインホア移したことがあり、その際旧都ハノイ東京新都タインホア西京呼んだ:104-106。東京義塾設立者らは、日本の首都東京連想させる校名により日本近代化続こうという思いを示すため、わざわざハノイ旧名を「新学」を学ぶ校名用いた:104東京義塾運営部教育部出版部広報部など、部門別別れていた。運営文干(ベトナム語版)、阮瓘(英語版)、阮文永ベトナム語版)、陶元普(ベトナム語版)、范俊風(Phm Tuấn Phong)、黎岱(ベトナム語版)らが担ったハノイ59通りにあった教育部教えた教育者としては範維遜(ベトナム語版)、ズオン・バー・チャック(ベトナム語版)などがいる。 東京義塾書字文化改革取り組んだ東京義塾ベトナム語書き表す書字体系として国語クオックグー)を推奨し教科書新聞従来漢文古典中国語)に代えてクオックグー出版したクオックグー新し思想文物表現媒体としての役割担った。もっとも、東京義塾では漢字の使用が単に忌避されたわけではなく近代の新思想を学ぶため、「自由」「民主主義」「権利」といった新し概念を表す言葉として和製漢語積極的に学ばれた。 東京義塾教授した教科としては、漢文フランス語国語クオックグー)を中心に地理、歴史算術図画科学体育があった:104-105。歴史ではフランス革命ジョージ・ワシントン生い立ちなど学習された。教材手作りで、謄写版刷り潘佩珠著作漢文)も使用された。潘周楨何度も講義行い科挙及びそれを中心とした学術体系時代遅れになったことを強調した。なお、西洋の新思想日本語から直接翻訳されたわけではなく梁啓超日本語から近代中国語への翻訳からベトナム語重訳された。人名漢字にいったん転写された後、ベトナムでの読み変換されたため、ルソーシャルル・ド・モンテスキューヴォルテール、スチュアート・ミル、ハーバート・スペンサーそれぞれ、Lư Thoa, Mạnh Đức Tư Cưu, Phúc Lộc Đạt Nhĩ, Ti Thoát Mân, Ti Tân Tất になった

※この「開学」の解説は、「東京義塾」の解説の一部です。
「開学」を含む「東京義塾」の記事については、「東京義塾」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「開学」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「開学」の関連用語

1
開学し 活用形辞書
100% |||||

2
開学しろ 活用形辞書
100% |||||

3
開学せよ 活用形辞書
100% |||||

4
開学さす 活用形辞書
100% |||||

5
開学させる 活用形辞書
100% |||||

6
開学しうる 活用形辞書
100% |||||

7
開学しそう 活用形辞書
100% |||||

8
開学しそうだ 活用形辞書
100% |||||

9
開学した 活用形辞書
100% |||||

10
開学したい 活用形辞書
100% |||||

開学のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



開学のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの東京義塾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS