鉄人28号 白昼の残月
鉄人28号 白昼の残月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:22 UTC 版)
「鉄人28号 (架空のロボット)」の記事における「鉄人28号 白昼の残月」の解説
『鉄人28号 白昼の残月』に登場。全高、重量等は2004年版アニメと同じ。金田博士が戦時中、養子のショウタロウと共に南方の島国で開発した旧日本軍の最終兵器。『白昼の残月』のストーリーは他の派生作品と独立しているのだが、鉄人が東京に飛来した理由や黒部ダムの湖底に沈むという末路などの基本設定は2004年版に準じている。ただし、設定資料集には”太陽爆弾は内蔵されていない”とも記載されている為、どのような経緯で黒部ダムに沈んだかは不明。 敵ロボットの装甲を一撃で破壊する馬力と、核爆弾に相当する威力を持つ廃墟弾の余波に耐える装甲を持ち、背中のロケットで空を縦横無尽に飛ぶ事が出来る。廃墟弾の余波で徐々に溶融し、包帯で応急処置を施されたり、片目が潰れるなどしたが、動作に支障をきたす事は無かった。作中のロボットの中では間違いなくトップクラスの性能を持っているのだが、本編中で正太郎は鉄人を完全には使いこなせておらず、廃墟弾を守るために3体のB-89と戦った時には苦戦を強いられ、モンスターとの戦いでは小型モンスターの連携により動きを封じられて廃墟弾を奪われている。 「兵器としての鉄人」の操縦士として正規の訓練を受けていたショウタロウによって操られた時は、B-89を3体まとめて瞬殺し、原作では鉄人を圧倒する性能を持つバッカス、ギルバート、サターン、VL-2号を廃墟弾の影響で機体が半ば溶融した状態であるにも関わらず破壊し、圧倒的な強さを見せた。 劇中ではショウタロウの「廃墟弾の在処は鉄人が知っている」という言葉通り、制御不能になり、都内地下に秘匿された廃墟弾を掘りだすという行動を続けていたが、実際には暴走していたわけではなく、ショウタロウの持つもう一つの操縦機によって操られていた。 武装は一切持たないのだが、ショウタロウは初撃の右ストレートで敵をぶち抜き、二撃目の左アッパーで突き上げてとどめを刺す連続技を披露しており、これが本編中における鉄人の必殺技のような扱いになっている。また、この動作でサターンを破壊する様子を観た正太郎は、鉄人が暴走しているのではなくショウタロウが操縦している事を看破した。 物語の終盤では再び正太郎が操縦。大鉄人への潜入を図るショウタロウを援護すべく、自らより遥かに巨大な大鉄人の腕を押さえる活躍を見せた。その後、自爆装置が起動した大鉄人からショウタロウを救出すべく艦橋へ突撃したが、自らの死を選んだショウタロウに操縦機を破壊され、救出を果たす事は出来なかった。物語の結末では操縦機が修理され、一連の事件で破壊された東京の復興に励んでいた。
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