軍事協力愛国浪曲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 軍事協力愛国浪曲の意味・解説 

軍事協力・愛国浪曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:47 UTC 版)

浪曲」の記事における「軍事協力・愛国浪曲」の解説

1940年昭和15年8月16日広沢虎造映画出演問題巡っての、浅草田島町殺傷事件は、浪曲家の伝統生活中の、最も悪質属す部分あらわれ見てよい。総動員体制の中、戦争協力促進企図国威発揚のために「浪曲向上会」(1941年5月27日発足斎藤瀏会長)が結成され多く浪曲師作家動員される。愛国浪曲情報局大政翼賛会肝いり続々作られることとなる。 愛国浪曲発表大会愛国浪曲原作集等より) 1940年11月26日-28日3日間)明治座 1940年11月26日-29日4日間)浅草松竹座 1940年11月28日-29日2日間)横浜宝塚劇場 1940年12月下旬 大阪中座 body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}長谷川伸函館紺血碑」 - 広沢虎造#2代目 長田幹彦「涙の船唄」 - 寿々木米若 白井喬二筑紫の博麻呂」- 東家楽燕 武田麟太郎天下の糸平」 - 玉川勝太郎#2代目 久米正雄「血を嗣ぐもの」 - 冨士月子 藤森成吉長英新出発」(「傷痍」に差し替え) - 春日井梅鴬#初代 子母沢寛十四日の月」 - 木村友衛#初代 尾崎士郎村上六等警部」 - 酒井雲 長谷川時雨ふぶき」 - 二葉百合子 浜本浩東天紅」 - 京山幸枝 佐藤春夫大場鎮の一夜」 - 梅中軒鴬童 倉田百三お礼詣りする父娘」(「まごころ」に差し替え) - 宮川松安 三上於菟吉無常剣」 - (演じ手無し菊池寛近衛篤磨」 - 松風軒栄楽 木村毅シンガポール白梅」 - 東武蔵 土師清二近江商人」 - (演じ手無し吉川英治大楠公夫人」 - 吉田大和富沢有為男諏訪湖」 - 京山小円嬢#初代 竹田敏彦少年街の勇士」 - 日吉川秋水#初代 大木惇夫荒地」 - (演じ手無し愛国浪曲は、それまでとかく低俗下品なものとされてきたことへの対抗する路線延長線上にあり、一つ集大成でもあった。また、軍事ものを売りにしないタイプ浪曲師総動員をかける形で開かれた試み概ね定着せず、しかし結果的に浪曲は、先の大戦積極的に加担した芸能としても記憶された。 丸の内帝国劇場は、情報局講堂として接収され1941年昭和16年1月30日愛国浪曲試聴会。1942年5月軍用機献納浪曲大会浪曲動員協議会浪曲作家協会結成経て浪曲向上会が情報局NHK後援のもとに1942年10月1日国民浪曲賞を設定する。また1943年昭和18年12月30日帝劇で「芸能従軍壮行 浪曲大会」。出演春日井梅鴬広沢虎造梅中軒鴬童寿々木米若戦中1943年には、浪曲師の数はピーク迎え東京だけで約千名全国的には3千名近くいたという。要約である。より詳細は唯二郎実録浪曲史』 p.95-141(1940年から1945年敗戦まで)を参照のこと。1945年昭和20年5月、「一億憤激米英撃滅浪曲台本発表、これらの新作多くNHK国民浪曲として放送されレコード化された。

※この「軍事協力・愛国浪曲」の解説は、「浪曲」の解説の一部です。
「軍事協力・愛国浪曲」を含む「浪曲」の記事については、「浪曲」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「軍事協力愛国浪曲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「軍事協力愛国浪曲」の関連用語

軍事協力愛国浪曲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



軍事協力愛国浪曲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの浪曲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS