諸藩の場合
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諸藩の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/28 14:45 UTC 版)
諸藩では江戸時代に足軽大将を「物頭」と改称している藩が多いが、越後長岡藩や大垣藩戸田氏といった譜代大名では「者頭」と字を使用する場合や仙台藩や新発田藩のように「武頭」と称する場合もある。 基本的には馬廻級の家格より登用され、馬廻を統括する組頭や番頭より格下である。江戸時代後期以降の江戸武鑑では物頭や物頭用人を掲載する藩も登場するが番頭や用人より格下であることが多い。なお、例外として柏原藩織田氏家中では組頭より下位で用人より上位に掲載されている。 柳河藩においては当初からあった六組とは別に物頭席が創設され、六組士が物頭に就任すると六組から物頭席に転属となっている。基本的に石高は300石から200石だが、200石未満の物頭もおり、この場合には役知と石高の合計が200石になるように役知をもらっている。 物頭の人員は大垣藩戸田氏家中では5~6名、柳河藩では19~17名、越後長岡藩では15名ほどと家中により異なる。また、柳河藩や越後長岡藩のように物頭の中に弓頭や筒頭、長柄頭を兼務する者や担当部署が分限帳に明記されている場合もある。 長州藩では先手足軽は大組物頭の統括、手廻足軽は手廻物頭が統括という様に足軽の所属部署により統括担当者が分かれている。
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諸藩の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 20:51 UTC 版)
諸藩では概ね「徒士」と呼称しているが越後長岡藩では「小組」、飫肥藩では「歩行」と別の呼称をする藩もある。 例えば柳河藩では延宝9年(1681年)の史料に「御徒」の呼称が登場し、その後の史料では「御徒士組」や「徒士」と呼称されている。柳河藩の場合も幕府同様に蔵米知行で、知行は5人扶持から3人扶持であるが時に7人扶持や2人扶持もいた。また、飫肥藩での徒士(歩行)の石高は36石から6石までいる。 徒士を統括する役職は柳河藩や越後長岡藩では「徒士頭」と呼称しているが、長州藩では「徒士総頭」と呼称している。 通常の徒士のほかに臨時雇いの徒士格・徒士並とがあり、商工業の発達していない藩では技能職の徒士並侍を臨時雇いした。それらには筆書・測量・算術のほか、塗物師・左官・小細工・大工・紙漉・白銀(彫金等)細工の棟梁が含まれており、薬師や塗物師のように材料を育てる必要のある者にはそのための所領が与えられたが、多くは給金と扶持米だけで雇われた。 三春藩の加藤木重教によると、徒士は純士族ではないため、藩校に入学できなかったが、明治維新後は入学が許可された。
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諸藩の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 15:02 UTC 版)
諸藩でも普請奉行職が置かれたが、筑後柳河藩のように普請役と呼称される場合や越後長岡藩のように普請奉行を統括する非常置の普請大奉行職を置く場合もあった。 戸田氏時代の美濃大垣藩では人員3、4人。
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諸藩の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:16 UTC 版)
会津藩・大垣藩・米沢藩・肥後藩など、諸藩にもこれらの役職を置く藩が存在した。会津藩では2名、大垣藩では5から8名置かれており、人数は藩や時代により様々であった。 中老・番頭・組頭より格下の藩士から選ばれる藩や米沢藩のように武鑑で用人として掲載される藩もあれば、会津藩のように家老・若年寄・奉行に次ぐ重職で、家老候補である藩も存在した。肥後藩でも、家老・中老に次ぐ重職(大奉行と並んで)とされ、目付・横目を配下に収めた。これらのように、藩によって同じ役職名でも位置づけが異なっていた。 一方で柳河藩のように当初、大目付役が存在したが専横を振るったので廃止になった藩もあれば、長州藩や仙台藩のように大目付職が存在しない藩もあった。
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