西川秋次とは? わかりやすく解説

西川秋次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 00:56 UTC 版)

西川 秋次(にしかわ あきじ、1881年12月2日 - 1963年9月13日)は豊田佐吉の片腕として豊田紡織廠の設立及び経営に活躍した人物である。秋次は失意の豊田佐吉の渡米にひとり同行し、アメリカ滞在を支えた。


  1. ^ a b c d e f 西川田津「西川秋次の思い出」[要ページ番号]
  2. ^ a b 宮地治夫「小説 西川秋次の生涯」 財団法人西秋奨学会[要ページ番号]
  3. ^ a b 田中忠治「豊田佐吉傳」 豊田佐吉翁正傳編纂所[要ページ番号]
  4. ^ 小栗照夫「豊田佐吉とトヨタ源流の男たち」 新葉館出版[要ページ番号]
  5. ^ 東和男「創世期の豊田と上海」 時事通信社[要ページ番号]
  6. ^ 財団法人西秋奨学会編「40年の軌跡」[要ページ番号]


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西川秋次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:46 UTC 版)

豊田佐吉」の記事における「西川秋次」の解説

トヨタ豊田)は大番頭というべき優秀な人物多く輩出した岡本藤次郎石田退三神谷正太郎そして奥田碩らである。だが、彼らより以前佐吉支え佐吉夢の実現努力した大番頭と呼ぶにふさわしい人物がいた。それが西川秋次である。西川1881年明治14年12月2日愛知県渥美郡二川町三ツ家で西川重吉二男として生まれた浅子とは縁戚であった。 秋次は師範学校卒業2年間、奉公教師生活を務めたその後佐吉要望蔵前にあった東京工業学校(現 東京工業大学紡織科へ入学した卒業後、佐吉仕えた。だが、その直後から佐吉おとずれ大きな試練に、秋次も一緒に巻き込まれた。佐吉豊田織機株式会社(現 豊和工業)の常務取締役を、事実上解任された。失意の中、佐吉アメリカで永住する意思持って渡米することになった。この渡米唯一同行したのが秋次であった佐吉アメリカ滞在中、アメリカ織機より自分つくった織機の方が優れている確信したまた、ニューヨークで高峰譲吉博士会いアドバイスを貰うとより自信深めた。彼は翻意し、帰国することにした。佐吉帰路ヨーロッパ回り、8ヶ月程の外国滞在下関へ船で帰ってきた。しかし、秋次はアメリカ残った佐吉特許織機そして経済環境調査するように言われ2年5ヶ月にも及ぶアメリカ滞在となった。 秋次が帰国するや、佐吉藤八結婚話を決めた相手藤八隣家石川又四郎の娘・田津であった。秋次と田津新婚生活は、佐吉家族と同じ工場の中であった佐吉田津を呼ぶ時、親しみ込めて「おたつさ」と呼んだその後佐吉と秋次の活躍舞台上海へ移って行く。 秋次は国内での仕事中心である佐吉代わり上海豊田紡織廠での実質的な経営者として佐吉支え続けた1930年昭和5年)に佐吉亡くなった後は、佐吉夢の実現成功させようと、ひたすら頑張った。秋次は喜一郎が自動車製造乗り出した時、「喜一郎さん、上海から出来る限り支援をします」と言った伝えられている。彼は大大将・佐吉の夢、息子・喜一郎の夢を支え続けた

※この「西川秋次」の解説は、「豊田佐吉」の解説の一部です。
「西川秋次」を含む「豊田佐吉」の記事については、「豊田佐吉」の概要を参照ください。

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