街の人たちとロボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 06:17 UTC 版)
「ろぼっ子ビートン」の記事における「街の人たちとロボット」の解説
うららちゃん 声 - 小山まみ マーちゃんと同い年の美少女。長い髪をポニーテールにして大きなリボンであしらっている。 両親は仕事の都合で海外に住んでいる。ガキオヤジの家で暮らすことになったために引っ越してきた。ガキオヤジを「おじさま」と呼んでいるが、ガキオヤジが彼女の親戚なのか知人なのかまでは明らかにされていない。ネンネンに興味を示したマーちゃんに嫉妬したことがある。 ノーベルさん 声 - 市川治 近所に住む町の発明家。マーちゃんの依頼でビートンを組み立てた。ビートンに余計な部品などを組み込んで感情などを持たせた張本人。そして修理できる唯一の人物でもある。 ガキオヤジ 声 - 永井一郎 近所に住むいじめっ子のガキ大将だが中年男性。子分のガキレンジャーをひきつれている。語尾に「・・・だぞい。」という独特の言い回しをする。幼少の頃から常に同一のデザインの赤いフリッツヘルメットを被っており、軍服にマントといういでたちで、丸眼鏡をかけチョビ髭を生やしている。うららを溺愛しており、ネンネンを分解したがっている。ビートンや正男のライバルであり、しょっちゅうケンカばかりしているが、ビートンを助けたこともある。ビートンに対抗してブリキンを作った。毎回番組最後に「今週の教訓」を講談調で語る。後期にはお鍋を叩いて「今週の教訓…分かった人は手を挙げてーっ!」で締める。実は超大金持ち。うららは「おじさま」と呼んでいるが、うららの両親が来たときにはよそよそしい他人行儀なやりとりをしていたことから、親戚縁者、はたまた知人なのか、真相は分からずじまいのままである。 赤いフリッツヘルメットを常に被る理由について、推察するエピソードがある。その真相は、最終話で明らかとなる。 ブリキン 声 - たてかべ和也 ガキオヤジがビートンに対抗して作ったロボット。「ドイツ製」と語られているので作ったというよりは輸入して組み立てたようである。ビートンよりもはるかに巨大で無骨な外観、怪力(馬力)を誇る。高性能を謳っていたはずだが、知能レベルは低い。ドイツ製であるゆえ、当初は日本語を話せなかった。ビートン同様脚部を収納してロケット推進で空を飛べる。幼年・少年誌に掲載された漫画版では何故か足首のみを収納して複列ロケット噴射していた。 ビートンを可愛いロボットに惚れさせて手玉に取るハニートラップ作戦をガキオヤジが掲げた際、一時女装改造(変装)させられていた。この時に日本言語のユニットを装着され、日本語を話すことができるようになった。日本語を話せるようになってからの一人称は主に「ボクちゃん」である。女装改造の後遺症で、たまにオネエ言葉を発することがある。ビートンとはいつもケンカしているが、実は仲良しのケンカ友達。他にも優しい一面を覗かせるエピソードがいくつかある。 ネンネン 声 - 平井道子 第24話「ネンネンは裸でごめんネ」から登場した美少女ロボット。マリリン・モンローをモチーフとした、お色気を意識したデザイン。アメリカからやってきた。空を飛ぶことも可能。 紅く染まった唇や色っぽい目つきが特徴的。頻繁に裸になるシーンが多く、乳房や乳首も描写されている。普段はパンティが見え隠れするマイクロミニのセーラー襟のワンピースに真っ赤なブーツ、休むときにはベビードールを着用。 持ち歩いている大きなトランクは、ネンネンを収納できるサイズ。身を丸くして休むこともでき、開くとシャワールームにもなる。シャワーや水浴びが大好きで、いつでもどこでも服を脱ぎ捨てて裸になり行水をするため、ビートンやブリキンをはじめ、人間のマーちゃん、ガキオヤジたちもどぎまぎしてしまう。左腰についているスイッチを押すとパンティが消え、お尻の右側にある注入口にエネルギー補給機を挿入し補給する。スーツケースに保管されていたが、機動性を考えてビートンが預かり、お腹の引き出しに収納している。補給の際、「早く〜」「とっても気持ちいいわ〜ん」と妙に艶かしい発言をする。 なお、中盤から登場するお色気キャラクターの推敲にあたって、作画の安彦およびスタッフ数人が近所のストリップ劇場に視察に行った。後にそのことがバレ、女性スタッフから冷遇されたという。 ガキレンジャー〔ゴマスリ、ポカ、ナニヤラ〕 声 - 鈴木清信(ポカ)、麻上洋子(ゴマスリ)、水鳥鉄夫→千葉繁(ナニヤラ) ガキオヤジがひきつれている三人組。三人とも普通の小学生の男子である。ガキオヤジを「おやじ様」と呼ぶ。
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