蓬莱大附属高校の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:31 UTC 版)
「送球ボーイズ」の記事における「蓬莱大附属高校の人物」の解説
全国レベルの実力を持つ県王者。偏差値も高く、推薦制度はない。 兎耳山 拓斗(とみやま たくと) 男子ハンドボール部の1年で、お調子者で直情径行型の、二枚目の少年。169センチメートル。64キログラム。右利き。10月4日生まれの天秤座。血液型はA型。ポジションは右サイド。ハンド歴は物心が付いた時から。好きなものはハンドボール、柑橘類。苦手なものは飛行機、外国人。趣味は女装(最近目覚めた)。 ムササビシュートを得意とするが、受け身を取るのは苦手。それが原因で脱臼していたため、半身テーピングだらけになっている。栄都にムササビシュートを教えた張本人であり、ムササビシュートで自分よりも先に目立ってしまった彼をライバル視している(ただし、兎耳山本人が変装《女装》していたために、栄都がそれに気付いていたかは判明してない)。元のポジションは左サイドで、全日本ジュニア選抜メンバーに選出され、試合経験を持っているものの、そこで世界の厚い壁に阻まれ全く通用しなかったことで、右サイドに転向し、ムササビシュートを習得した過去がある。栄都とは遠い親戚(再従兄弟に当たる)。 黒足袋 英明(くろたび ひであき) 男子ハンドボール部主将。2年。180センチメートル。ポジションはセンター。全国屈指の実力者であり高校ベストセブン選抜メンバーに選出されている。卓越した動体視力と優れた大局観、鍛え上げられた彫刻のような肉体を併せ持ち、攻守で圧倒的な存在感を放つ。性格は自己中心的かつ示威的で、自分以外の選手をハンドボール王国富山の臣民、自身をその王と称するなど尊大な態度を見せる。後輩使いも荒っぽいが人を惹きつけるカリスマを持ち合わせている。凪が自身に匹敵する「目」を持つことを感じ取り、同じ領域で争えるライバルと認識している。 島尻 颯(しまじり はやて) 男子ハンドボール部1軍。1年。159センチメートル。ポジションは左サイド。ハンドボールが盛んな沖縄県出身で、寒いと方言が抜けなくなる癖がある。寒さに弱いため試合でもスロースターター。身長は栄都より低いが瞬発力に長けており、上下の高速フェイントから相手の下を潜るような突破を得意とする。守備側にとっては咄嗟に止めようとすると腕が首にかかってしまう(相手の首への違反は退場などの重大な罰則が与えられる)ため非常に守りづらく、相手に首を刈られることが多いため『首狩りハヤテ』の異名を持つ。 川口 マクシミリアン(かわぐち マクシミリアン) 男子ハンドボール部副主将。2年。195センチメートル。ポジションは右45°。ドイツ人とのハーフ。眼鏡を掛けた長身で、細かい性格。襟の無い服を人前で着る」こと、そばを啜る音を嫌う。堅実なプレーと、優れた判断、分析力を持っているが、その性格故に兎耳山とは反りが合わない。愛称はマックス。 蛇神(へびがみ) 男子ハンドボール部マネージャー。偵察行為に訪れていた女装中の志熊を、ファンの女性と勘違いして追いかけ回そうとした。歯に衣着せぬ物言いをしたため、黒澤に窘められる。 黒澤 鉄人(くろさわ てつひと) 火鼠高校ハンドボール部をインターハイ出場に導いた名監督だったが、人事異動により蓬莱大附属高校男子ハンドボール部顧問となっていた。後に教え子だった宮口竜哉を火鼠高校に派遣する。『送球小僧』にも登場しているが、『送球小僧』の設定によると身の上に不幸があった影響で、全身白髪頭になってしまっていた。喫煙家で、体育館内でも火をつけずにたばこを咥えている。病気を患っているため、弟子の宮口には早くコーチを辞めて欲しいと思われている。柔道有段者。
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