船玉

デジタル大辞泉

ふな‐だま【船玉／船霊／船^▽魂】

読み方：ふなだま

１ 航海の安全を守る神。住吉神(すみのえのかみ)・水天宮・金比羅権現などで、そのお札を船内に貼る。

２ 漁船の守護神として信仰されている神霊。新造のとき、船大工が女性の毛髪や人形(ひとがた)・さいころ2個などを船の中央の帆柱の下などに、神体としてはめ込む。

世界宗教用語大事典

ふなだま 【船霊・船玉・船魂】

日本で船の守護神。広く漁民に信仰され、嵐や大漁をチンチンと鳴いて知らせてくれるとの伝説がある。多く船大工が管掌し、新造船の船下しの直前に船にこめる。その神体は男女の人形・銭十二文・さいころ・女の毛髪・化粧品など。または住吉大明神や金毘羅神・大日如来などを船霊神として祀る場合もある。船神。

隠語大辞典

船玉

読み方：ふなだま

1. 女の陰部のこと、船の形をした玉（大切な宝）の意。
2. 船霊のことで、これは船の守本尊として、秘語では女陰のこと。「船玉の上まで針医なでおろし」。〔風流〕

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地名辞典

船玉

読み方：フナダマ（ｆｕｎａｄａｍａ）

所在 茨城県筑西市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

船霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/13 03:33 UTC 版)

船霊（ふなだま）とは、海の民が航海の安全を願う神。船魂、船玉とも表記する。また、地方により、フナダマサン、フナダンサン、オフナサマ、船玉明神、船霊神、船神など、様々な呼称がある。

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「船玉」の例文・使い方・用例・文例

• 風船玉を突き刺す.
• 風船玉という玩具